iPadにはSlide Overという機能があります。これはアプリを起動中に、更に別のアプリ(もしくは同じアプリ)をスライド表示して同時に使用出来る便利な機能です。この記事では、iPadのSlide Overの使い方や活用法について解説します。
iPadにはSlide Overという機能があります。これはアプリを起動中に、更に別のアプリ(もしくは同じアプリ)をスライド表示して同時に使用出来る便利な機能です。これはiPhoneや他の端末にはない機能となっています。
例えば、「マップ」アプリを使用しながら道順を確認しつつ、Slide Over機能を用いて「メッセージ」アプリを開いてメールのやりとりをすることも可能です。
また、Slide Overで開いたアプリは情報が一旦記憶されため、簡単に切り替えることも可能となっています。3つアプリを表示させることも出来るので、3つの作業を同時進行も可能です。
「Slide Over」は起動しているアプリはそのままに、もう一つのアプリを画面上に浮いているように表示させることが出来るマルチタスク機能です。
(Slide)画面の上に、(Slide)新たな画面を(Over)する、重ねるというイメージを持つSlide Overは覚えやすいです。アプリを切り替えたり、常時表示させたりする(Split View)ほどではなく、でも他のアプリを確認したいという時に便利に使えます。
「Slide Over」では主に以下の操作が可能となっています。
「Split View」は、「Slide Over」とよく似ていますが、少し違う機能です。「Split View」は、文字通り画面を2つに割って(2つ=Split)表示する(表示=View)機能を指します。
これは画面が大きく表示面積が広いiPadならではの機能です。Split Viewは画面を2分割しますが、Slide Overは1/4程度表示します。
Slide OverとSplit Viewの基本操作は以上ですが、サードパーティアプリではできないものもあります。一部のアプリはマルチタスクに対応しておらず注意が必要となります。
[Kindle]や[Prime Video]などはマルチタスクでアプリを起動することが出来ません。ただし、1つ目のアプリとして起動しておいて、他のアプリをSlide Overで表示させるといった使い方は可能です。
また、その他の多くのアプリではマルチタスクで2つ同時に起動が可能となっていますが、[YouTube]など一部アプリは起動できるのは1つのみとなっています。
同時にアプリを複数表示させることが出来る便利なSlide Over。実際に、iPadでの「Slide Over」機能の使い方について解説します。
iPadでSlide Overを使って2つ目のアプリを開く方法は以下の通りです。
iPadの「Slide Over」機能を使ってアプリの起動中に他のアプリを同時に開くためには、まずは画面下からスワイプしてDockを起動させて表示します。
表示させたDockから起動したいアプリをドラッグしたら、画面上にドロップさせます。既に起動しているアプリを開いたままにして、他の2つ目のアプリを起動して表示およびアプリの操作が可能になります。
アプリを移動したい場合です。既に開いているアプリではなく、開いた他のアプリ(2つ目のアプリ)の画面は、上部のバーをスライドすることにより、右端や左端にアプリ画面を移動させることができます。
iPadの「Slide Over」機能を使って開いた2つ目のアプリを閉じる方法です。アプリを閉じるには、2つ目のアプリ画面上のバーを右端にスライドさせます。
すると、2つ目のアプリ画面が閉じるので、最初に開いていた1つ目のアプリの画面だけを表示させることが可能です。
iPadの「Slide Over」機能を使って開いた2つ目のアプリを切り替えて他のアプリを開くことも可能です。
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