【Mac】計算機/電卓を使って素早く計算する方法！

Macを使っているときに電卓を素早く起動して利用したい場面があると思います。本記事ではMacの標準で搭載されている計算機アプリの利用方法について解説します。今までMacの計算機を使った事がなかった方は、ぜひ活用してみてください。

Macで計算機アプリを起動するにはアプリケーションフォルダから立ち上げます。Macの標準アプリやインストールしたアプリを起動するときに使うのが「Launchpad」です。

「Launchpad」はDockに最初から配置されているランチャー・アプリです。ここからは「Launchpad」から計算機や電卓を利用する手順を紹介します。

「Launchpad」の起動方法は2つあります。まずDockにある「Launchpad」アイコンをクリック起動して立ち上げる方法。もうひとつはキーボードのF4キーを押して「Launchpad」を起動する方法です。

なおF4キーでの「Launchpad」起動は使用しているキーボードに依存する場合があるので、この場合はMac純正のキー配列によるキーボードでの起動での対応となります。

「Launchpad」を起動したらアプリ内から「計算機」アプリを選んでダブルクリックで起動します。

続いてMacのダッシュボード（Dashboard）機能を使って素早く計算機／電卓を利用する方法を紹介します。ダッシュボードはデスクトップ画面上で利用頻度の多い情報に素早くアクセスできる機能です。

ダッシュボードを使った代表的ものは天気やメモ帳、計算機・電卓などで、これらの機能をウィジェットとして配置したり好みの機能を表示することができます。

「ダッシュボード」の起動から計算機・電卓を利用する手順を解説します。ダッシュボードの起動方法は前述の「Launchpad」起動からダッシュボード起動させる方法と、ショートカットで起動する方法があります。

「ダッシュボード」はショートカット「fn+F12」キーの同時押しで起動することができます。なおこのキーは初期設定されていますが、Mac対応キーボードに依存するのでご注意ください。

「ダッシュボード」を起動したら画面上に計算機・電卓のウィジェットが表示されるので選択してください。ウィジェットはその他にもカレンダーや時計などがあります。

Macはオリジナルのショートカットキーを設定することで、自分の好きなショートカットキーでダッシュボードを起動可能にすることができます。ここからはMacのオリジナルのショートカットキーを設定する手順について解説します。

Macのオリジナルのショートカットキーを設定する方法はシステム設定で行います。Dock上の「システム設定」のアイコンをクリックして起動してください。

なお「システム設定」は「Launchpad」からもアクセス可能です。

「システム設定」を起動したら「Mission Control」をクリックします。

「Mission Control」の画面で「ディスプレイごとに個別の操作スペース」にチェックが入っているか確認してください。

次に「Mission Control」の画面でDashboardの項目が「操作スペースとして表示」または「オーバーレイ表示」になっているのを確認してください。もし「切」になっている場合はいずれかの表示選択してください。

なお「操作スペースとして表示」は別個のスペース（別画面）に表示。「オーバーレイ表示」はデスクトップの最前面に表示されます。

続いて「Mission Control」の画面の下部分、「キーボードとマウスのショートカット」内の「Dashboardを表示」のプルダウンを操作しショートカットキーを選択します。

ショートカットキーは任意のキーに変更も可能ですので、ユーザーのお好みで使い勝手のよいキーを割り当ててください。

Macの計算機アプリを使って素早く計算する方法、次は「通知センター」に計算機をウィジェットを表示させて利用する方法です。「通知センター」はMacの右上の「三」をクリックすると表示されます。

「通知センター」から計算機アプリを利用するための設定について解説します。通知センターに計算機を表示することで素早くアプリを起動して利用することができます。この設定を行うことで簡単に計算機アプリにアクセスでき便利になります。

Macの右上にある「メニューアイコン（三）」をクリックしてください。通知センターのメニューが表示されます。

通知センターの画面にデフォルトで計算機アプリは登録されていないので編集機能を使い通過します。

「通過センター」メニューの一番下にある「編集」ボタンをクリックしてください。

「通知センター」の編集画面の右側に計算機があるので横にある「+」をクリックしてください。

計算機が左側に移動したら「完了」ボタンをクリックします。

Macの通知センターに「計算機」が追加されているので確認してください。

通知センターから計算機アプリを利用する手順は以下となります。

Macの画面右上にある「メニュー」アイコンをクリックします。メニューは「三」のアイコンです。クリックすると「通知センター」の画面が表示されます。

「通知センター」上にある「計算機」アプリを選択してください。計算機の操作方法は、iPhoneやiＰadなどと同じお馴染みの方法です。

「通知センター」をワンクリックで立ち上げて計算ができるので非常に素早く計算機アプリにアクセスできる方法です。

なお「通知センター」の位置は調整できるのでなるべくスクロールした下に配置するよりは上部に固定したほうが素早く計算機を使うことができます。

最後にMacのSpotlight機能を使って計算機アプリに素早くアクセスする方法を紹介します。SpotlightはMacに実装されているアプリやファイルの検索機能です。

MacのSpotlight機能から計算機・電卓アプリを利用する手順は以下となります。この機能では計算機アプリを起動するのではなく直接検索メニューで計算を行います。

Spotlight検索へのアクセス方法は主に2つあります。ひとつは右上の「虫めがね」アイコンをクリックする方法。そして「Command+Space」キーを同時押しのショートカットです。

Spotlightの検索ウィンドウに計算式を入力します。Spotlightでは計算式を入力すると検索画面ではなく自動的に計算するので、計算機アプリを利用したときのような操作は一切必要ありません。

計算が終わると自動的に画面上に計算式とその計算結果が表示されます。電卓機能を使わずに簡単な計算をしたいときはSpotlightのウィンドウ上で計算を打ち込む方が早く計算することが可能です。

Spotlightで計算している途中でどうしても「計算機」アプリを起動して計算したい場合の操作についても紹介します。一度Spotlightで簡単な計算を行います。

計算式と計算結果が出たら「Enter」キーをクリックすると計算機アプリが起動します。あとは普段の計算機アプリの操作方法と同じなので計算機を操作してください。

キーボード入力でのSpotlight計算よりも計算機の方が使いやすいという方は「Enter」を押下するだけで計算機アプリにアクセスできる簡単な方法なのでぜひ試してみてください。

ここまでMacの計算機アプリを使って素早く計算する方法についてご紹介してきました。計算機アプリをLaunchpadから探したり、遠回りをして起動させている方も意外に多いかと思います。

日頃から計算機を頻繁に使う方はウィジェットやSpotlightでのアクセス方法、たまに使うけれど素早くアクセスしたい方は通知センターに計算機を置くと便利なのでぜひ試してみてください。