LDPlayerの使い方!AndroidゲームをPCで楽しめるエミュレータを紹介!
PCでAndroidスマホのゲームをしたい、と思ったときに利用するエミューレータの1つにLDPlayerがあります。Androidスマホを持っていなくてもAndroidアプリを利用できるLDPlayerの使い方や設定方法などを紹介します。
LDPlayerの使い方
Androidのアプリを利用するためには、基本的にAndroidスマホやタブレットを所持していなければなりません。
LDPlayerとは
しかし、WindowsPCを持っていれば、Androidのエミュレータを利用してAndroidスマホのゲームを利用することができます。
AndroidアプリをPCで利用できるエミュレーターソフト
LDPlayerとは、そんなWindowsPCで利用可能なAndroidエミュレータソフトです。
スマホやタブレットと違い、マウスやキーボード、場合によってはコントローラーを利用してのプレイなどもできますので、パソコンゲームに慣れた人の場合Androidスマホそのものを利用してのゲームをするよりも遊びやすいと感じることもあります。
LDPlayerの使い方
では、そんなAndroidエミュレータ LDPlayerの使い方や設定などはどのようにするのか、その説明に移りましょう。
ダウンロード/インストール方法
まずはAndroidエミュレータ LDPlayerのダウンロード/インストールを行いましょう。下記リンク先へアクセスしてください。
「LDPlayerをダウンロード」をクリックしましょう。
ダウンロードしたLDPlayerのインストーラーを実行します。ユーザーアカウント制御の画面では「はい」をクリックしてください。
「Install」をクリックしましょう。
インストールには少々時間がかかりますので、終わるまで待ちましょう。
上記画面になればLDPlayerのインストールが完了となります。「Strart」をクリックすればLDPlayerが起動します。
各種設定方法
LDPlayerの各種設定の方法の使い方の説明に移ります。LDPlayerの設定は、右上にある歯車マークを開いて行います。
解像度やCPU、メモリの設定は「詳細設定」から行います。
解像度は、「タブレット」「モバイル」「ワイド」「カスタム」から選択できます。タブレットだと横向き、モバイルだと縦向きが基本となり、カスタムを利用することで縦横の幅とdpiの設定が自分の好きなように設定できます。
CPUのコア数に関しては、コア数が多ければ多いほど処理速度が上がります。推奨が4コアになっていますので、できれば4コアに設定したほうがいいです。
ただし、利用しているPCのCPUの性能が十分であれば4コアでも問題ないものの、スペックが低いと逆にPCに負荷がかかりますので、そこは調整して利用してください。
RAM(メモリ)に関しても、メモリ数が多ければ多いほど処理速度が上がります。推奨は3072Mです。最大で4096MB(4GB)まで利用することができます。
なお、RAM(メモリ)もPCの性能が高ければ4096MBでの利用をすれば快適に利用できるものの、PCスペックによっては逆に動作が遅くなる原因となりますので、適度なものを設定しておいてください。
フレームレートの設定も、LDPlayerでゲームをする上で重要です。フレームレートの設定は「ゲーム設定」から行います。
フレームレートはデフォルトで60FPSになっています。PCのスペックにもよりますが、120FPにすればその分動きが良くなりまが、スペック不足だと負荷がかかりますので、こちらもスペックに合わせて調整してください。
なお、LDPlayerなどのエミュレータでは利用する仮想デバイスを設定することも可能です。これは「デバイス設定」から変更できます。
起動と基本操作
Androidエミュレータ LDPlayerは、ダウンロード後すぐはStrartから起動できますが、次回以降起動する場合は、デスクトップのアイコンもしくはスタートメニューに追加されたアイコンから起動をおこなってください。
LDPlayerの基本的な操作の使い方の説明をします。まずはトップ画面ですが、アイコンは上から順に次の内容となっています。
アイコン | 備考 |
---|---|
設定 | LDPlayerの設定を行う |
キーマッピング | 仮想キーの配置や設定をおこなう |
音量を上げる | |
音量を下げる | |
全画面表示 | F11 |
自動マクロ | 自動での操作・設定。Ctrl+8 |
マルチ操作 | Ctrl+2 |
APKファイルをインストール | Ctrl+3 |
スクリーンショット | Ctrl+0 |
画面録画 | |
その他の設定 |
|
LDPlayerは、PCで利用するAndroidエミュレータですので、タッチパネルの操作と同じ内容をキーボードなどでおこなう必要があります。マウスやキーボードを利用する場合、仮想キーの配置をすることでマウスやキーボードでの操作が可能となります。
仮想キーは「仮想キー設定」から行います。右側に仮想キー一覧が表示されますので、利用したいものをドラッグアンドドロップで画面上に配置してください。
仮想キー | 内容 |
---|---|
一般的なボタン | タップと同様の操作 |
方向移動(キー) | キャラクター自体の操作に利用する、いわゆる十字キー。デフォルトはWASD(上右下左) |
引き金ボタン | シューティングゲームでの射撃をする。デフォルトは左クリック |
方向移動+視点移動 | 設定したキーを押しながらの視点移動設定 |
視点移動 | マウス右ボタンで画面の視点を回転 |
視点移動(3D) | 3D画面での視点を回転 |
キルボタン | ゲームの方向指定スキルに適用するもの |
照準 | FPS/TPSの照準移動 |
方向移動(マウス) | マウスの右クリックを押しながらのドラッグで画面上のスワイプをおこなう |
連続タップ | ボタンを連打する設定。タップ間隔の指定もできる |
キーボード重力模擬 | 重力センサー(傾き)の設定 |
マクロ | 直接画面を操作してマクロを設定 |
複雑なマクロ | マクロを作成してスクリプトを実行できるよう設定 |
そのキーで利用したいものにキーボードのキーなどを割り当てましょう。
なお、LDPlayerでスマホ・タブレット特有のピンチイン・ピンチアウトをしたい場合は次のものを利用してください。
- Ctrl+ホイールの回転
- 左クリック+ホイールの回転
- F4キー(拡大)/F5キー(縮小)
スマホゲームアプリをプレイ
では、LDPlayerでのスマホゲームアプリの使い方の説明をしていきます。LDPlayerでもアンドロイドスマホのアプリを利用したい場合は、Google Playストアへのログインが必要です。LDPlayerのトップページでストアを開きましょう。
「ログイン」を押して、Google PlayストアにGoogleアカウントでログインをおこなってください。
Googleアカウントにログインさえしてしまえば、後はAndroidスマホで操作するのと同様、アプリをインストールするだけです。
なお、Google Playストアにないアプリ(APKファイルをダウンロードしてインストールするもの)は、「APKファイルをインストール」からダウンロードして利用しましょう。開発中のソフトウェアの動作確認などにはこの方法が便利です。
最後に
LDPlayerを利用することで、PCでもAndroidスマホ/タブレットのアプリゲームなどで遊ぶことができます。
シューティングゲームなどを利用するのにも、マウスやキーボードを利用したPCゲームのように遊ぶことができますので、PCゲーム慣れしている人は逆にLDPlayerを利用したほうがゲームをより楽しめることもあるでしょう。
また、LDPlayerは開発中のアプリの確認にも利用できますので、どちらの用途でもぜひ使ってみてください。