LINEには写真が撮影した画像の文字を読取ることができるOCR機能が実装されています。本記事ではLINEのOCRの使い方やOCRを使ってできる便利かつ時短に関する情報、さらにOCR機能で読み取った文字テキストを外国語に翻訳する機能についても紹介します。
LINEにはトークでやりとりした画像内の文字テキストを読み取ることで、コピペや翻訳できる「OCR機能」があります。LINEのOCR機能の操作方法や便利な使い方を解説します。
まずLINEに実装されている画像から文字を読み取る機能「OCR機能」について解説します。OCRは(Optical Character Recognition)の略称で日本語で「光学的文字認識」ともいいます。
手書きや印刷文字をイメージスキャナやデジタルカメラで読み取る技術として知られていますが、カメラ技術の進歩でスマートフォンのアプリにも実装されるようになっています。スマホでもOCR専用アプリはお馴染みです。
「OCR機能」とはその場で撮影したものや、保存した画像ファイルからテキストを読み取ることができる機能です。「OCR機能」は非常に高い精度で画像をテキスト化できます。
画像からテキストを読み取ることで、写真をみながら書き起こしたり、手書きでメモをする手間が省けるので大変便利な機能です。
LINEの「OCR機能」はLINEアプリの9.6.0以降のバージョンに追加された機能です。
LINEの「OCR機能」はネットワークの接続許可が必要になります。また機能を利用する初回のみ情報収集のため文字情報を送信する必要があります。
ここからはLINEのOCR機能の便利な使い方について解説します。
ここからLINEに実装されているOCR機能でできることについて説明します。OCRを利用することで省ける作業は主にこの3つです。
LINEのOCRで楽になる作業 |
撮影した画像の文字をOCRで読み取ることで文字入力の手間を省くことができる |
撮影した画像の文字をOCRで読み取って翻訳することができる |
読み取った文字をコピペして保存や送信ができる |
画像内にあるテキストを読み取ることができるLINEのOCR機能は、説明文などを文字入力する手間が省ける点で便利です。
LINEのOCR機能には、撮影した画像の文字テキストを読み取るだけでなく、外国語の文字を読み取り翻訳することができます。テキスト文字入力、翻訳など多くの作業を省くことができるため時短ツールとしても有効です。
LINEのOCR機能で読み取った文字は、テキストとして保存したりコビペして貼り付けることができます。またコピペしたテキストは保存、送信することができます。
非常に便利なLINEのOCR機能ですが、ここからは利用する際の注意点について解説します。
LINEのOCR機能は多言語対応です。検出できる言語と、翻訳できる言語の数は異なります。特に検出できる機能は便利ですが言語は限定的です。対応している言語は以下の通りとなります。
LINEのOCR機能対応言語 | ||
検出できる言語 | 日本語、英語、台湾語、中国語、タイ語、インドネシア語、韓国語 | |
翻訳できる言語 | 日本語、台湾語、中国語、タイ語、インドネシア語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、ロシア語、ミャンマー語、ベトナム語、アラビア語、ペルシア語、ヒンディー語 |
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