Parallels DesktopはMac上でWindowsを実行できる非常に便利な仮想マシン環境ソフトです。ここではParallels Desktopのインストール方法や設定、使い方、メリットや注意点などについてご説明いたします。
BootCampやVMware Fusion、MacのBoot Campなど、様々な仮想マシン環境ソフトがありますが、現在最もポピュラーなMac向けの仮想マシン環境ソフトはParallels Desktopです。そもそもParallels Desktopとはどのようなソフトなのか説明します。
Parallels Desktopは、MacBook、MacBook Pro、iMac、iMac Pro、Mac mini、Mac ProなどのあらゆるMac上に、WindowsやLinux、macOSの別コピーなどのOSをインストールして、Macと並行して使用できる仮想マシン環境ソフトです。
個人向けには「Parallels Desktop for Mac」という名称で販売されており、毎年バージョンアップして2019年3月現在、バージョン14になっています。
WindowsOSでしか提供されていないWebサービスやアプリケーションなどを使用したいとき、わざわざWindowsPCを購入せずに数万円のコストでWindowsPCを手に入れることができ、Windowsも使用したいMacの間で人気のソフトです。
MacにはApple純正アプリの仮想マシンであるBoot Campがあり、macOSに加えてWindowsをインストールして起動することも可能になっています。
しかし、Boot CampではmacOSかWindowsかのどちらか一方を起動することを可能にする仕組みであり、MacとWindowsを並行して使用することができず、さらにファイルシステムの違いなどからファイル共有も簡単ではありません。
Parallels Desktopでは、そのようなBoot Campでのユーザの不満な部分を一掃してくれる非常に優秀なソフトなのです。
まずはMacにParallels Desktopをインストールすることから説明します。
以下のParallels Desktopのオフィシャルホームページから、Parallels Desktop for Macをダウンロード・インストールします。
Parallels Desktopには14日間無料で使える無償トライアル版もあるので、いきなり有償版を購入するのが不安な方は、無償トライアル版から始めてみるのがおすすめです。
Parallels Desktopの無償トライアル版をダウンロードするには画面の「無償トライアルをダウンロード」をクリックします。
Parallels Desktopの無償トライアル版のダウンロード画面に遷移したら、続けて「ダウンロード」ボタンをクリックします。
「ダウンロード」ボタンをクリックするとParallelsDesktop####.dmgファイルが自動的にダウンロードされ、画面はインストール説明画面に変わります。
ダウンロードされたParallelsDesktop####.dmgをダブルクリックしすると、インストール.appが表示されるのでこれをダブルクリックすると自動的にインストールが進行します。
インストールの進行中にMacの状態に応じてポップアップが表示される場合があるため、その場合は画面に従って操作します。
インストールが完了するとインストールアシスタント画面が表示されます。途中でWindowsのインストールを選択する画面が表示されますので、必要に応じてダウンロードするかスキップします。
ここでスキップしても後からインストールすることが可能です。
1 / 6
続きを読む