漫画rawが閉鎖？漫画ロウの代わりに無料で読める後継サイトと危険性を解説！

漫画raw(漫画ロウ)は無料で人気漫画を読み放題できると話題のサイトですが、違法の海賊版サイトであることから閉鎖されたという噂があります。しかし、2024年4月現在、サイトが稼働中だという話もあり、実際のところはどうなのでしょうか。

この記事では、漫画rawの現在の詳細についてと、漫画ロウを利用することの危険性、漫画rawの代わりに安全に漫画を読めるサイトについてみていきましょう。

まずは、漫画rawの現在についてです。

漫画rawの運営がいつから始まったのか、詳しいことはわかっていません。

海賊版の漫画サイトとして人気だった漫画村や漫画BANKの後継サイトとして開設されたらしいことや、日本の人気漫画が多数アップロードされていたにもかかわらず、運営者は日本人ではないらしい、ということはわかっています。

漫画rawは、ウクライナ戦争が始まった2022年2月頃に一度閉鎖されました。閉鎖の理由は、サーバーがウクライナにあり、戦争の影響を受けたためではないかといわれているようです。

その後、復活して、現在はサイトにアクセスできる状況にあります。

無料サイトで漫画を手に入れたい人にとって気になるのは、漫画ロウが再び閉鎖されることがあるのか、といった点です。

漫画rawは違法に漫画作品をアップロードしている海賊版サイトなので、法的な追求を受ける可能性が高いでしょう。漫画村や漫画BANKも海外サーバーを利用した違法漫画サイトでしたが、閉鎖に追い込まれました。

漫画rawも今後、同様に閉鎖される可能性は高いと思われます。

漫画rawは、現在アクセスできる状況にあります。2024年4月現在アクセスできる漫画rawのURLは「https://klmanga.si/」です。

漫画rawのような違法な海賊版サイトは、頻繁にURLやサイト名を変更しており、また、コピーサイトも多数作られていることから、似たような海賊版サイトが他にもあります。

漫画rawや類似サイトは違法な海賊版サイトであるので、URLの確認やアクセスは自己責任で行ってください。

漫画rawのような違法な海賊版漫画サイトや違法後継サイトを利用することには、さまざまな危険性が潜んでいます。漫画ロウの利用にはどのような危険性があるのか、具体的にみていきましょう。

漫画rawの利用による1つ目の危険性は、漫画の読者も法的な処罰の対象になることです。

以前の日本の法律では、海賊版サイトは作品を違法にアップロードする行為だけが刑事罰の対象でした。違法にアップロードされた作品でも、私的利用の範囲内での利用であればダウンロードしても法的に処罰の対象とはならなかったのです。

しかし、現在では著作権法が改正されて、私的な利用に限る場合でも、海賊版サイトから違法にアップロードされていると知りながら作品をダウンロードした場合、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金の罰則が定められています。

2024年4月現在まで、違法ダウンロードによる逮捕者は出ていませんが、今後も利用を続けていても大丈夫だという保証はありません。漫画ロウの利用は法的に危険性が高いので、利用者はすぐに辞めたほうがいいでしょう。

漫画rawの利用による2つ目の危険性は、フィッシング詐欺やワンクリック詐欺にあう可能性が高まることです。

漫画ロウなどの海賊版サイトの収益源はサイトに貼られた広告です。違法サイトなので、グーグル広告のようにちゃんとした審査を通った広告が貼られているわけではないでしょう。アンダーグラウンドな違法広告も多いのが現状です。

AmazonなどのECサイトのログインページにそっくりなサイトに誘導して、ログイン情報を入力させて抜き取るフィッシング詐欺や、広告をクリックしただけで高額なサービスへの入会が成立したとして多額の金銭を要求されるワンクリック詐欺のサイトへ誘導される可能性があります。

漫画rawのような海賊版サイトの広告は絶対にクリックしないように気をつけましょう。

漫画rawの利用による3つ目の危険性はスマートフォンやパソコンがウイルス感染する可能性です。

違法サイトでは、サイト自体や貼られている広告やダウンロードする漫画のファイルにウイルスが仕込まれていることがあります。

デバイスがウイルス感染すると、保存してあるファイルが書き換えられたり、勝手にアプリをインストールされたり、最悪の場合、デバイスが壊れてしまうこともあります。

漫画rawのような違法サイトにはアクセスしないことが一番大切です。

漫画rawの利用による4つ目の危険性は個人情報の流出です。

フィッシング詐欺によって個人情報が流出してしまい、クレジットカードの不正利用の被害にあってしまったり、ウイルス感染によってスマホの連絡帳の情報が抜き取られてしまったりする可能性があります。

