2019年02月17日更新
【Mac動画編集】無料(フリー)のおすすめソフト5選【2019年最新版】
自分で撮影した動画をMacで編集してSNSやYouTubeにアップすることは今では一般的となりました。ソフトを使えばMacで簡単に動画編集できますのでぜひ使いたいですね。これからMacの無料のおすすめ動画編集ソフトを紹介します。
目次
Macで簡単に動画編集するには
カメラの機能の発達したスマートフォンの普及によって専用のカメラが無くても綺麗な動画を撮影できるようになりました。
最近は簡単な動画編集は誰でも行うようになり、Macで動画編集をしてYouTubeやSNSにアップロードすることは一般的となりました。動画編集することは実はそんなに難しい作業ではありません。良い動画編集ソフトがあれば、さらに簡単に作業できるでしょう。
無料の動画編集ソフトを使おう!
Macユーザが動画編集をするのに編集ソフトがいくつかありますが、どれが良いか迷っている人が多いのではないでしょうか?今回はMacユーザにおすすめの無料で使用できる動画編集ソフトを5種類紹介します。
Macで無料で使用できるにも関わらず、ハイクオリティで動画編集操作のしやすいソフトばかりです。趣味で使える初心者におすすめのソフトからプロレベルの動画編集できるソフトまで様々あります。
動画編集ソフトを探している人は、気になるソフトをMacにインストールしてぜひ使ってみてください。
【Mac動画編集】無料(フリー)のおすすめソフト①
Macの無料動画編集ソフトで最初に紹介するのは、MacBookAirやMacBookProにデフォルトでインストールされている「iMove」です。使い方やその特徴、対応OSを紹介します。
iMovie
iMovieはMacの動画編集ソフトです。自分で撮影した動画や写真を使って簡単にMacで動画編集をすることができます。iPhoneならアプリも利用でき、簡単な操作で無料とは思えないほどのクオリティの動画をMacで作ることができます。
Mac標準インストールのフリーソフト
iMovieはデフォルトでMacOSXパッケージ全てに入っているソフトです。最新バージョンの11はMac用の無料動画編集ソフトとしてとても優れていて、映画予告編やワンステップエフェクト、オーディオ編集などのオプションを提供しています。
Macで動画編集を完了したら、YouTubeで動画を共有したりiPhoneやiPadなどに書き出したりすることもできます。iMovieは基本的にiPhoneと同じ操作性でとても簡単に動画編集できるようになっているソフトで、抵抗なく思い通りの動画を作られるでしょう。
使い方
iMovieの基本的な使い方を紹介します。iMovieには「イベント」という仕組みがあり、例えば女子会を3回して動画を撮影したとします。3回の女子会の動画素材を「女子会」として1本の動画に編集するとしましょう。
1つのフォルダに3回全てを入れるとどの動画がいつの女子会かわかりづらいので、3つの女子会をまず整理し動画編集しやすくするのがiMovieソフトの「イベント」の特徴です。
iMovieの操作手順
ムービーを新規作成します。iMovieライブラリの下で、何もない場所を右クリックして「新規イベント」を選択しましょう。自動で日付名が付いたイベントができますので、自分でわかりやすいタイトルをつけておきましょう。
新規イベントの中に、動画編集したい動画ファイルを取り込みます。作成した新規イベントを右クリックするして「メディアを読み込む」をクリックしましょう。
読み込み先のウインドウが開くので、動画ファイルを保存しているフォルダを開き、動画ファイルを選択します。選択した後、右下の「選択した項目を読み込む」をクリックします。
読み込みたい動画や写真などの素材を選択して、画面右下にある「選択した項目を読み込む」をクリックすると読み込まれます。イベントの「マイメディア」の中に動画が取り込まれます。
マイメディアの中の動画を1つクリックすると、修理が黄色い線で囲まれます。黄色い枠の左右の端をクリックしたまま、左右に移動させるとマウスを移動させた分だけ黄色い枠線が縮まったり広がったりします。
短くした動画の右下にある「+」マークをクリックしましょう。
動画ファイルの黄色い部分のみが、画面下にある「タイムライン」に移動しました。マイメディアの挿入した動画を見ると、タイムライン内に移動した部分だけ、オレンジ色の下線が表示されています。「この部分を使っている」という意味になります。
マイメディア内で大まかな動画の長さを変える動画編集をしましたが、タイムライン内でもっと細かい動画編集をします。タイムライン内に移動した動画ファイルを選択して右クリックしたまま左に移動させます。
