2023年09月04日更新
Kindleストア(Amazon)とは?特徴や使い方・メリットを解説
世界中で利用されているAmazonは、電子書籍の販売をするKindleストアも運営しています。電子書籍をよく読む人には特におすすめのKindleストアとはどういった特徴を持ったサイトなのか、Kindleストアの使い方や利用のメリットを解説していきます。
目次
- 1Kindleストア(Amazon)とは?
- ・Kindleストア(Amazon)とは何?
- ・Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)とは
- 2Kindleストア(Amazon)の特徴
- ・セールが日常的に開催されている
- ・紙の本との値段比較ができる
- ・クーポンなどの割引がある
- ・取り扱い数が多い
- ・Kindle本用の専用の電子書籍リーダーがある
- ・Amazonポイントを使って購入可能
- 3Kindleストア(Amazon)のメリット
- ・プライム会員はPrime Readingで無料で本が読める
- ・中古本も探せる
- ・紙よりも安い
- ・AlexaでKindle本の読み上げも可能
- ・本棚がなくてもたくさんの蔵書を持てる
- ・デメリットは?
- 4Kindleストア(Amazon)の使い方
- ・Kindleアプリをダウンロードする方法
- ・Kindleストアへのアクセス方法
- ・本を検索する方法
- ・本を購入する方法
- ・購入した本を読む方法
- ・最後に
Kindleストア(Amazon)とは?
Amazonでは様々なサービスが展開されています。ショッピングサイトとして利用している人が多数を占めるでしょうが、他にも音楽を楽しんだり、動画/映像を楽しんだりと、ショッピング以外の使い方/楽しみ方をしている人も増えてきています。
Kindleストア(Amazon)とは何?
そんなAmazonのサービスの1つにKindleストアがあります。
Amazon.co.jpが運営している電子書籍ストア
Kindleストアとは、Amazonが運営している電子書籍のストアです。電子書籍はスマホやタブレット端末等があればどこでも読書を楽しむことができる、本棚を持ち歩くことができるようなものです。
Kindleストアはそういった電子書籍の試し読みや購入などをすることができ、使い方も簡単なので自身のスマホやタブレットを本棚にするような形で読書を楽しむことができるのがポイントのサービスと言えるでしょう。
雑誌/漫画/日本文学/外国語など色々な電子書籍を販売
Kindleストアで読むことができる電子書籍のジャンルは多岐にわたります。雑誌や漫画、日本文学、外国語などがその一例です。
漫画や小説であれば趣味で楽しむという人もいるでしょうし、趣味ではなく自己研鑽のために外国語などを学びたい、という人もいるかと思います。
Kindleストアはそんな幅広い人が利用することができるよう、様々なジャンル/種類の電子書籍が用意されています。
Amazonのアカウントがあれば利用可能で、プライム会員となることで、Kindleストア内にある無料で読める作品が増えることもあり、Amazonのサービスを使えば使うほどより楽しめるサービスと言えるでしょう。
Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)とは
なお、KindleにはKindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)というものもあります。これはKindleストア内の多くの作品を、月額980円(税込)で読み放題にできるサブスクサービスです。
Amazonのプライム会員の読み放題よりもその範囲は広くなり、漫画や小説、雑誌、啓発本などKindle Unlimitedの対象となっているものであれば無料で読むことができるようになります。
読み放題の対象となる作品は増減しますが、Kindle内に読みたい本がたくさんあるということであれば契約して利用してみることをおすすめします。
Kindle Unlimitedの特徴とはどういったものかについては下記の表にまとめていますので確認してみてください。
Kindle Unlimitedの特徴 | ||
---|---|---|
料金(税込) | 980円/月 | |
無料体験期間 | 30日間 | |
読めるタイトル数 | 200万冊以上 | |
同時保持可能冊数 | 20冊 | |
読み放題ジャンル |
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料金支払い方法 |
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Kindleストア(Amazon)の特徴
電子書籍を販売しているところは様々ありますが、AmazonのKindleストアの場合はどういった特徴を持っているのか、その説明に移ります。
セールが日常的に開催されている
Kindleストア日常的に何かしらのセールが開催されています。紙の本だと割引された本を購入できる機会はかなり少ないですが、電子書籍の場合はそういったセールを利用し、割引価格でお得に本の購入が可能です。
Kindleストアではそういった機会が多く、定期的なものだと日替わりセールや週替わりセールなどが開催されています。
その他にも、ジャンルでのセールや出版社でまとめておこなわれるセールなどもありますので、Kindleストアを日常的にチェックしていると自分が欲しかった漫画などを安く購入することもできるかもしれません。
紙の本との値段比較ができる
KindleストアはAmazonのストアの中にあるものです。そのため、Kindleストアからも紙の本の値段のチェックが可能というのはKindleストアの特徴の1つと言えます。
紙の本で購入したい、電子書籍がいいというこだわりがある人は比較の必要がないかもしれませんが、そうでない人の場合、紙の本と電子書籍とで値段の比較をして、どちらがよりお得かを確認して購入できるのは嬉しい点と言えるでしょう。
クーポンなどの割引がある
Kindleストアには割引クーポンがあるのも特徴です。2023年7月現在、初めてKindle本の購入をする場合、下記リンク先にあるクーポンを利用すると、初回利用時に70%OFFになります。
割引価格は1,000円までですが、そういったクーポンがあるということは覚えておくとよりお得にKindleストアで電子書籍の購入可能です。また、前述したセールなどで直接的な割引があるのも特徴と言えます。