自分の個人情報だけでなく、連絡帳に登録してある友人や知人にも被害が及ぶことがあるので注意が必要です。

漫画rawの利用による5つ目の危険性は漫画文化が衰退する可能性が高まることです。

漫画rawなどの違法サイトの利用者が増えることで、漫画が売れなくなり、漫画を制作している漫画家や出版社が大きな損害を受けています。

2023年の違法サイトによる漫画業界の被害額は4,000億円近いともいわれており、事態は年々深刻化しています。

漫画家や出版社が正当な利益を得られなければ、漫画文化の衰退に繋がります。違法サイトではなく、漫画家の生活を守るためにも、正規のアプリの利用や、書籍の購入をおすすめします。

漫画ロウには現在もアクセスできる状況ですが、危険性のところでみたように、利用するとウイルス感染やデバイスの故障の可能性など、多くの危険があります。

本来であれば、漫画文化を今後も応援する意味でも、有料の漫画を購入して読むのが一番良いのですが、どうしても無料で読みたい、という方も多いことでしょう。

漫画rawの代わりで後継として利用できる安全な漫画サイトを紹介します。

漫画ロウの代わりの後継サイトとしておすすめなのがコミックシーモアです。

コミックシーモアは国内最大級の134万冊もの漫画や電子書籍を配信している電子書籍サイトです。1巻丸ごと無料の漫画が多く用意されていて、毎日のように作品が更新されています。

ドラマ化や映画化された作品も1巻無料で読める物が多いので、気になる作品があったらまずは無料登録してみるのがおすすめです。

1巻無料だけでなく、最後まで完全無料で読める作品も500件以上用意されています。最後まで無料作品でも、大きな話題になった人気作を読めるので、ぜひどのような無料作品があるのか覗いてみましょう。

漫画rawの代わりの後継サイトとしておすすめなのがRenta!です。

Renta!は、漫画の購入だけでなくレンタル形式で読むこともできる漫画サイトです。レンタルでの利用なら、漫画を読める時間は課金から48時間と制限されていますが、購入の半額以下で漫画を楽しむことができます。

すべての作品に無料お試しが用意されていて、買おうか迷っている漫画を無料で読んでみることができます。

1巻丸ごと無料作品だけでなく、2巻から4巻丸ごと無料になっている漫画も多く、有料漫画も無料サンプルが用意されていて、購入するかどうかはある程度読み進めてから決めることができるでしょう。

漫画rawの代わりの後継サイトとしておすすめなのがブックライブです。

ブックライブは、漫画やライトノベル、ビジネス書、写真集など、幅広いジャンルの電子書籍を扱っているサイトです。

漫画は人気雑誌の、少年ジャンプ、少年マガジン、少年サンデー、別冊フレンド、花とゆめ、Kissの作品もラインナップされていて、漫画好きな人は要チェックでしょう。

無料作品も1万冊以上あるので、まずは無料で漫画をお試ししたい方におすすめです。

漫画ロウの代わりの後継サイトとしておすすめなのがピッコマです。

ピッコマは、「待てば0円」というユニークな独自システムを採用している漫画サイトです。「待てば0円」対象作品であれば、ポイントを購入しなくても、48時間待ってチャージ完了すると次の作品を完全無料で読むことができます。

全巻「待てば0円」の対象となっている作品も数多く用意されているので、気になる作品が無料で読めないか、一度チェックしてみましょう。

漫画rawの代わりの後継サイトとしておすすめなのがU-NEXTです。

U-NEXTは有料の動画配信サービスとして有名ですが、漫画を電子書籍で読むこともできます。動画の視聴には無料プランや無料体験がないのですが、漫画は月額プランへの登録なしのアカウント登録だけで無料で利用できる作品があります。