マウスを移動させただけで動画が短くなります。左端を右に移動させると、動画の開始位置を変更することができます。Mac内に編集に使った動画ファイルがある限り、何度もiMovie内で長さを編集しても元に戻すことができますので安心してください。
動画を指定した位置で2つに分割したい場合は、分割したい位置をクリックすると白い縦線が表示されます。動画ファイル上で右クリックをして「クリップを分割」を選択しましょう。
分割後、必要ない方の動画ファイルは右クリックで削除できます。一本の動画が長い場合に残したい部分がある時に分割編集を使いましょう。
タイムライン内に動画を追加し、その動画の並び順を変更することも簡単です。1番目と2番目の動画の間に3番目の動画を移動させると変更できます。
動画編集した作業内容をプロジェクトとして保存しておく場合は、画面左上の「プロジェクト」をクリックして名前をつけて「OK」をします。
もう一度動画編集したい場合はプロジェクトをダブルクリックすれば編集画面に戻ることができます。プロジェクトを保存しておくと、後から何度でも動画編集し直すことができます。このようにiMovieの操作はとても簡単です。
BGM読み込み
BGMを入れたい場合は、動画ファイルを取り込んだ方法と同じようにしてBGM音楽ファイルをイベントに読み込みます。イベントを右クリックして「メディアを読み込む」を選択します。動画編集した方法とほとんど同じ操作で編集可能です。
メリット/デメリット
iMovieのメリットとしては、Macで無料で使える点が挙げられます。さらに、Macにデフォルトで搭載されているソフトなので、ダウンロードやインストールが不要な点もありがたいでしょう。
さらに直感的に操作ができるソフトなので、Macで動画編集を始めたいと考えている初心者さんの入門ソフトとしてもおすすめです。デメリットとしてはMac、iOSのみでしか使用できない点が挙げられます。
またiMovieはタイトル(テキスト文字)や字幕の表示位置の変更ができません。最初から用意されているテンプレートのタイトルしか使うことができない点もデメリットでしょう。Macでの動画編集の初心者さんへのソフトとして最適と言えます。
対応OS
iMovieの対応OSはMacOS、iOSのみとなっています。
【Mac動画編集】無料(フリー)のおすすめソフト②
Macの無料動画編集ソフトとして次に紹介するのは「Filmora」です。以前は「Wondershare Video Editor」という名前のソフトとして知られていました。これから使い方やその特徴、対応OSを紹介します。
Filmora(フィモーラ|旧:動画編集プロ)
Filmoraは「フィモーラ」と呼びます。動画編集の機能としては紹介した「iMovie」と同等のレベルを持っているソフトで、こちらも直感的な操作が可能な動画編集ソフトです。
もしMacでiMovieをメインで利用している場合は、操作性がとても似ているので操作に迷うことは少ないと言えます。
画質変更とエフェクトの数が特徴
Filmoraの基本的なエフェクトの種類はかなり豊富で、特別な操作や細かい設定は必要なくボタン一つで自分好みのエフェクトをかけることが可能です。
エフェクトストアが用意されていて定期的に更新されますので、テーマ別に準備されたフィルターなどを追加でダウンロードできます。
また人の顔などにかけるエレメントと呼ばれる特殊画像編集(モザイク、フィルターなど)は400種類以上もあり、編集の幅が広がるでしょう。色調補正のテンプレートが優秀で、適用するだけでMacでおしゃれな動画編集をすることができます。
動画トリミング/クロップ/BGM追加など多様な編集機能
Filmoraのソフトの機能の特徴の一つとして、多様な動画や音声、写真の形式の入力と編集に対応している点が挙げられます。
動画の種類は「MP4」「FLV」「MOV」「AVI」「MKV」「FLV」「WMV」「TS」「MTS」等主な汎用動画形式とHD動画形式が編集可能です。音声は「MP3」「WMA」「M4A」「AAC」「AC3」「OGG」等を動画のBGMとして入力できます。
写真は「BMP」「JPG」「PNG」「GIF」等入力可能で、写真と動画の結合にも対応しています。
編集した動画をMacへの保存YouTubeへの共有やDVDへの出力ができる
さらにFilmoraは動画編集後Macへ保存することも可能ですし、YouTubeへの共有やDVDへの出力など様々な動画形式の出力に対応しています。
