スクリーンセーバは、長時間Macの操作を行わなかった場合に画面に動きのある様々な種類の映像や動画を表示する機能です。ここでは、スクリーンセーバとは何か、Macでのスクリーンセーバーの設定方法、スクリーンセーバのカスタマイズ方法などをご紹介いたします。
一定時間Macの操作を行わない場合に、画面が動きのある映像や動画に切り替わる、それがスクリーンセーバです。ここではスクリーンセーバとは何か、スクリーンセーバとは何のためにあるのかご説明いたします。
昔のMac(Mac以外も)のディスプレイはほとんどの場合でブラウン管が採用されており、同じ映像を長時間画面に表示させていると画面の焼き付きが発生していました。
ブラウン管が使われていた時代の後期には改良が進んで焼き付きも発生しにくくなり、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイが主流となった現在では画面の焼き付きが発生することは非常に稀です。
そのため、ここ最近ではユーティリティーとしてではなく、アクセサリーの要素やセキュリティーとしての要素が強まっています。
現在では、Macなどのパソコンで仕事をしている最中に、ちょっと席を離れるから、Macの画面を他人に見られたくないけど電源を落としたり、ログアウトしたりするほどではないという場合などにスクリーンセーバを起動します。
こうして、他人に自分のパソコンを見られたり、操作されたりするのを防いでいます。
スクリーンセーバからの画面解除時にログインパスワードを入力する設定にして、セキュリティを高めたり、スクリーンセーバの代わりに任意の動画を流すこともでき、自分で好きにカスタマイズできるようになっています。
動画を設定する場合には、スクリーンセーバを任意のものに変更できるようにするアプリケーションの「SaveHollywood」をインストールする必要があります。
Macでのスクリーンセーバの選び方、Macでスクリーンセーバが起動するタイミング、Macがスクリーンセーバから画面解除する際のパスワードの要否など、設定がいくつかありますので、それらを紹介します。
Macには、写真やメッセージ、フォトライブラリのアートワークなどを表示するスクリーンセーバが用意されています。様々な種類の中から、自分の気に入ったスクリーンセーバを選択して設定します。
Macのメニューバー左にあるリンゴマーク(Appleメニュー)から「システム環境設定」を選択し、「デスクトップとスクリーンセーバ」をクリックして、「デスクトップとスクリーンセーバ」ウインドウを開きます。
「スクリーンセーバ」タブをクリックすると、ウインドウの左側に様々な種類のスクリーンセーバが表示され、そこで選択したスクリーンセーバがウインドウの右側に表示されます。この画面では、自分の気に入ったスクリーンセーバを選択します。
「デスクトップとスクリーンセーバ」ウィンドウの「開始までの時間」ポップアップメニューを使って、Macでスクリーンセーバが起動するまでの時間を選択します。Macでスクリーンセーバを使用しない場合にはここで「開始しない」を選択します。
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