ScreenToGifの使い方!ダウンロードからGIFアニメの作成方法まで解説!

画面キャプチャを動画としてでではなくGIFアニメとしてしたいこともあると思います。「ScreenToGif」と言うソフトではそれが可能ですので、「ScreenToGif」を利用したGIFアニメ作成方法の解説をしていきます。

ScreenToGifの使い方!ダウンロードからGIFアニメの作成方法まで解説!のイメージ

目次

  1. 1ScreenToGifの使い方
  2. ScreenToGifでできること
  3. ダウンロード/インストール手順
  4. 基本的な使い方
  5. 録画方法
  6. 録画を編集する方法
  7. 録画を保存する方法
  8. 最後に

ScreenToGifの使い方

通常、画面の動画キャプチャ(動画のスクリーンショット)を撮影する場合、ソフトで保存可能な拡張子はMP4やAVIなどの一般的な拡張子が多いですが、なかなかGIFアニメとして保存することはできません。

ScreenToGifでできること

その画面の動画キャプチャ(動画のスクリーンショット)を撮影する事ができるソフトとして「ScreenToGif」があります。

パソコン画面をキャプチャしてGIFアニメーションを作成

前述したように、「ScreenToGif」ではパソコンの画面をキャプチャして、その動画のスクリーンショットからGIFアニメを作成することができます。

映像のキャプチャだけでなくスクリーンショットを撮ることも可能

もちろん、映像(動画)としての画面キャプチャだけでなく、普通のスクリーンショットをおこなうためのソフトとしても利用することが可能です。

ダウンロード/インストール手順

GIFアニメとして動画のスクリーンショットを録画できるソフト「ScreenToGif」は、下記リンク先からインストーラーをダウンロードします。

ScreenToGif
「Installer」をクリック

「Installer」をクリックしてください。なお、インストールして利用したくない場合はZipファイルを解凍して利用するPortable版をダウンロードしましょう。

任意の場所に保存

任意の場所に「ScreenToGif」のインストーラーを保存します。

インストーラーを起動

インストーラー「ScreenToGif.~.Setup.msi」を開きます(~の部分はバージョン番号です)。

不要なものはチェックを外す

インストーラーが開くと、「ScreenToGif」の他、抱合せソフトの入手もうながされます。不要であればチェックは外してしまって構いません。

「Next」をクリック

「次へ」をクリックします。

インストールする場所などを確認

「ScreenToGif」をインストールする場所と、デスクトップ・スタート画面へ表示させるショートカットの作成設定です。任意の設定にしてください。

「Install」をクリック

設定が完了したら「Install」をクリックすればインストールが行われます。ユーザーアカウント制御画面が出たら「はい」を押しましょう。

FFmpegがダウンロード対象として選択されていないことを示す

「FFmpeg was not selected to be downloaded」はFFmpegがダウンロード対象として選択されていないという内容です。これはスルーしてしまっても構いません。

.NET Framework 4.8が既にインストールされていることを示す

なお、「.NET Framework 4.8 was already installed. 」はScreenToGifを利用するために必要な.NET Framework 4.8が既にインストールされているという内容です。

.NET Frameworkをインストール

.NET Frameworkがインストールされていないという内容なのであれば、下記サイトからインストールをおこなっておいてください。

Download .NET Framework | Free official downloads
言語はOSから自動取得される

「Finish」をクリックすれば「ScreenToGif」のインストール完了となります。

ScreenToGifのインストール画面は英語でしたが、インストールが完了するとOSの言語を自動取得し日本語表記に変わります。ここが英語のままの場合は「Option」の「Language」から日本語に変更してください。

基本的な使い方

さて、ここからは「ScreenToGif」の基本的な使い方の説明に移ります。起動画面の中のメニューの中身を簡単に紹介していきますので、作業の参考にしてください。

レコーダー

レコーダー:画面のキャプチャをおこなう

レコーダーは録画の実行をおこなう際に利用します。録画する領域を選択できますし、保存する拡張子のファイルタイプも選択可能です。こちらの使い方は後述で詳しく説明します。

Web カメラ

Webカメラ:パソコンのカメラで撮影

パソコンのWebカメラからの録画が可能です。ビデオメッセージなどを作成したい場合などに便利な機能です。

ホワイトボード

ボードレコーダー:デジタルホワイトボードへの書き込みを録画

「ボード」がこれにあたります。デジタルホワイトボードへの書き込みを録画することが可能です。ボードの中部分のみをキャプチャでき、フリーハンドでの図の描画になりますが、それを用いたアニメの作成が可能です。

エディター

エディター:動画の編集

エディターは作成済みの動画などを編集することが可能なものです。スクリーンショット撮影後、自動的にエディタ画面へ遷移しますので、ScreenToGifで作成した動画も編集することが可能です。