YouTubeアカウントを設定すれば、YouTubeへの共有も簡単に可能で、TwitterやFacabookのアカウントにメッセージを送信することもできます。ソフトで動画編集したものを自動的に最適化し、iPhoneやiPadなどのデバイスへの出力へも対応しています。
使い方
Filmoraの動画編集はとても簡単です。まず「新しいプロジェクトを作成」をクリックしましょう。
動画編集したいメディアファイルを追加しましょう。Filmoraには動画だけでなく写真も追加できます。「インポート」をクリックするとタブが開き、そこからメディアを追加することができます。
またはFilmoraの画面に直接ドラッグ&ドロップしても取り込みすることができます。MacにあるファイルだけでなくMacにUSBで接続した端末からも取り込み可能です。
Filmoraの画面の中にある「オーディオ」を選択して、BGMを選択することができます。Filmoraの中にデフォルトでおしゃれな音楽素材やBGMに使える音楽が入っていますし、自分でメディアから追加したBGMを追加することも可能です。
インポートした動画をタイムラインに追加して、動画編集していきます。プレビューも確認できるので確認しながら動画編集を進めましょう。
プレビュー再生は右側の画面ででき、そこでBGMの追加やオープニングタイトルの追加など細かい動画編集することも可能です。エフェクトやエレメントの追加も行いましょう。
また「エクスポート」というボタンをクリックして保存と共有することができます。保存形式を選択することもでき、保存デバイスや共有するSNSやYouTubeへのアップロードなども簡単な操作で行うことが可能です。
メリット/デメリット
Filmoraは有料版ソフトと無料版ソフトがありますが、無料版ソフトの場合は動画を共有した時に「Filmora」の大きな透かしのロゴが入ります。その点がデメリットと言えるでしょう。
Filmoraの無料ソフトを使ってYouTubeに共有する動画編集をするというよりも、操作のしやすさやエフェクトやBGMの機能の充実など、Macでどんな動画編集ができるのかを確認するためのソフトと思えば良いかもしれません。
対応OS
Filmoraの対応OSは、WindowsとMac両方に対応しています。
【Mac動画編集】無料(フリー)のおすすめソフト③
Macの無料動画編集ソフトとして次に紹介するのは「VideoPad」です。VideoPadは本格的な動画編集ができる機能を搭載した人気の無料ソフトです。これから使い方やその特徴、対応OSを紹介します。
VideoPad
VideoPadは比較的初心者でも簡単に扱えるMacの無料ソフトで、使いやすさが売りとなっています。操作のしやすさがポイントなので、Macでの動画編集初心者はまずVideoPadを利用することをおすすめします。
BGMの音声ツールが多彩で音楽の挿入も簡単
VideoPadはBGMの音声ツールが多彩で音楽の挿入も簡単なのが特徴のひとつです。音声や音楽をミックスしてプロ顔負けのBGMを挿入したり、MixPad多重録音ソフトを使ってオリジナルのBGMを作成することもできます。
VideoPadは著作権フリーの効果音や音楽をダウンロードできる音声ライブラリを搭載していますので、多彩なBGMを追加できます。
とにかく初心者でも使いやすい
VideoPadというソフトを使えばMacで誰でも簡単に本格的な動画編集をすることができます。様々なエフェクトや画面の切り替え、BGMやナレーションの追加もとても簡単にできますのでMacでの動画編集初心者におすすめのソフトです。
使い方
VideoPadはとても使いやすいMacの動画編集ソフトです。まず「新規プロジェクト」をクリックしましょう。
動画編集したいファイルを取り込みます。「ファイルを挿入」という部分をクリックして、Macに保存している動画を選択して取り込みましょう。同様にして、音声ファイルを取り込むことができます。
動画をドラッグして編集をしましょう。字幕やタイトル、エンドロールなど用途に応じた文字の挿入ができます。文字にエフェクトをかけることも可能です。
VideoPadは画面上で分かりやすくボタンを表示されていますので、ファイル挿入やエフェクトも表示に従って進めていけば良いのでおすすめです。
出来上がった動画はDVDに書き出したり、YouTubeにアップロードして共有したりフルHDや2K、4Kなど様々な解像度でエクスポートすることができます。
メリット/デメリット
VideoPadは初心者でも使いやすい機能でおすすめですが、有料版と無料版では違いがあります。動画編集ソフトからYouTubeへの直接アップロードは有料版だけの機能となっている点が挙げられます。
