Windows10が起動しない!BIOSにも入れない、CDが起動しない!といったトラブルが発生した場合に、BIOSの起動を邪魔するWindows10の高速スタートアップの設定状況の確認や、具体的なトラブルの対処方法を紹介します。
Windows7のサポートが終了するまでもうまもなくですね。最近Windows10に変更したという人も少なくないかもしれません。
Windows8.1(Windows8)以降はモダンOSに変わったのでWindows7以前に慣れた人にはとっつきにくいところもあります。
急にOSが起動しない状態になった場合の対処法は使い始めるにあたって事前に知っておいたほうが安心です。
OSが起動しない場合BIOSから操作して復旧する方法が一般的ですが、上手く起動しない場合の対処法を知っておく必要があります。
本記事ではWindows10のBIOSに入れない場合、CD起動しない場合の対処法を紹介します。
BIOS(バイオス)はBasic Input Output Systemの略で、デスクトップパソコンやノートパソコン等の形状を問わず、必ず搭載されているものです。
パソコンにつながっているキーボード、マウス、CPU、ハードディスクなどの接続機器(ハードウェア)の管理・制御を行うシステムで、BIOSはパソコンの電源が入ると始めに動くプログラムです。
Windows10のようなOSが起動する前に動くものなので、OSが起動しないようなトラブルが発生した場合は、このBIOSの設定の調整で改善ができるか操作を行います。
Windows10やWindows8.1ののPCが起動しない!というトラブルが発生したら、BIOSの操作が浮かぶと思いますが、まずはじめにパソコンが起動しない時どのような確認が必要か紹介します。
まず、Windows10のパソコン自体が起動するのか起動しないのかを確かめる必要があります。
電源自体が入らないのか、電源は入るがBIOSやOSが起動しないのかによっても変わってきますよね。
起動しない場合に確認したい重要な項目をそれぞれ紹介します。
電源が入るけれど、やっぱりうまく動作しない、起動しないという場合はWindows10のセーフモードでの起動を試みます。
セーフモードは必要最小限のシステム環境でパソコンを起動する、Windows10の診断用の起動モードのことです。
動作が不安定で正常にWindows10パソコンが起動しない場合は、セーフモードで起動することでトラブルの要因が特定できるか確認します。
上手くWindows10パソコンが起動しない場合にセーフモードを起動するには、BIOSの操作が必要になります。
Windows10やWindows8.1のパソコンでBIOSからセーフモードを起動する方法を紹介します。
BIOSの起動キーはWindows10が起動する前の操作になるので、決まったものがあるわけではなくPCの機種やメーカーによってもBIOS起動キーが異なります。
Windows10が起動しない場合のBIOS起動キーの操作を紹介します。
PCの機種やメーカーによって、BIOS画面を表示させるための専用のボタンやショートカットキーが異なります。
一般的にはパソコンの電源を入れてすぐ、F2キー等のファンクションキーを数回押すといったものが多いですが、押すタイミングやどのキーを押すか、もしくは複数キー同時操作の場合もあります。
Windows10が起動しない状態になってから慌てなくていいように、パソコンを買ったらBIOS起動のキーは事前に調べておきましょう。
意外と盲点になるのが「モニター(ディスプレイ)」や「キーボード」が接続されているかどうか、です。
モニターはもちろんですが、キーボードは重要で接続されている(認識されている)状態でないと、パソコンは起動しないことがあります。
単純に基本的なデバイスがWindows10のパソコン上で認識・動作しているかどうかによってもBIOSが起動しないことがあるので、物理的な接続も必ず確認しましょう。
ノートパソコンではなく、デスクトップパソコンのようなキーボード外付けのパソコンに、普段はBluetoothタイプのキーボードを使用している場合は認識されずにBIOSの操作ができないことがあります。
BluetoothはOSが起動してからでないとドライバが起動しないため、Windows10等のOSが起動しない状態では操作ができません。
Windows10が起動しないようなトラブルに備えて、有線キーボードを緊急用に用意しておくことも重要です。
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