録画方法

「レコーダー」をクリック

さて、録画方法の説明に移ります。録画をする場合は「レコーダー」をクリックします。

枠内が録画範囲

録画する画面の選択ができます。範囲は「ScreenToGif」の画面範囲です。

ウィンドウサイズで変更もしくは数値で変更

録画する範囲の設定の使い方ですが、ウィンドウの幅をマウスで変更するか、右下にある数値で範囲指定をするかのいずれかでおこなうことが可能です。

録画範囲をマウスで指定する場合

なお、ウィンドウをマウスで範囲選択して、その範囲を録画範囲とすることもできます。こちらはツールバーの○に+のボタンでおこなうことが可能です。

1秒間で作成するフレーム枚数を指定

動きの滑らかさを指定できるフレームレートも変更可能です。デフォルトでは15fpsになっています。基本的にはこのままで問題ないのですが、ファイルサイズなどの関係から下げたい場合などは利用しましょう(小数点以下の指定はできません)。

「録画」をクリックして録画開始

録画の開始は「録画」ボタンからおこなうことができます。範囲やフレームレートなどの指定が完了したら「録画」を押してください。

「停止」をクリックして録画終了

録画を終了する場合は「停止」を、一時的に停止したい場合は「ポーズ」を利用してください。録画の使い方はここまでの流れのとおりです。使い方が簡単だということが分かります。

録画を編集する方法

録画終了後、自動的にエディター画面に移動する

録画が完了したら、自動的にエディター画面へ遷移します。ここでソフトで録画した動画の編集をおこなうことができます。

ホームタブ:全般的な編集作業の操作

「ホーム」タブではコピーや切り取り・貼り付けなど、全般的な編集作業の操作をおこなうことができます。元に戻すややり直し、編集のリセットなどもできます。

再生制御:再生して確認ができる

「再生制御」タブでは作成する動画の内容の確認をおこなうことができます。

フレーム操作:フレーム1枚1枚の調整

「フレーム操作」タブでは、フレーム――いわゆるパラパラ動画の紙1枚1枚の調整をおこなうことができます。

重複しているフレームを自動削除

「重複削除」では重複しているフレームを自動削除できます。

類似性などを設定

類似性をパーセンテージ(上記の場合は90%類似しているものを削除する設定)で指定し、どのように削除を行うかの指定をその下の項目で指定します。

等間隔でフレームの削除

「フレーム数削減」では等間隔でフレームの削除をすることが可能です。

削除間隔や枚数を指定

残数は何フレームごとに削除するかの設定、削除数はフレームごとに削除する枚数の設定です。

指定したフレーム以前/以後の一括削除

録画開始時と終了時に不要な部分がある場合、指定した場所以前/以降の削除ができるのが「以前を削除」と「以後を削除」です。

逆再生にする事ができる

ちなみに、「逆順」にすると逆再生することができます。逆順にしてからもとに戻したい場合は再度「逆順」を押せばOKです。ヨーヨー反復は順に再生してから逆再生するものです。

フレーム1枚の表示時間の変更

「遅延」項目はフレームの表示持続時間の設定ができます。オーバーライドは全てのフレームに対しての表示持続時間を同じものに統一して設定できます。「増加・減少」や「スケール」ではフレームの持続時間の増減をおこなうことが可能です。

動画のリサイズや描画などの加工、モザイク掛けなどもできる

画像編集では、動画のリサイズや描画などの加工をおこなうことができます。モザイクをかけることもできます。

録画を保存する方法

ファイルタブを開く

録画した画像を保存する場合は「ファイル」タブからおこないます。

「名前を付けて保存」をクリック

「名前を付けて保存」をクリックしてください。

GIFで保存

「Gif」を選択

GIFアニメとして保存する場合、ファイルタイプで「Gif」を選択します。

エンコーダーは「ScreenToGif」でOK

エンコーダーは「ScreenToGif」で問題ありません。

フォルダマークから保存先の指定(gif)

フォルダ部分からファイルの保存場所の指定をおこないます。

ファイル名を入力(gif)

ファイル名の入力をしてください。

「保存」をクリック(gif)

「保存」をクリックすればGIFでの保存が完了します。

動画で保存

「ビデオ」を選択

動画で保存する場合は、ファイルタイプで「ビデオ」を選択します。

エンコーダーは「システム」でOK

エンコーダーは「システム」を選択してください。もしFFmepgを利用したい場合は別途エンコーダーのダウンロードが必要です。

ビデオを上下反転のチェックは外す

動画の品質などを設定します。上下反転のチェックは外しておきましょう。

保存先の指定(ビデオ)

Gifの場合同様に、フォルダから保存場所を指定します。

ファイル名を入力(ビデオ)

ファイル名を入力しましょう。なお、基本的にはAVIでの保存しかできません。MP4での保存をおこないたい場合はFFmpegのダウンロードをおこないましょう。

「保存」をクリック(ビデオ)

「保存」をクリックすれば動画の保存ができます。

最後に

画面キャプチャソフト「ScreenToGif」の使い方を説明してきましたが、比較的簡単に利用することが可能です。

GIFアニメとしての保存がデフォルトでできるソフトですので、GIFアニメ画像を作成できるソフトを探していたという方は是非利用してみてください。

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この記事のライター
八千草 蛍
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