MacにはWindowsのタスクバーの位置にDockと呼ばれるバーがあります。そのDockを自分が使いやすいようにカスタマイズすることで、より効率的にMacで作業することが可能となります。では、カスタマイズする方法について見ていきましょう。
Macには、Windowsのタスクバーの位置にDockと呼ばれる、アプリなどのアイコンを格納して置くところがあります。
皆さんは、このDockを使いこなしていますか?
iPhoneにもDockはありますが、MacのDockにはiPhoneのDockよりも便利な機能がたくさん盛り込まれています。
Dockを使いこなすことによって、今よりももっとMacが使いやすいものとなります。
Dockによく使うアプリなどを格納して整理しておくと、アプリの起動がスムーズにできるためとても便利にMacを使うことができます。
またここには、あらかじめ設定したアプリだけでなく、起動中のアプリの表示されます。では、MacのDockをカスタマイズする方法について見ていきましょう。
1.まず、アップルマークのメニューから「システム環境設定」を開きます。
2.Dockをクリックします。
では、その中の項目について詳しく説明していきます。
赤枠で囲んだバーを左右に移動することでDockのアイコンのサイズを変更することが可能です。
アイコンのサイズを大きくすれば、画面に表示できるアイコンの数が少なくなり、サイズを小さくすればたくさん入るようになります。その分サイズが小さいので、アイコンが見難くなってしまいます。
MacのDockでは、Dock内でカーソルを移動した時に、アイコン一つ一つを拡大することができます。
Dockは、どんどんアプリを追加していると、どんどん一つ一つのアイコンが小さくなってしまうため、アイコンのサイズを拡大できる機能はとても便利です。
また、バーをスライドすることでアイコンのサイズの拡大率も変更できるため、自分の好みに合わせて大きさを変更することが可能となっています。
MacのDockは、標準ではWindowsのタスクバーと同じ位置の、画面の下側にあります。ですが、人によってはDockの位置が、左右に設置させている方が都合がいい場合があるかと思います。
ただし、Dockの位置を左右に設置すると、一つ一つのアイコンが小さくなってしまうため、注意が必要となります。
Macの標準では、Dockは常に表示するように設定されています。確かに、そのほうがすぐにアプリを開くことができて便利なのですが、常に表示されていると邪魔に感じる時があります
そんなときのために、Dockを自動で隠す機能がMacには備わっています。設定の仕方はすごく簡単です。矢印で示されたチェックボックスにチェックを入れるだけです。
だたし、全画面表示している時には自動的に非表示になります。また、非表示にしたDockは、カーソルを一番下の位置に持っていくと表示することができるので、必要に応じて表示することができます。
通常、Macにおいてアプリケーションを最小化(真ん中の黄色い「‐」のアイコン)した時、Dockの右端の、ゴミ箱やダウンロードの枠に格納されます。
しかし、この「ウィンドウをアプリケーションアイコンにしまう」をオンにすると、アプリを最初化した時に、元のアプリのアイコンに格納されます。
たくさんのアプリを最小化することが多い人には、右の枠が膨らまないので便利な機能だと思います。
この「起動中のアプリケーションをアニメーション表示」をオンにすると、アプリのアイコンをクリックして起動しているときに、アイコンが跳ねるような動きをします。
それだけでは特段便利な機能ではないですが、アップデートなどで自動で起動した時にも、跳ねるように動くので便利な機能です。
この「起動済のアプリケーションにインジケータを表示」をオンにするとDock内に、現在Macで起動しているアプリの下に灰色の丸が表示されます。
どのアプリがMacで起動しているか一目でわかるので、とても便利な機能です。どのアプリがMacで起動しているかわかれば、Macのメモリを解放するために、必要に応じて終了させたりすることもできます。
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