便利なコミュニケーションツールであるLINEは日常的に使っている方も多いのではないでしょうか。LINEで友達を追加する際にID検索をよく使いますが、規定回数ID検索をすると制限がかかってしまいます。制限がかかってしまった場合の対処法や防止策について解説します。
LINEはチャットや通話、ビデオ通話の他にタイムラインも使える便利なコミュニケーションツールです。日常的によく利用される方も多いのではないでしょうか。
そんなLINEで友達を追加する際にID検索を利用する方がほとんどだと思いますが、実はLINEのID検索は規定回数を超過すると利用が制限されてしまうことをご存知でしょうか。
LINEのID検索の規定回数を超過してしまった場合の解除方法はあるのか、規定回数とは何回なのか、回避方法は?など、そういった疑問について解説していきます。
また、「LINEのID検索ができない」、「ID検索結果に友達が表示されない」といったこともあると思います。この場合はLINEの年齢認証が関係してきます。年齢認証についても解説していきます。
LINEのID検索は検索の規定回数を超過すると制限がかかります。LINEのID検索の規定回数の超過といっても、その規定回数とは何回なのでしょうか。実は公式にはその規定回数についての公表はありません。
一説では30分以内に5、6回のID検索をすると規定回数の超過となり、制限されてしまうようです。ですので、LINEのID検索で何度かIDを間違えて入力するだけでも規定回数を超過して制限がかかってしまいます。
LINEのID検索が規定回数を超過すると制限されてしまう理由は業者によるスパムメッセージを防ぐためです。業者が機械で割り出したランダムなIDで検索を何度もかけてLINEでスパムメッセージを送るということがあるので、それを回避するためにLINEではID検索に規定回数が設定されています。
それでLINEで短時間に規定回数を超過してID検索をすると、スパムと見なされて制限されてしまうのです。
また、LINEのID検索で利用制限がかかった場合は「規定の検索回数を超過しました。一時的にID検索機能をご利用いただけません」というメッセージが表示されます。
ちなみにスパムメッセージを防ぐには、上の画像のように「メッセージ受信拒否」にチェックを入れると、LINEの友達に追加している方以外からのメッセージは届かないので、ここにチェックを入れておきましょう。
ただし、新しく友達を追加する場合にこれをオンにしているとメッセージを受け取れないので、相手方から自分のIDを検索してもらう時にはオフにしておきましょう。
この設定はLINEの「友だち」タブの右上にある歯車のアイコンから設定メニューを開き、「プライバシー管理」をタップするとこの画面になりますので、チェックボックスにチェックを入れる、またはチェックを外す、という風に設定してください。
LINEでID検索が利用できない原因として、規定回数の超過だけではなくLINEのIDを設定していない可能性もあります。
LINEはIDを設定するのは利用登録をした後であり、設定をしなくてもLINEを利用できるため、IDを設定していないままのユーザーが実は多く存在しているのです。機種変更などでLINEを引き継ぐ際など、LINEのIDは必要になるので、していない方は今からしておきましょう。
LINEのIDを設定していない場合はもちろんID検索ができないので、これはID検索の規定回数の超過以前の問題です。自分だけではなく相手にIDを聞いた際にIDがないと言われたら、ぜひIDを設定するように言ってみましょう。
ただ、LINEの友達検索では電話番号での検索もできます。LINEでID検索ができないことを回避するには電話番号の検索も有効ですが、LINEのIDは設定しておいたほうがいいようです。
LINEのID設定はLINEの設定メニューからできます。
LINEの「友だち」タブの右上にある歯車のアイコンをタップして設定メニューを開き、設定メニューから「プロフィール」をタップして、その中にある「ID」という項目が「未設定」になっていればIDを設定していないことになるので、ここをタップしてIDを設定しましょう。ちなみにLINEのIDは一度設定すると変更はできませんので、ご注意ください。
LINEのIDは、既に使用されているものは設定できません。半角英数と半角記号の合計20文字で設定でき、使用できる記号は「.」と「-」と「_」のみです。
LINEのIDを設定したら、プロフィールでIDを確認できますが、念のためパスワードと併せて控えておきましょう。LINEアプリの不具合などで再インストールする場合や機種変更でログインする場合に必要になります。忘れないようにしましょう。
LINEでID検索が利用できない原因として一番大きいものが年齢認証です。LINEでは年齢認証をしないと18歳未満はID検索の利用を制限されてしまいます。
この制限を回避・解除するにはLINEで年齢認証をすることが重要です。こちらもID検索制限がかかる規定回数の超過以前の問題であり、LINEで年齢認証を済ませていればID検索はできるようになります。ぜひLINEで年齢認証を済ませておきましょう。
たとえ18歳以上のユーザーであったとしてもLINE内で年齢認証は済ませましょう。そうしないとLINEのID検索の利用を制限されてしまい、利用できません。
LINEのID検索の利用制限を回避・解除するためにも、LINEにログインをしたら年齢認証も忘れずにしておきましょう。
また、人気の格安SIMを利用しているユーザーはLINEでID検索をするために必要な年齢認証ができません。
これはLINEの年齢認証が三大キャリアであるドコモ・au・ソフトバンクと連携して行っているからであり、三大キャリア以外の格安SIMを提供する通信会社ではLINEで年齢認証ができない仕様になっているのです。このため、格安SIMのユーザーはID検索の機能を制限されており、回避・解除の方法は今のところありません。
ここまでLINEでID検索が制限されてしまう原因や回避・解除の方法があるのかを解説してきましたが、やはり一番大きい問題はLINEで年齢認証を行っていないことであり、これは自分だけではなく相手が年齢認証を行っていない場合も同様です。
相手がLINEで年齢認証を行っていない場合、ID検索をしても検索結果に表示されないのです。
相手からLINEのIDを伝えられてID検索をしても検索結果に表示されない際に正しいIDなのか再度聞いてID検索をするうちに規定回数を超過してID検索を制限されてしまうこともあります。
ID検索を2、3回試したところでダメだった場合は相手に年齢認証を済ませているのかを聞いてみてください。
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