【Windows10 標準搭載】「Game DVR」の使い方と設定方法!

ゲームや動画を録画したいと思う場合、Windows10PCを利用している方でしたら、Windows10に標準搭載されているGame DVRを使用してみることをおすすめします。Game DVRの特徴や設定方法、動画の録画・編集方法についてご紹介します。

目次

  1. 1Windows10のGame DVRとは?
  2. Windows10に標準搭載のキャプチャ機能
  3. 2Windows10のGame DVRの特徴
  4. ウィンドウ単位で録画する
  5. 最大4時間まで録画可能
  6. コーデックは固定
  7. カット編集ができる
  8. 3Windows10のGame DVRの使い方
  9. 起動方法
  10. 各ボタンの機能
  11. 録画方法
  12. マイクで録音する方法
  13. 4Windows10のGame DVRの設定方法
  14. 高画質/高音質で録画する設定
  15. 録音するオーディオの設定
  16. バックグラウンド録画の有効化
  17. 最大録画時間の変更
  18. 5Windows10のGame DVRで録画した動画の編集方法
  19. 録画した動画をカット編集する手順
  20. 6Windows10のGame DVRの注意点
  21. 設定画面が2種類あるため重複に注意
  22. UIが変わる頻度が高い
  23. Game DVRの録画ができない場合
  24. 合わせて読みたい!Windows10に関する記事一覧

Windows10のGame DVRとは?

Game DVRとは、もともと「XBOXアプリ」ソフトに含まれる機能で、ゲーム画面を録画・編集することができるWindows10標準搭載のデスクトップキャプチャ機能の事です。

Windows10PCに標準搭載ですので、動画の録画編集ソフトのダウンロードやインストールは不要で、Windows10PCを使用している人なら誰でも無料で使用できるという特徴があり、使い方も簡単です。しかも、高画質・高音質で保存することが可能です。

Windows 10 でゲーム クリップやスクリーンショットをキャプチャするために Xbox Game Bar を使用する

Windows10に標準搭載のキャプチャ機能

この標準搭載のGame DVRでは、ゲームクリップやスクリーンショットなどの映像をキャプチャすることができます。キャプチャとは、パソコン画面の映像情報を静止画または動画ファイルとして取り込み、保存することです。

ですから、Windows10PCを使用している人は、わざわざキャプチャソフトを導入しなくても、標準搭載のGame DVRのゲームバーを使用する事により、PC画面を高画質・高音質で録画することができます。また、録画した動画を編集することもできます。

本来はゲーム画面用のキャプチャ機能ですが、実はゲームだけでなく、「HULU」や「U-NEXT」「DMM」などの動画配信サービスからも録画し保存することが可能です。

また、Webブラウザや表計算ソフト、Windows10標準アプリも録画可能という特徴があり、使用する人によって使い方の幅がぐんと広がります。

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Windows10のGame DVRの特徴

Windows10標準搭載のGame DVRには、幾つかの特徴があります。この記事では、Game DVRの特徴や使い方や設定方法をご紹介しますので、参考にして、標準搭載されているGame DVRをぜひ使いこなしてみてください。

Windows10標準搭載Game DVR 録画仕様表

ハード要件 [AMD] AMD Radeon HD7700シリーズ、HD7700Mシリーズ、HD8500シリーズ、HD8500Mシリーズ、R9シリーズ、R7シリーズ以降
  [NVIDIA] GeForce 600シリーズ以降、GeForce 800Mシリーズ以降、Quadro Kxxxシリーズ以降 
  [Intel] Intel HD Graphics 4200以降、Intel Iris Graphics 5100以降
フルHD録画 可能
録画最長時間 2時間
コーデック H.264のみ
出力形式 MP4
fds 最大60フレーム
録画対象 ウィンドウ単位
音声コーデック AAC
音質設定 96kbps、128kbps、160kbps、198kbps
マイク入力同時録音 可能
画面キャプチャ形式 PNG

ウィンドウ単位で録画する

その特徴の一つとは、録画対象がウィンドウ単位であるということです。ですから、デスクトップ画面は録画できず、アプリ単位の録画となります。

画面の一部分だけを録画したい時などキャプチャ範囲を指定して録画することは、残念ながらできないので注意が必要です。もし、デスクトップ画面を録画したいのであれば、アマレコTVやBandicamといったアプリを使うことをおすすめします。

最大4時間まで録画可能

録画時間は最長4時間まで設定可能です。最初の設定時間は短く設定されているので、設定メニューで変更することが必要です。

コーデックは固定

他の特徴は、コーデックが音声コーデックはAAC形式、映像コーデックはH.264形式のみの固定となっていることです。コーデックとは、デジタルデータを圧縮・伸張するためのプログラムや規格を指します。

映像コーデックH.264は高負荷ですが、Windows10のGame DVRでは、GPGPUを使ってエンコードできるので、低負荷でキャプチャすることができます。ユーザーフォルダのビデオの中にmp4形式で出力され保存されます。

カット編集ができる

簡単なカット編集が行えることは特徴の一つです。ゲーム録画のページで、撮影したキャプチャの管理Xbox Liveへの動画共有、不要部分のカットなどの動画編集が可能です。

Windows10標準搭載ですので、初心者にもゲーマーにも使用のハードルが低く、動画サイトへ気軽に実況動画などのプレイ動画をアップしたりするのに便利なツールです。

キャプチャできるのはゲームに限らず、他の動画やアプリなどの画面をキャプチャすることができるので、例えばアプリの使い方を解説する動画を作成したりするなど、自分の用途に合わせて幅広く活用する使い方があります。

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Windows10のGame DVRの使い方

Windows10標準搭載のGame DVRの使い方は、まずMicrosoftアカウントを取得してログインすることです。とりわけ、高画質・高音質で録画するなど種々の詳細設定をしたい場合はMicrosoftアカウント入力は必須です。

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この記事のライター
kittiko
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