2021年06月11日更新
Rainmeterの使い方!スキンを設定してかっこいいデスクトップを作ろう!
Windowsのデスクトップ画面をスキン設定して自由にカスタマイズができるソフトに「Rainmeter」というものがあります。Rainmeterでスキンを設定することでかっこいいですトップ画面を作ることができますので、その作り方/使い方を説明していきます。
Rainmeterの使い方
Windows8より前のOSだった頃、デスクトップ画面に時計などをおいてタスクバーを隠した状態で利用していた、という人も多い中、Windows8以降デスクトップのガジェットが廃止されてしまったことで困っていたという人もいると思います。
スマホにウィジェットを表示させることができますが同じようにWindowsのデスクトップ画面もカスタマイズしたい、と考ええいる人も少なくないでしょう。
それを解消できる上に、Windowsのデスクトップ画面にスキンを設定することでよりデスクトップをかっこいいものに設定することができる無料ソフトにRainmeterというものがあります。
Rainmeterとは
Rainmeterとは、デスクトップ画面を自由にカスタマイズすることができるソフトです。無料でダウンロードできますし、そのスキンも無料で利用できるものが多いため、手軽にカスタマイズしたいと考えていた人にもおすすめできるものです。
できること
Rainmeterでは、壁紙に合わせたウィジェットの配置ができます。ウィジェットの種類もダウンロードしたテーマによって差はあれど豊富で、マウスで操作して設置するだけと非常に簡単です。
デフォルトの状態だと表示できるウィジェットの種類やデザインが少ないですが、外部サイトからスキンのダウンロードもできます。Rainmeter自体は日本語にも対応しているため、言語面での心配をしていた人も安心して利用できます。
Rainmeterの導入方法
ではRainmeterとはどのようにWindowsパソコンに導入するのか、使い方/作り方の説明の前にRainmeterのダウンロード/インストール方法の説明をしていきます。
ダウンロード/インストール方法
Rainmeterのダウンロード/インストールは下記リンク先から行います。
Rainmeterには「Beta」と「Final」とがあります。Rainmeterのベータ版は不具合などの可能性もあるため、Rainmeterの「Final」の方をダウンロードしてください。
ダウンロードしたRainmeterのインストーラーを起動してください。
言語設定画面が表示されますので、「日本語」になっていることを確認し「OK」をクリックしましょう。
Rainmeterのセットアップウィザードが起動します。「標準インストール」を選択して「次へ」をクリックしてください。
Rainmeterのインストールの設定画面になります。インストール先フォルダはそのままで問題ありません。
「Windowsの起動時にRainmeterを起動する」は、毎回WindowsPCを立ち上げた際にRainmeterを起動する設定です。ウィジェットなどを起動した時点から表示させたいなどスマホのような間隔で利用したいのであればチェックを入れましょう。
「インストール」をクリックしましょう。ユーザーアカウント制御画面が表示されたら「はい」をクリックしてください。これでRainmeterのインストールが行われます。
上記の画面になればRainmeterのダウンロード/インストール完了です。「完了」をクリックすればRainmeterが実行されます。
デスクトップ画面を開くと上記のようにRainmeterが実行されていることが確認できます。
初期設定方法
Rainmeterの初期設定は、基本的には不要です。初期スキンのままで問題なければそのままで利用することができるためです。
なお、Rainmeterの設定をしたい場合は通知領域の中にあるRainmeterのマークから行います。
Rainmeterのマークを押すとRainmeterの設定画面が起動します。
日本語表示できる?
Rainmeterは、インストール時に言語選択できることから察しがついている人もいるでしょうが、日本語表示にすることは可能です。ダウンロード時に日本語に設定しておけばメニューなど主要部分は日本語になります。
スキン部分に関してはすべて日本語になるとは限りませんので、その点注意が必要です。
Rainmeterでデスクトップを作る方法
では、Rainmeterを利用してデスクトップ画面のスキンの設定方法/使い方/作り方の説明をしていきます。
初期テーマのスキンを使用
初期設定されているRainmeterは「illustro」で、7つのスキンが設定されています。Clockスキンは年月日と曜日、時間を表示しているスキンです。
「System」スキンは、CPUやRAM(メモリ)の使用率の表示をしてくれるスキンです。
「DISKS」はディスクの使用量の表示をしてくれるスキンです。ドライブが複数ある場合はそのドライブ分表示してくれます。
なお、最初に表示される「WELCOM TO RAINETER!」は初期説明画面です。これは閉じてしまっても何ら問題ありません。
他に利用できるスキンとして「Google」「Network」「Recycle Bin」があります。「Google」はGoogle検索をデスクトップ画面から利用できるスキンです。
「Networks」はIPアドレスなどのネットワーク関係の情報を表示してくれるスキンです。
「Recycle Bin」はゴミ箱の管理をしてくれるものです。何個のアイテムがゴミ箱にあるのか、総合系サイズはどれくらいなのかをこのスキンで確認することができます。
Rainmeterの初期設定のスキンは本当に基本的かつシンプルなテーマになっていますので、作り方/使い方が初心者でも簡単に利用できるようなものです。
無料のかっこいいスキンを使用
なお、他にもRainmeterで利用できる無料のかっこいいテーマのスキンがたくさんあります。
Rainmeterのスキンを提供しているサイトからダウンロードし、Rainmeterにインストールすることで利用できるようになるため、かっこいいと思うテーマのスキンを使ってみましょう。
無料で利用できるRainmeterのかっこいいテーマのスキンと言っても、用途なども様々ありますので、自分の利用したい用途にあったテーマのスキンを利用してください。
テーマを追加/変更/削除する方法
Rainmeterでスキンのテーマを追加/変更/削除する場合のやり方の説明に移ります。今回は下記のスキンテーマを利用したかっこいいデスクトップの作り方/使い方を説明します。
Rainmeterのスキンをインストールするために必要なのは.rmskinという拡張子のファイルです。これをダウンロードしてください。
ダウンロードしたスキンのファイルを起動してください。
「Install」をクリックしましょう。
Rainmeterへスキンがインストールされれば上記のような画面が開きます(スキンの種類によって動作などは異なります)
この画面上で右クリックしてください。
「Rainmeter」の「管理ツール」を開きましょう。
ダウンロードしたスキンのフォルダを展開してください。
適用したいスキンを選択し、「読み込む」をクリックしましょう。
デスクトップにスキンの追加ができます。同じ内容のスキンで見た目などを変更したい場合も、スキンを選択して「読み込む」をクリックすればOKです。
デスクトップに表示されているスキンがゼロの状態の場合のスキンの作り方は通知領域の中の「Rainmeter」を開き、説明した内容で追加すればOKです。
なお、デスクトップへのスキンの追加や変更は、デスクトップ上にあるスキンの表示から追加・変更することができます。追加したい場合はスキンテーマの名前から追加したいものを選択しましょう。
スキンの変更は「スキンの切り替え」からできます。
表示しているスキンを削除したい場合は「スキンを閉じる」をクリックすればOKです。
Rainmeterでのデスクトップスキンの作り方/使い方さえわかればどのスキン/テーマを利用している場合も同じです。表示させたい内容やデザインによってスキンテーマも変わってきますので、前述したサイトなどで探してみてください。
最後に
デスクトップ上にウィジェットであるスキンを表示させることができるRainmeter。組み合わせ次第では非常に使いやすいものになりますので、自分の用途にあったスキンテーマを探してRainmeterを利用してみてください。