無料版で動画編集された動画をエクスポートする場合は、動画ファイルから「.avi」または「.wmv」フォーマットなどの動画ファイルとしてMacにエクスポートした後にYouTubeなどで共有することができます。
対応OS
VideoPad対応OSは、WindowsとMac両方に対応しています。
【Mac動画編集】無料(フリー)のおすすめソフト④
Macの無料動画編集ソフトとして次に紹介するのは「Final Cut Pro X」です。Final Cut Pro Xは「iMovie」の上位版とも言える動画編集ソフトです。これから使い方やその特徴、対応OSを紹介します。
Final Cut Pro X
「Final Cut Pro X」はMacBookなどを購入する際にプラス30,000円程度支払うと付いてくるソフトです。Macユーザならこれ以外使う必要がないと言っても良いほどの、とても優秀なMacの動画編集ソフトであると評判です。
「Final Cut Pro X」単体だけでもかなりの高機能を備えていますが、「Motion5」というモーショングラフィックソフトと組み合わせることで更にワンランク上の動画編集をすることができます。
アップルの公式サイトでフリートライアル版がダウンロード
前述したようにMacを購入する際オプションで追加すれば付いてくるソフトと説明しましたが、Appleの公式サイトでフリートライアル版がダウンロードできるようになっています。
そのトライアル期間は30日間と短めですが、無料体験版でよくある背景画像に「サンプル」という文字が入ったりロゴが入ったりすることもないのでおすすめです。
Macユーザにはおすすめなので、このフリートライアル版でどのようなものか触ってみるだけでも価値のあるMac用動画編集ソフトと言えます。
使い方
まず「Final Cut Pro X」には「ライブラリ」「イベント」「プロジェクト」というものがあります。ライブラリという大きな枠の中に、イベントというフォルダを作るという感覚が良いでしょう。
そしてイベントフォルダの中に編集データであるプロジェクトを作ります。編集に使う動画ファイルはイベントフォルダに挿入しましょう。つまり、ライブラリの中に複数のイベントを作ることができる仕組みになっています。
このイベントの使い方は自分の使いやすいように操作することができます。
「Final Cut Pro X」無料トライアル版のソフトで動画編集する場合、最初に「新規ライブラリ」を作成します。画面左上の「ライブラリを開く」をクリックし、新規ボタンをクリックします。新規ライブラリ名をつけて保存しましょう。
新規ライブラリを保存すると、作成した日付で「イベント」も保存されています。次に「イベント」内に「新規プロジェクト」を作ります。イベントを右クリックして「新規プロジェクト」をクリックします。
イベント内に動画素材を追加する場合、イベント内のプロジェクト下の何もない部分を右クリックして「メディアを読み込む」をクリックします。メディア読み込みのウインドウが開くので、使用したい動画を選択肢右下の「全て読み込む」ボタンをクリックします。
iMovieと同じように、動画編集するために挿入した動画は画面下の「タイムライン」に移動させます。イベント内の動画ファイルを左クリックするとファイルの周りが黄色い線で囲まれますので、動画の長さ調節をしてそのままドラッグさせましょう。
タイムライン上に移動させた動画を好みの長さにカットしたり、お気に入りの部分だけつなげたりして動画編集します。
「Final Cut Pro X」はオートセーブなので、ソフトを終了した時点で自動的にプロジェクトが保存されます。一度ソフトを終了し保存すると、「前に戻る」機能が使えないので、編集途中の場合や迷っている場合はプロジェクトを複製すると良いでしょう。
タイムラインで動画編集した動画データを書き出す場合、画面右上の「共有」ボタンをクリックします。
書き出し、共有方法の一覧が表示されますので、YouTubeで共有したい場合は「YouTube」をクリックしましょう。
書き出したいプロジェクトを選択して共有してください。フォーマットやビデオコーデックなどの細かい設定も、この先の画面で可能です。
メリット/デメリット
Macユーザなら無料で使えるiMovieと同様にFinal Cut Pro Xも直感的な操作が可能です。Apple公式で公開されている操作方法手順を調べると、ある程度の基本動画編集はできるでしょう。最低限のMacの操作ができる人ならすぐに使えるようになります。