取り扱い数が多い
Kindleストアは、電子書籍のシェア率はかなり高く、取り扱われているタイトル数もとても多いです。そういった利点からKindleストアをよく利用しているという人も多いくらいです。
海外の書籍やあまり他の人が読まないような専門書など、マイナーなものに関しては電子書籍で取り扱っていないサイトも多く、実はKindleストアでしか配信されていない、ということも少なくありません。
そんな、他の電子書籍のストアでは見つからないものがKindleストアで見つかることも多いというのも特徴ですので、その点が気になるという人には特におすすめできるサービスと言えるでしょう。
Kindle本用の専用の電子書籍リーダーがある
Kindleストアで購入した本はKindleアプリを利用すれば電子書籍を見ることはできます。しかし、専用の電子書籍のリーダー/端末があり、それを利用することでよりKindleストアの電子書籍が読みやすくなるのです。
Kindle専用のリーダー/端末は、Kindle本を長時間読むことにも特化した目に優しいE-インクを利用しているため疲れづらいようになっています。
端末そのものも軽量化されているため、電子書籍をタブレットなどで読む際に気になる手などへの負担も気にしなくて済みます。
小説など文字を追う必要がある書籍をKindleストアで購入することが多い人には、この専用端末があるという部分もまた嬉しい特徴と言えるでしょう。
Amazonポイントを使って購入可能
Amazonで買い物をする人などは、その際にAmazonポイントが獲得できます。AmazonポイントはAmazonでの商品購入に利用でき、それはAmazonの商品にふくまれるKindle本も該当します。
Amazonの貯まったポイントをどう使うかは人それぞれですが、なかなかクレジットカードなどで支払ってまで読もうと思わないという人でも、Amazonポイントであれば購入しようかと考える人には嬉しい点でしょう。
もちろんKindle本の購入でもAmazonポイントが入手できますので、本の購入で得たポイントを本の購入に利用する、という方法も可能です。
Kindleストア(Amazon)のメリット
Kindleストアの特徴は前述したとおりですが、その特徴も踏まえたメリットについても触れていきます。
プライム会員はPrime Readingで無料で本が読める
Amazonにはよりサービスを便利に利用できるプライム会員というサービスがあります。月額600円、年払いだと5,900円で利用できるもので、配送料無料など様々な便利なサービスが付帯するもので、利用している人も多いです。
このプライム会員になるとPrime Readingで無料でKindleストアの電子書籍を読むことができるというメリットがあります。
前述したKindle Unlimitedより無料で読めるタイトル数は少ないですが、それでもKindleストアの本を購入することなく読めるため、すでにAmazonプライム会員に登録している人は追加料金無しで無料で対象の本を読んでみてください。
なお、AmazonプライムのPrime Readingの特徴とはどういったものかについては下記の表にまとめています。
Prime Readingの特徴 | ||
---|---|---|
料金(税込) | 600円/月(年間5,900円) | |
無料体験期間 | 30日間 | |
読めるタイトル数 | 1,000冊以上 | |
同時保持可能冊数 | 10冊 | |
読み放題ジャンル |
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料金支払い方法 |
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その他の利用 可能サービス |
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中古本も探せる
KindleストアはAmazonのストアのうちの一部と前述しましたが、それもあって紙の中古本もKindleストアで探すこともできるという点もメリットと言えるでしょう。
紙の本は販売されていてもも電子書籍版が販売されていないもの、絶版になっていてすでに紙ですら探せないものなどでも、KindleストアでAmazonのマーケットプレイスに出品された中古本を表示してくれるのです。
Kindleストア上では電子書籍版がない場合は紙の本の販売価格が、売り切れや絶版などの場合は中古本(紙)の価格が表示されます。
Kindleストアで読める電子書籍とは少し毛色が違うメリットですが、そういった部分もあることは認識しておくとよいでしょう。
紙よりも安い
Kindleだけに限ったことではないですが、電子書籍は紙への印刷がない分、紙よりも安く購入することができます。これはKindleストアの電子書籍にも言える点で、電子書籍そのもののメリットとも言えるでしょう。
AlexaでKindle本の読み上げも可能
Kindleストアで購入した電子書籍は、Amazonが販売しているスマートスピーカー「Alexa(アレクサ)」に対応しています。
AIアシスタントが検索をしたり家電の操作をしたりと、音声入力に反応して様々なことをおこなってくれるAlexaは、Kindle本の読み上げ機能にも対応しています。
Alexaの読み上げ対象となっているものしか利用できませんが、文字を目で追う時間がなくても音声で何かをしながら聞くということができます。子どもへの読み聞かせにも使えるため、このメリットはAlexaを持っている人は是非活用してほしいものです。
本棚がなくてもたくさんの蔵書を持てる
Kindleストアで購入した漫画などは、Kindle内にある仮想本棚に保管することになります。自身の家に本棚がない、本棚がいっぱいでこれ以上漫画などの本を置けない、というような場合にも、Kindleストアを利用すればそれを気にすることはありません。
それでなくても紙の本はかさばるため、本を買えば買うほど本棚が必要になります。本棚の購入にはお金も場所も必要となります。
しかし、Kindleストアでは本棚を持つこと自体端末があれば可能で無料ですし、紙でない分かさばることもありません。
同時に端末内に所持することができる冊数は決まっていますが購入できる冊数に上限はないため、ネット上の本棚に好きなだけ本を置いておけるというのも、Kindleストアのメリットと言えます。
デメリットは?