無料対象作品は、毎日決まった時間に読める権利が回復して、読み進めることができるので、毎日少しずつ漫画を楽しみたい方におすすめです。

漫画rawの代わりの後継サイトとしておすすめなのがコミック.jpです。

コミック.jpは、ミュージック.jpの運営会社が運営している漫画サイトです。ドコモ、au、ソフトバンクのキャリア決済に対応しているので、ケータイ3大キャリアを利用している方には使いやすいサービスでしょう。

無料の漫画作品は常に1万冊以上用意されています。人気作品も多く、無料作品を読むだけなら、会員登録だけで利用できるので、試しに登録してみるのもおすすめです。

漫画rawの代わりの後継サイトとしておすすめなのがDMMブックスです。

DMMブックスは、オンラインゲームや動画配信サービスなどを運営しているDMM.comが運営している電子書籍サイトで、漫画だけでなく小説やビジネス書など、幅広いジャンルを扱っています。

無料漫画は3万冊以上用意されているのが特徴です。無料作品は、会員登録やログインなしでも楽しむことができるので、一度試しにどのような作品があるのか覗いてみるのもいいでしょう。

漫画rawの代わりの後継サイトとしておすすめなのがAmebaマンガです。

Amebaマンガは、Amebaブログなどを運営しているサイバーエージェントが運営している漫画サイトです。

オフラインでは漫画を読めないサービスが多い中、Amebaマンガは購入した漫画を専用アプリでダウンロードして通信量がかからないオフラインで読むことができます。

無料対象作品も1万冊以上用意されているので、どのような作品があるのかぜひ覗いてみましょう。

漫画rawの代わりの後継サイトとしておすすめなのがeBookJapanです。

eBookJapanは、80万冊以上の漫画やライトノベルがそろっている電子書籍サービスです。LINEヤフーと連携していて、支払いにPayPayが利用できます。

無料漫画も1万冊以上用意されていて、毎日新しい無料作品が登場しています。PayPayポイントが当たる連載を読んだら引けるくじなど、お得なキャンペーンもあるので、漫画をお得に無料で楽しみたい方におすすめです。

漫画rawの代わりの後継サイトとしておすすめなのがめちゃコミックです。

めちゃコミは、有料漫画でも1話30円からと、格安で気になる話だけを購入することができる漫画サイトです。

無料作品も数多く用意されていて、1万3,000作品以上が無料対象です。もちろん、有料作品でもほぼすべての作品に無料お試しが用意されているので、内容を確認してから購入することができます。

漫画rawの代わりの後継サイトとしておすすめなのがLINEマンガです。

SNSアプリのLINEが運営している漫画サービスで、無料で読める漫画も豊富に用意されています。「毎日無料」の対象作品なら、23時間ごとに1話無料で作品を読み進めていくことができます。

有料漫画の購入には専用コインが必要ですが、コインを無料ゲットできるキャンペーンなどもあるので、ぜひお得にLINEを活用して無料で漫画を楽しみましょう。

漫画rawの代わりの後継サイトとしておすすめなのがまんが王国です。

まんが王国には無料で読める作品が常に1万作品以上用意されています。専用アプリは必要ないのも使いやすいと評判です。

まんが王国は、毎日ログインするだけでもらえる来店ポイントがあります。ポイントを貯めると、有料作品を購入することができるので、気になる有料作品も無料で読むことができるでしょう。

漫画rawの代わりの後継サイトとしておすすめなのがFODプレミアムです。

FODプレミアムはフジテレビが運営している動画配信サービスです。フジテレビで放送された人気作品などを月額税込976円で視聴できます。

FODプレミアム会員なら、雑誌の読み放題サービスと漫画をお得に読めるサービスが利用可能です。漫画は無料漫画も用意されているので、FODの動画を楽しみたい方は、漫画も一緒に楽しみましょう。

漫画rawは一見すると無料で人気漫画を読み放題できることからとても便利でお得なサービスに思えます。しかし、スマホやパソコンが壊れたり、ネット詐欺にあう可能性も高いので、利用するのはとても危険です。

漫画はABJマークという正規の認証を受けているサイトであれば、無料作品でも安全に読めます。安全なサイトとしてこの記事で紹介したサイトは全て安心して利用できるので、ぜひこのような正規サイトで漫画を楽しみましょう。