Cinebench(シネベンチ) R23のダウンロード方法と使い方を解説!

ベンチマークテストの実行ができるCinebench(シネベンチ)のR23は、簡単にパソコンのスペックなどのスコアを確認できます。この記事ではCinebench(シネベンチ)のバージョンR23のダウンロード方法と使い方を解説します。

Cinebench(シネベンチ) R23のダウンロード方法と使い方を解説!のイメージ

目次

  1. 1Cinebench(シネベンチ) R23のダウンロード方法と使い方
  2. Cinebench(シネベンチ) R23とは
  3. Cinebench(シネベンチ) R23のダウンロード方法
  4. Cinebench(シネベンチ) R23の使い方
  5. 最後に

Cinebench(シネベンチ) R23のダウンロード方法と使い方

CPUやGPUの性能が自分が想定しているスコアになっているかチェックしてみたい、他のCPUの性能とどれくらい違うのか比較をしてみたい、と思ったことはありませんか。

Cinebench(シネベンチ) R23とは

そんなときに便利なソフトにCinebench(シネベンチ)というものがあります。

CPUのスコアをテストできる無料ベンチマークソフト

Cinebench(シネベンチ)とは、パソコンのCPUのスコアをテストすることができる、無料のベンチマークをソフトを指します。

CPUの性能が分かればハードウェアの性能の評価も分かるため、特に自作PCを利用している人は必要に思っている人も多いかと思います。思ったようにスコアが伸びないという場合にはCPUなどの交換の指標にもなりますしね。

無料といいつ性能も高いため、無料でこれだけのことができるソフトだということで利用している人も多いです。

Cinebench(シネベンチ) R23のダウンロード方法

そんな無料ソフト Cinebench(シネベンチ)には色々なバージョンがありますが、2021年12月現在の最新バージョンはR23となっています。

そのCinebench(シネベンチ)R23のダウンロード方法としては、MAXON公式サイトから直接PCにダウンロードする方法と、各OS(WindowsやMac)のアプリストアからダウンロード/インストールする方法があります。

どちらの場合も利用できる機能としては同じですので、使いやすいと思う方を使ってみてください。それぞれのCinebench(シネベンチ) R23のダウンロード方法は次に記載しますので、どちらか選んで利用してください。

公式サイトからPCにダウンロード

まずはCinebench(シネベンチ)をMAXONの公式サイトからPCにダウンロードする方法からしていきます。まずは下記リンク先へアクセスしてください。

Cinebench Release 23 Installers
「CINEBENCH R23 OFFLINE INSTALLER」をクリック

「CINEBENCH R23 OFFLINE INSTALLER」をクリックしてください。

OSに合ったものをダウンロード

Windows版とMac版それぞれが選択肢としてあります。OSにあったCinebench(シネベンチ)をクリックしてダウンロードをおこないましょう。

Zipファイルを展開

ダウンロードしたCinebench(シネベンチ)のZipファイルを展開してください。

展開が完了したらOK

Cinebench(シネベンチ)のZipファイルの展開が完了したら、Cinebench(シネベンチ)のダウンロードが完了します。

アプリストアからPCにダウンロード

次にアプリストアからPCにCinebench(シネベンチ) R23をダウンロードする方法の説明に移ります。Cinebench(シネベンチ)のR23にはWindows版とMac版があります。アプリ版の場合もどちらも無料で利用可能です。

リンクはそれぞれ下記のとおりですので、自身のパソコンのOSに合った方へアクセスしてください。

‎「Cinebench」をMac App Storeで
Cinebench を入手 - Microsoft Store ja-JP
「入手」をクリック

ここではWindows版の場合の、アプリストアからダウンロードする方法を説明します。「入手」をクリックしましょう。

「Microsoft Storeを開く」をクリック

上記のようなポップアップが表示されますので「Microsoft Storeを開く」をクリックしてください。

「入手」をクリックする

Microsoft StoreアプリのCinebench(シネベンチ)の画面が起動します。「入手」をクリックしてCinebench(シネベンチ)をダウンロードしてください。

Cinebenchのダウンロード(インストール)完了

上記の状態となればCinebench(シネベンチ)のダウンロード/インストールが完了します。

公式サイトからダウンロードの場合はインストール不要

「Cinebench.exe」を起動

なお、Cinebench(シネベンチ)のアプリストア版の場合はインストールをおこなう形式になるため、パソコン内にダウンロードすると同時にインストールもおこなわれますが、公式サイトからのダウンロードをした場合はインストールは不要です。