デメリットとしては、数時間の動画編集でMacがフリーズする場合があります。そのほかにもMacの異常終了が数回ある場合も見られます。Final Cut Pro Xは自動保存なので、作業内容は消えることはありませんが不安定と言えます。
対応OS
「Final Cut Pro X」は対応OSはMacとWindowsとなっています。編集機能が充実していて、動画編集だけでなくBGM編集、内蔵エフェクト編集も可能です。高度な動画編集機能を求めているMacユーザに価値のあるソフトと言えます。
【Mac動画編集】無料(フリー)のおすすめソフト⑤
Macの無料動画編集ソフトとして最後に紹介するのは「Adobe Premiere Elements 15」です。
「Adobe Premiere Elements 15」は世界中のデザイナーやクリエイターが必ず使う画像編集ツール「Illustrator」と「Photoshop」を展開するAdobeの動画編集ソフトです。これから使い方やその特徴、対応OSを紹介します。
Adobe Premiere Elements 15
「Adobe Premiere Elements 15」はドラッグ&ドロップで簡単な操作ができ、動画編集も直感的に行える有料ソフトです。行事などで撮影した動画の整理やMacでの動画編集が簡単で、更に見栄えのする作品に仕上がります。
必要なクリップが見つけやすく、エフェクトや音楽を含むスタイルを追加できてDVDやYouTubeなどで共有できます。
無料トライアル版がある
「Adobe Premiere Elements」は有料版動画編集ソフトとなっています。無料体験版ソフトをMacにダウンロードできるようになっていますので、試してみましょう。
このMac用無料体験版のソフトでは、有料版のソフトと同様の機能を使用することができますが、テクニカルサポートを受けることはできません。ただ有料版ソフトと同じ機能が30日間提供されまるソフトですのでぜひ使ってみたいですね。
トリミングや合成技術がピカイチ!
「Adobe Premiere Elements」の特徴と言えば、やはりトリミングや合成技術で写真合成や別のクリップの色やテクスチャを適用したり透かしなどの編集がとても秀逸です。Macでの動画編集のプロが多く使っているソフトと言われるのも頷けます。
ガイドに沿って動画編集していくことでタイトルテキスト内に映像を表示させ、エフェクトやぼかし効果でドラマチックな作品が仕上がります。
ただAdobeのソフトの多くは動作が重いのも特徴なので、Macのスペックに自信のない人や古いMacを使用している人は体験版のソフトでしっかり試してみることをおすすめします。
使い方
まず「Adobe Premiere Elements」のMac用無料体験版ソフトをダウンロードしましょう。
ソフトを開き、スタート画面が表示されたら「ビデオの編集」をクリックして開きましょう。
Mac上の動画ファイルを取り込む場合、画面左上の「メディアを追加」から「ファイルとフォルダー」をクリックすると動画が表示されます。動画を選択するとプロジェクトのアセットに動画ファイルが読み込まれます。
Macから読み込んだ動画ファイルを画面下のタイムラインに挿入して、動画を並べて編集しましょう。このソフトも紹介してきたMacの動画編集ソフトと同様に、動画をドラッグして移動させ編集できます。
動画編集ソフトは重いので、突然ソフトやMacが終了してしまう可能性もあります。プロジェクトを保存していないとデータが消えてしまいますので、まめにMacに保存するように心がけてください。
メリット/デメリット
「Adobe Premiere Elements」は先ほど紹介した「Final Cut Pro X」と比較されることの多いMacの動画編集ソフトです。
Macの動画編集プロが多く使うソフトなので機能面で間違いありませんが、パッケージ版がなくCreative Cloudの月額料金が高すぎるというデメリットがあります。ここでは無料体験版ソフトを使いますのでこの点に関しては問題ないかもしれません。
また体験版ソフトは使い方のお試しのためだけを目的としているので、背景部分にAdobe Premiere Elementsのロゴが透かしで表示される点もデメリットと言えるでしょう。
対応OS
「Adobe Premiere Elements」の対応OSはMacとWindowsとなっています。Adobeはプロ向けの動画編集ソフトなどCG関連全般で世界的なシェアを持つ会社です。
Adobe社が一般向けに作ったソフトなので、機能性はプロ並みに充実していて使いやすく素晴らしいMacの動画編集ソフトと言えます。