突然お使いのMacの画面にウイルスに感染したというページが表示されたら、ほとんどの方焦るでしょう。そこで本記事ではMacでウイルス感染の警告ページが出た際に取るべき行動や実際にどのような警告が出るのか例をご紹介していきます。
まずは焦らないことを心掛けて冷静に判断できるように心を落ち着かせましょう。
また気をつけることは、「インストールなどのボタンをクリックしない」、「表示されているお問い合わせの電話番号に電話をかけたりしない」、「内容がよく分からない場合には自分でネットで調べてお問い合わせする」です。
以下ではトロイの木馬などのウイルスについて紹介してきます。
下の画像を見ればわかると思いますが、ページにはMicrosoftのロゴが表示されて「システムは3つのウイルスに感染しています」と表示されています。
さらに「今すぐスキャン」と書かれていますが、これは詐欺ですので絶対にクリックしないようにご注意ください。
ここでご紹介するのは以下のような偽のメッセージ(トロイの木馬など)が表示されます。
「Web ページからのメッセージすぐに行動してください。お使いのMacでトロイの木馬ウイルス(e.tre456_worm_win)が検出されました。[OK]を押して修復処理を開始してください。」というものです。
トロイの木馬ウイルスは偽物であることがほとんどなのでトロイの木馬などが書いてあったら疑いましょう。
トロイの木馬などが表示されたらウィンドウの右上にある「×」ボタンをクリックして、ウィンドウを閉じてください。偽のメッセージの場合は、高い確率でトロイの木馬ウイルスが入り込んでいないので安心してください。
しかしながら、それでも不安な場合には、お使いのウィルス対策ソフトでパソコンをフルスキャンしておくことでそのような不安は払拭されるでしょう。
MacではなくWindows10であれば、Windows Defenderというセキュリティソフトが入っているので、ウィルス対策ソフトを利用していない場合には、それでスキャンしてみてください。
また、Macで表示されているメッセージを閉じたとしても何回も表示されてしまったり、ウィンドウが閉じられなくて、パソコンの動作そのものが機能しなくなるケースがあります。
その場合には、Macのキーボードの「Ctrl」+「Alt」+「Del」を同時に押してタスクマネージャーを起動し、ブラウザを強制終了することをおすすめします。
Macを使っていたら突然「ウイルス警告画面」が出てきたらどうなるか恐怖を感じるでしょう。そこで下記では、いくつか、リンクを進んだ場合どうなるかと言う例として「ウイルス警告画面」をご紹介します。
そしてリンクをクリックしたらどうなるかも説明します。
Macのブラウザでのウイルス感染警告後にリンクを進んだ場合どうなるかと言うと以下のようなページが表示がされます。
それは、「“apple.com-macsecurity.info”から:ウイルスが見つかりました。
最後に訪問したウェブサイトで、お使いのMacコンピュータがウイルスに感染しました。
OKを押して、修復プロセスを開始してくださあい。」という表示です。
続いて、ブラウザでのウイルス感染の警告後にリンクを進んだ場合どうなるかと言うと以下のようなページが表示されました。
「今日訪問したウェブサイトで、お使いのMacコンピュータがウイルスに感染しました。お使いのOS Ⅹ ・・・・・デバイスから有害なファイルやアプリケーションを見つけて削除するために、今直ぐフルシステムスキャンが必要です。」
この表示の下には「デバイス情報」として、OSやブラウザ名、IPアドレスなどの情報が記されています。これらの情報は正確なので危機感が募ります。
次はどうなるかと言うと「今すぐスキャン」をクリックすると、ウイルススキャンが始まるというものです。スキャン進行中とページが表示されて、文章をはじめ、システムファイルやレジストリなどを検索している状況です。
ほんの数秒でウイルススキャンは完了しました。
1 / 5
続きを読む