Kindleのハイライト/メモ機能の使い方！カラー変更・一覧表示や消す方法などを解説

Kindle本、その中でも小説等を読んでいる際に利用できる便利な機能に、メモ機能やハイライト機能というものがあります。

メモ機能はわかるという人も少なくないでしょうが、ハイライト機能に関してはよくわからないという人もいるかもしれません。

ハイライト機能とは、紙の本の場合を例にわかりやすくすると、蛍光ペンで文字にマーカーを入れる機能のことを言います。

電子書籍にも蛍光ペンのように印をつけることができ、自分が気になった部分や心に響いた部分などをわかりやすくすることができます。

前述したように、Kindle端末やKindleアプリでも、Kindle本にハイライトを入れたりメモを入れたり、という事が可能です。

紙の本のように直接メモの書き込みはできませんが、付箋をつけるような形でその部分に感じたことについてメモしておくことができます。

そんなKindle本へのハイライトはどういった使い方をするのかの説明に移ります。

Kindle本へのハイライトは、使い方さえ分かれば簡単に確認できます。まずはハイライトの付け方や消す方法、Kindle本に入れたハイライトのカラーの変更方法から説明していきます。

Kindle本を読むための専用端末であるKindle端末の場合、ハイライトをつけたい文字を長押ししながらなぞって選択します。

するとポップアップで操作に関連するメニューが表示されます。その中から「ハイライト」をタップしましょう。Kindle端末の場合はこれだけでハイライトをつけることができます。長押ししてなぞっただけでハイライトがつくこともあります。

ハイライトを消す場合、消したいハイライト部分をタップしてポップアップメニューを開きます。そのポップアップメニューにある「削除」をタップすれば、その部分のハイライトを消すことができます。

なお、Kindle端末は画面が白黒表示なので、ハイライトに色を付けることはできません。そのため、カラーの変更も当然ながら不可能です。ハイライトで色分けして表示したいという場合は、後述するKindleアプリが使える端末の利用が必要です。

スマホやタブレットで利用できるKindleアプリの場合も、Kindle本へハイライトをつけることができます。

Kindle本にハイライトを入れたい場合、入れたい部分の最初の部分で長押しし、ハイライトを入れたい末尾までなぞります。

するとハイライトが入ります。この場合はなぞっただけでハイライトがついていますが、場合によってはなぞってから表示されたポップアップメニューでハイライトの色を選択して、ようやくハイライトを入れることができます。

設定したKindle本のハイライトを消す場合は、消したいハイライト部分をタップします。

ハイライトのカラー一覧のうち、現在使っているカラーに「✕」ボタンが表示されます。この「✕」ボタンを押すことで、そのハイライトを消すことができます。

なお、Kindle本に表示されているハイライトのカラーは、カラーに対応した端末であれば4色の中から選択できます。色の変更をしたい場合、ハイライトを選択して表示されたメニューで好きな色をタップして変更してください。

ハイライトを付けた部分は、他の人に共有することも可能です。

Kindle端末からハイライトした部分を共有する場合の使い方ですが、共有したいハイライト部分をタップし、表示されたポップアップメニューで「シェア」をタップします。

「引用文をシェア」に表示された「Eメール」をタップしましょう。送信先や件名などを編集し、「送信」ボタンを押せば共有完了です。

Kindleアプリの場合も、やり方は似ていますが、共有に利用できる方法は端末などにもよりけりです。ここではiPhoneでのシェアを例としてあげます。共有したいハイライト部分をタップし、表示されたポップアップメニューで共有ボタンを押します。

画像での引用をするか、テキストでの引用をするかの選択をします。画像でKindle本のハイライトを共有する場合は、背景色などの設定も可能です。

設定が完了したた「シェア」をタップしましょう。

利用したいシェア方法を利用すれば共有ができます。

なお、ハイライトを入れた場所をまとめて一覧表示することも可能です。

Kindle端末でハイライトを一覧表示で確認したい場合、画面上部をタップしてツールバーを表示させ、その中にある「移動」をタップしてください。

移動メニューが表示されますので、「メモ」タブに切り替えます。するとメモやハイライトの一覧が表示されます。

Kindleアプリの場合、画面上のどこかをタップして、上下のツールバーを表示させてください。

画面上にあるノート/メモのマークをタップします。

すると、そのKindle本にしたメモやハイライトの一覧が表示されます。

なお、ハイライト以外にも、Kindle本にメモを入れることも可能です。

Kindle本へのメモは、選択した部分に付箋のような形で思ったこと、感じたこと、覚書などをすることができる機能です。

Kindle端末でメモを追加する場合の使い方ですが、Kindle本のメモをしたい箇所もしくはハイライトをつけた分を選択してポップアップメニューを表示させます。

「メモ」をタップするとメモの入力画面が表示されます。そこに記録したい内容を入力し、「保存」をタップすればメモの追加可能です。

追加したメモを削除したい場合、削除したいメモの部分のノート/メモのマークをタップします。

メモの編集画面になりますので、そこで内容を編集して「保存」すれば、編集した内容で保存できます。また、「削除」をタップすれば、そのメモの削除ができます。

Kindleアプリの場合もやり方ほぼ同じです。メモを追加したい部分を長押しして選択、もしくはメモを追加したいハイライトを選択してポップアップメニューを表示させ、メモマークをタップします。

入力したいメモ内容を入れます。iPhoneの場合、入力内容は自動保存されます。

上記のように「保存されました」と表示されればOKです。あとは「✕」で画面を閉じましょう。

メモの削除をしたい場合は、削除したい部分のメモマークをタップします。

編集したい場合はメモの内容を変更し、自動保存すればOKです。削除したい場合は右上にあるメニュー(︙)をタップします。

「メモを削除」をタップします。

確認画面が表示されますので「削除」を押せばそのメモを消すことができます。

追加したメモはハイライト同様一覧で確認を取ることができます。

Kindle端末でメモ一覧表示で確認する場合、画面上部をタップしてツールバーを表示させ、その中にある「移動」をタップします。

移動メニューが表示されますので、「メモ」タブに切り替えれば、メモやハイライトの一覧が表示されます。

KindleアプリでそのKindle本のメモ一覧を確認したい場合、画面上のどこかをタップして、上下のツールバーを表示させます。

画面上にあるノート/メモのマークをタップしましょう。

そのKindle本にしたメモやハイライトの一覧が表示されますので、そこで確認してみてください。

特定のKindle本の中だけでなく、自身が所持しているライブラリ内のすべてのKindle本のハイライトやメモも一括管理したい、という場合もあるかと思います。

ライブラリ内すべてのKindle本のハイライトとメモの確認は、スマホアプリではできません。唯一可能なのはPCブラウザでKindle本を読むことができる「Kindle Cloud Reader」のみです。

PCブラウザでKindle Cloud Readerにアクセスし、左側メニューにある「メモとハイライト」をクリックします。

表示されるのは各Kindle本ごとですが、左側のメニューでライブラリ内の本を選択して切り替えれば様々なKindle本のハイライトやメモの確認ができます。

Kindle本は、Kindle端末やKindleアプリでハイライトやメモを入れることができます。Kindle本の読書の際に気になる部分につけたり覚書をしたりということができますので、この記事で説明した内容を参考に、便利な機能を使ってみてください。