LINEとは、無料で通話やチャットが可能な「無料通話アプリ」です。画像や動画も送信することができるので非常に便利なアプリですが、LINEではトーク盗聴の危険性もあります。今回はこのLINEトークの使い方や盗聴に対する注意点について解説します。
LINEでは画像や動画も送信することができます。無料で通話やチャットも可能な「無料通話アプリ」ですが、LINEではトーク盗聴の危険性もあります。はたしてLINEトークで傍受盗聴されるとどうなるのでしょうか?
LINEトークで傍受盗聴されるのがどんなときかというと、LINEでは、パスワードが第3者に知られてしまった場合にトーク盗聴されてしまう可能性があります。
LINEにおいてトークの盗聴とは、トーク履歴を傍受する・盗聴されるという形になります。このトーク履歴の傍受・盗聴はPC(パソコン)から行われるようです。
LINEはPC(パソコン)でも利用することができます。LINEをPC(パソコン)で使用する場合、PC(パソコン)にLINEをインストールしてパスワードを入力することになります。
スマホ(AndroidやiPhone)側の他端末ログイン許可さえあればPC(パソコン)から自分のLINEの履歴やチャットを行うことが可能となるわけです。その他端末ログイン許可という機能が悪用されるというわけです。
他端末ログイン許可を悪用された場合、他者がPC(パソコン)からLINEの履歴が傍受できてしまいます。
ちなみにパスワードさえ分かれば、他端末ログイン許可によってPC(パソコン)から他者のLINE履歴を盗聴できますが、iPhoneからLINE履歴を盗聴・傍受することはできません。
これは、LINEが他のスマホ(AndroidやiPhone)から同じアカウントにログインできないという点が理由です。別のスマホ(AndroidやiPhone)でログインした場合、その時点で残っていた元の端末にあるトーク履歴は全て削除されてしまいます。
つまり、LINEに無許可でログインする・アカウントの悪用をする場合、PC(パソコン)が必要というわけです。盗聴される場合、主な端末はPC(パソコン)になります。
実はLINEトークの傍受盗聴にはある原因があります。それはLINEの新たなバージョンの機能です。
LINEでは少し前に5.8.0というバージョンがリリースされました。そのLINE5.8.0より搭載されたURLのサムネイル表示機能がLINE盗聴の原因となってしまいました。
LINEのチャット記録はLINE会社にてデータが残ることになります。このデータを会社が悪用しているのではないか?疑問に思う方もいるはずです。ですがLINEでは利用規約が定められています。
この利用規約の範囲外でLINEの記録を読まれてしまうことを「盗聴」というわけです。データが会社で保持されているのは機能上当然の状況になります。
そんななか、LINE社は「Letter Sealing機能」という機能を用意しました。この「Letter Sealing機能」は利用者のプライバシーを守るための機能となっています。
LINE社では、Letter Sealing機能について「他ユーザーはもちろん、LINEサーバの管理者でさえ、メッセージの内容を解読(復号)することはできなくなりました。」と明記しています。
現時点ではLetter Sealing機能は位置情報やテキストメッセージ(チャット)に適用されています。この機能を利用することで、盗聴を防止するわけです。
「Letter Sealing機能」はLINE会社に情報を送信する機能です。この機能は、トークの送受信双方がオンにしたとき、お互いの端末で暗号化・複合化が行われます。
つまり、LINE会社側も中身の確認はできなくなり、プライバシーが守られるようになるということです。LINE会社には暗号化されたデータのみが存在するので、盗聴を防止したい方はこの機能を利用することをおすすめします。
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