ボタンひとつで読めない英文のサイトを翻訳できるようになるMac版Safariの拡張機能"Translate"。MacのSafariで拡張機能"Translate"を追加する方法から、英文を翻訳する方法、また注意点まで詳しく解説します。
Macの標準ブラウザであるSafariですが、デフォルトでは翻訳機能が使用できません。Mac版Safariを使用していて、ネットサーフィン中に英文のページも見るという人には、Mac版Safariの拡張機能"Translate"がおすすめです。
このMac版Safari拡張機能があれば、ページ全体を翻訳したり、わからない単語だけを翻訳するということが簡単に可能になります。
普段から、翻訳サイトへテキストをコピー&ペーストしているのであれば、この拡張機能を使用すればボタンひとつで翻訳が完了します。
また、このMac版Safari拡張機能には、ページ全体をボタンひとつで翻訳する機能と、単語やセンテンス単位で一部だけ翻訳する機能があります。Macで英文を読みながら不明な単語だけ翻訳することができるのです。
本記事では、Macで拡張機能をインストール手順から使用方法、注意点などを詳しく解説します。
まずは、MacのSafariで拡張機能をインストールする方法から確認していきます。
ここでの注意点として、Safariの拡張機能はMac画面上部のメニューバーから、Safari→Safari機能拡張と進んで探すこともできますが、その場合は有料でMacの拡張機能を購入することになるため、ここでは無料のものについてご説明します。
まず、Mac版のSafariで"Safari Extensions"のページを開きます。英語のサイトとなりますが、操作は簡単です。リンク先を開いたら、ページを下にスクロールし、グレーの"Translate"のアイコンを探します。
赤い枠で囲った「Install now」をクリックしてください。クリックすると、青い文字が自動的に「Installing」に変化します。そのまま待つと、文字が「Installed」に変化し、Safariが以下のような画面に切り替わります。
画面が切り替わり、Safariのウィンドウ上部にある、画像の赤い枠で囲ったボタンが表示されていれば、拡張機能「Translate」の追加は成功です。
拡張機能のダウンロードは、以下のページから行ってください。
Macで拡張機能のインストールが完了したら、上記のようなボタンがブラウザの上部に表示されているはずです。
まずは、Macでボタンひとつでサイト全体を翻訳する使い方についてです。
まずは、Mac版Safariで翻訳したい英文のサイトを開きます。今回は、Wikipediaの英語版でテストを行いました。
Macのウィンドウ上部にあるツールバーのURL左の翻訳ボタンをクリックし、しばらく待ちます。翻訳されるまで数秒かかります。
Bingで翻訳されていることが左上に表示され、英文のサイトが日本語に翻訳されました。
注意点としては、Bing翻訳やGoogle翻訳は機械的な翻訳であるため、口語的な単語やセンテンスを直訳してしまい、ときおり意味の通らない文章を生成してしまうことがあるということです。
翻訳が不自然に感じたときは、Macでサイト全体を翻訳した後にセンテンスごと原文を確認することができます。
本文にマウスポインタを重ねると、文章が黄色くハイライトされ、すぐそばにハイライトされたセンテンスの原文が表示されます。
Macで翻訳したページを原文に戻したいときは、翻訳ボタンにカーソルを合わせると"Translation Enabled, click to revert(翻訳できたら、元に戻すならクリック)"という文言が表示されます。翻訳ボタンを再度クリックすれば本文は日本語に戻ります。
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