漫画などの多くの本の本棚としての役割やAmazonポイントの利用ができる点などを含めた多くのメリットがあるKindleストアですが、いくつかデメリットも存在しています。
Kindleストアには様々な本がありますが、幅広く配信されてはいるものの、その分Kindleの本棚に置ける特定のジャンルという点ではデメリットになることも少なくありません。
特に漫画などは、漫画に特化した電子書籍サービスがあり、そちらのほうがポイント還元率などのメリットが多いことも少なくありません。
幅広いジャンルを楽しみたいのであればKindleストアがおすすめですが、漫画を中心に読みたい場合はKindleではなく別のサービスの利用をおすすめします。
また、端末によってはKindleストアのアプリからの書籍の購入ができません。iPhoneがその例で、Androidでは書籍購入ができるのにiPhoneのKindleストアアプリではできないようになっていました。現在はAndroidでもアプリから購入できないようになっています。
書籍の購入はKindleストアをブラウザで開いておこなう必要があるため、その点が気になる人にはデメリットになることもあります。
Kindleストア(Amazon)の使い方
Kindleストアは使い方が分かれば簡単に利用可能です。実際のKindleストアの使い方は次に説明していますので、それぞれ確認してください。
Kindleアプリをダウンロードする方法
Kindleストアの使い方ですが、Kindle本を読むためにはKindleアプリの利用が必要です。そのため、PCもスマホもKindleアプリをインストールする必要があります。
PCの場合は下記リンク先の「デスクトップはここから PC&Mac」の部分からインストーラーをダウンロードし、そのインストーラーを起動して、端末内にKindleアプリをインストールしましょう。アプリは無料で利用可能です。
Androidのスマホやタブレットの場合は下記リンク先からKindleアプリのインストールをおこなってください。Androidのアプリも無料でインストールできます。
また、iPhoneの場合は下記リンク先からKindleアプリのインストールをおこないましょう。iPhone用のアプリも無料でインストール可能です。
Kindleアプリを利用したい端末へのインストール後、KindleアプリでAmazonアカウントにサインインすれば準備完了です。
Kindleストアへのアクセス方法
Kindleストアへのアクセスは端末の種類に関わらずブラウザを経由する必要があります。前述したように、Kindleアプリでは漫画などの書籍購入ができないためです。それを前提とした使い方を説明します。
まずは下記リンク先からKindleストアにアクセスします。Amazonのトップページからでも、「三」マークからメニューを開き、そこからKindle本の項目を開くことでアクセスすることもできます。
本を検索する方法
Kindleストアでの検索の使い方ですが、Kindle本の購入をする場合はKindleストアを利用しましょう。Kindle本の検索はキーワードを入力して検索するのがいいでしょう。
キーワード検索の使い方ですが、画面上部にある検索欄からおこなうことができます。作品タイトルや著者名などで探したい対象を検索してみましょう。なお、Kindle Unlimitedの場合は、スマホやタブレットであればKindleアプリから検索・ダウンロードが可能です。
本を購入する方法
検索した本の購入方法ですが、購入したい本を選択して「Kindle版(電子書籍)」を選択します。支払い方法は前述したように、Amazonのポイントなども利用可能です。Amazonポイントなど任意の支払い方法を選択して「注文を確定する」を押しましょう。
Kindleストアでの購入後、Kindleアプリを確認すると「ライブラリ」に購入した電子書籍が追加されます。
購入した本を読む方法
購入した本は、Kindleアプリから読むことができます。Kindleアプリ内の「ライブラリ」に表示された本を押すと、その本のダウンロードが始まります。ダウンロードされた電子書籍のデータは端末内に保管されるため、ストレージ容量には注意が必要です。
Kindle本を読む場合の使い方ですが、画面のスワイプでページを繰ったりするなど、他の電子書籍を読むときと変わりません。
最後に
Amazonの電子書籍を購入できるKindleストアは、幅広いジャンルの本を購入でき、それをKindleアプリで読むことができます。Kindle本の購入の支払い方法にはクレジットカードの他Amazonポイントも充当可能で、Kindleアプリの使い方も複雑なものはなく利用しやすいです。
Kindleストア内の本も、Prime ReadingやKindle Unlimitedを利用すれば無料で読めるものも増えるため、そういったサブスクサービスも併用しながらKindleストアを使ってみてください。