Kindle本読み放題サービスには、Kindle Unlimitedとプライム会員用のPrime Readingがあります。そんなKindle Unlimitedとプライム会員向けのPrime Readingはどう違うのか、料金などを比較していきます。
Kindle本は、Amazonが提供している電子書籍です。そんな電子書籍が読み放題になるサービスにはKindle Unlimitedとプライム会員用のPrime Readingの2つの種類があります。
KindleUnlimitedとプライム会員用のPrime Readingは、そもそも漫画や小説などの読み放題のサービスという以外違いが明確なものです。簡単な違いの比較は下記の表にまとめています。
Kindle UnlimitedとPrime Readingの比較表 | ||
---|---|---|
Kindle Unlimited | Prime Reading | |
料金 (税込) |
月額980円 | 月額600円(年間5,900円)※プライム料金 月額300円(年間2,950円)※学生用 |
無料体験期間 | 30日間 | 30日間 ※学生用は6ヶ月間 |
利用可能ユーザー | Amazon会員 | プライム会員 ※特典の1つ |
読めるタイトル数 | 200万冊以上 | 1,000冊以上 |
同時保持可能冊数 | 20冊 | 10冊 |
読み放題ジャンル | 全28種類 | 全8種類 |
料金支払い方法 |
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その他の利用可能サービス | なし |
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Kindle Unlimitedは、Amazon会員であれば誰でも入ることができるサービスです。無料で読める漫画などの本の冊数も200万冊以上と多く、ジャンルも多岐にわたります。
それに対し、Prime Readingはプライム会員向けのサービスの1つで、追加料金無しにKindle本が読み放題になります。プライム会員としての月額600円もしくは年額5,900円の支払いがあれば、利用可能です。
Amazonの有料会員として月額もしくは年額の支払いが必要ですが、Amazonの配送料無料特典などが付帯サービスととしてついてきます。
漫画などの読み放題サービス自体にも、Kindle UnlimitedとPrime Readingにはジャンルなどにも大きな違いがありますので、そちらも比較していきます。
Kindle Unlimitedはそもそもが読み放題サービスですので、下記の通り無料で読み放題の対象となる冊数も圧倒的に多いです。
Kindle Unlimitedのジャンルごとの読み放題冊数 | |||
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ジャンル | 冊数 | ジャンル | 冊数 |
文学・評論 | 46,000冊以上 | 旅行ガイド・マップ | 8,000冊以上 |
人文・思想 | 51,000冊以上 | 語学・辞事典・年鑑 | 5,500冊以上 |
社会・政治 | 23,000冊以上 | 教育・学参・受験 | 17,000冊以上 |
ノンフィクション | 1,800冊以上 | 絵本・児童書 | 7,900冊以上 |
歴史・地理 | 17,000冊以上 | 漫画 | 56,000冊以上 |
ビジネス・経済 | 30,000冊以上 | ライトノベル | 14,000冊以上 |
投資・金融・会社経営 | 15,000冊以上 | ボーイズラブ | 8,500冊以上 |
科学・テクノロジー | 17,000冊以上 | ティーンズラブ | 8,200冊以上 |
医学・薬学 | 4,800冊以上 | タレント写真集 | 11,000冊以上 |
コンピュータ・IT | 6,600冊以上 | エンターテイメント | 4,800冊以上 |
アート・建築・デザイン | 14,000冊以上 | 楽譜・スコア・音楽書 | 1,400冊以上 |
実用・ホビー | 21,000冊以上 | 雑誌 | 16,000冊以上 |
スポーツ・アウトドア | 7,000冊以上 | アダルト | 56,000冊以上 |
資格・検定 | 1,700冊以上 | 洋書 | 6,000冊以上 |
暮らし・健康・子育て | 25,000冊以上 |
それに対しPrime Readingは、付帯サービスということもあって、Kindle Unlimitedと無料で読み放題対象の冊数を比較するとかなり少ないです。
Prime Readingのジャンルごとの読み放題冊数 | |||
---|---|---|---|
ジャンル | 冊数 | ジャンル | 冊数 |
小説・評論 | 50冊以上 | 漫画 | 180冊以上 |
ビジネス・経済 | 130冊以上 | 雑誌 | 170冊以上 |
趣味・暮らし | 70冊以上 | 洋書 | 570冊以上 |
絵本・児童書 | 5冊以上 | その他 | 140冊以上 |
また、Kindle UnlimitedとPrime Readingとではタイトル数も異なります。Kindle Unlimitedだと和書・洋書合わせて200万冊以上の本を読むことができます。
Prime ReadingだとKindle Unlimitedの読み放題対象のタイトルのうちの一部、数としては1,000冊以上を読むことが可能です。
Kindle本はKindleストアから端末にダウンロードして読むことができますが、Kindle Unlimitedの場合はその保存可能最大冊数は20冊と多いです。
Prime Readingの場合は10冊までとなっていますので、より多く保存して持っておきたい場合はKindle Unlimitedの方が便利です。
どちらも保存可能最大冊数を増えた分は、端末内にダウンロードしたタイトルを削除することで別の作品のダウンロードができます。
Kindle UnlimitedとPrime Readingの使い方については、何ら違いはありません。無料で読める読み放題対象のタイトルをダウンロードして、Kindleアプリで読むという流れになります。
本の読み方もKindleアプリを使うという点からわかるかと思いますが何ら変わりません。Kindle UnlimitedとPrime Readingは、あくまでサービス対象となる読み放題の本の種類などが料金形態などもあって違うというだけです。
Kindle UnlimitedとPrime Readingを比較すると、やはりメリットやデメリットがあります。
Kindle Unlimitedのメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
ジャンルの幅が広い 200万冊以上読み放題 |
月額料金が比較的高め |
Prime Readingのメリット・デメリットについては次のとおりとなります。
メリット | デメリット |
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他にも会員特典がある | 読み放題対象の本が少なめ |
読み放題のサービスに重きを置くのであればKindle Unlimitedに軍配が上がります。たくさんの漫画や小説などを読みたいという人にはもってこいのサービスです。
ただし、特に読み放題のサービスは不要で、それ以外の付帯サービスを受けられることをメインとするのであればPrime Reading、つまりプライム会員としての利用がおすすめです。
Amazonでの商品購入が多いけれど本はあまり読まないのであればPrime Readingでも十分でしょう。プライム会員の特典もほしいけれど読み放題で沢山の本を読みたいというのであればどちらも登録するのがベストと言えます。
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