公式からダウンロードしたCinebench(シネベンチ)は「Cinebench.exe」を開けば利用することが可能なので、インストールせずにスタンドアロンソフトとして使いたい場合は公式からのダウンロードをおこなってください。

Cinebench(シネベンチ) R23の使い方

さて、Cinebench(シネベンチ) R23のダウンロードやインストールが完了したところで、Cinebench(シネベンチ) R23はどのような使い方をするのか、基本のものだけでなく、応用的な部分まで触れていきます。

基本的な使い方

Cinebench(シネベンチ)の使い方ですが、アプリストアからインストールした場合はスタート画面などから、公式からダウンロードした場合は前述した実行ファイルから起動してください。

「Accept」をクリック

初回起動時上記のようなソフトウェア使用許諾契約の画面が表示されますので、「Accept」をクリックして同意して進みましょう。

パソコンのスペック情報

Cinebench(シネベンチ) R23のメイン画面が表示されれば使うことが可能になります。左側中央あたりの「Your System」の部分には、パソコンのスペック情報が表示されています。

マルチコアのベンチマークテストの実行

CPU (Multi Core) ではCPUのMulti Core(マルチコア)のベンチマークテストが可能です。

シングルコアのベンチマークテスト

また、CPU (Single Core)ではCPUのSingle Core(シングルコア)のベンチマークを実行することができます。

テストしたい方の「Start」ボタンをクリック

Cinebench(シネベンチ) R23でのベンチマークテストはCPU (Multi Core)もしくはCPU (Single Core)の横の「Start」ボタンからおこなうことができます。

画像の描画が開始される

「Start」をクリックすると、Cinebench(シネベンチ) R23でのスコアのベンチマークテスト/測定ができます。画面の描画が始まるため、終わるまで待機しましょう。

ちなみに、Cinebench(シネベンチ)以外で起動している他のソフトがあると、その分Cinebench(シネベンチ)で測定できる値が少なくなる可能性が高いです。

そのため、Cinebench(シネベンチ) R23でのテストの際はCinebench(シネベンチ) R23以外に開いている他のソフトはすべて閉じておくことをおすすめします。ですので、

測定にかかる時間

Cinebench(シネベンチ) R23での性能測定の時間は左上の部分で確認できます。画像の描画は1回だけではなく、何度か繰り返される描画にかかる時間になっているため、終わるまでの目安として活用してください。

測定完了

画像の描画が完了するとCinebench(シネベンチ) R23でのテストが完了します。

スコアポイント

Cinebench(シネベンチ)で測定したスコア/性能については右上にスコアポイント(pts)で表示されますので確認してください。

他のCPUとの比較

他のCPUとの比較もできますので、合わせてチェックしておきましょう。

応用編

Cinebench(シネベンチ) R23は前述した通りの使い方になりますが、テスト時間の変更などが可能ですので、それらの設定をしたい場合は以降の部分を参考に設定してみてください。

「File」をクリック

Cinebench(シネベンチ) R23で実行時間の選択などをしたい場合は、ウィンドウ左上にある「File」をクリックしてください。

「Advanced Benchmark」をクリック

「Advanced Benchmark」をクリックしてチェックを入れましょう。

「Minimum Test Duration」が追加される

テスト項目の中に「Minimum Test Duration」が追加されます。

テスト時間を選択できる

選択できる項目は「Off」「10分」「30分」の3つです。標準の設定は「10分」で、「Off」にすると1ループでベンチマークテストが完了します。

「Preference…」をクリック

その他お好みのテスト環境設定をしたい場合は「Preference…」をクリックしてチェックを入れてください。

「CPU (Multi Core)」利用時のCPUスレッド数の変更

「Render Threads」では「CPU (Multi Core)」利用時のCPUスレッド数の変更が可能です。より詳細なCPU性能のテストをしたい場合におすすめです。

最低実行時間の設定

また、「Custom Minimum Test Duration」では最低実行時間の設定が可能です。安定性評価のために長時間のテストをしたいときにおすすめです。

最後に

無料で利用できるベンチマークソフトであるCinebench(シネベンチ) R23は、無料でPCの性能のチェックをすることができます

利用しているパソコンのスペック確認のために利用するには十分なソフトですので、Cinebench(シネベンチ) R23をダウンロード/インストールしてぜひ利用してみてください。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。