お子さんがAndroidスマホのアプリを無制限で使っていると目が悪くなったり、他のことに支障が出たりします。使用時間を制限を設定することで使いすぎを防ぐことができます。ここではAndroidスマホでアプリ制限をする設定手順を説明していきます。
Androidスマホをドコモのサービスを使って利用時間の制限設定をする方法は、「あんしんモード」というサービスと「ファミリーブラウザ for Docomo」というアプリを利用します。
ドコモのあんしんモードは申し込み不要で無料で使えるサービスで、お子さんのAndroidスマホの設定を保護者のAndroidスマホから操作できるのが特徴です。普通のアプリとは違い、ドコモの公式サイトからインストールして、基本設定を行います。
お子さんのAndroidスマホのアプリを個別に利用できないように制限することもできますし、時間帯によってアプリの利用制限ができるのも大きな特徴です。
ドコモのあんしんモードの設定方法は、Android6以前とAndroid7以降で違います。ここではAndroid6以前と、Android7以降それぞれのあんしんモードの設定手順を紹介していきます。
ドコモのあんしんモードを設定する方法は「アプリ起動制限」という画面から「時間帯制限」という項目をタップします。
時間帯制限の画面に切り替わったら「時間帯制限」の項目にあるチェックアイコンをオンにして、曜日ごとに「0,2,4,6,8」と2時間ごとに区切られたグラフが表示されているので、アプリの利用制限をしたい時間帯をタップして赤く表示させましょう。
Android6以前は曜日が時間帯によってアプリの利用制限ができるのが特徴で、アプリごとに利用制限する曜日が時間帯を変えることもできます。
お子さんが勉強で使う学習アプリは勉強時間帯に制限しないで、代わりにゲームや動画アプリ、音楽アプリは利用を制限するという細かい設定ができるのです。
Android7以降のあんしんモードでアプリの利用時間を設定する手順は基本的には、Android6以前と同じです。しかし設定を追加したり、変更したりするとお子さんのスマホに保護者がアプリの利用制限を追加したり、変更したことの通知が届きます。
お子さんが一方的にAndroidスマホのアプリを利用制限されるだけではなく、制限の状況を通知で把握することができるようになっているのです。
あんしんモードで制限されたアプリはアイコンがグレーアウトするのではなく、ホーム画面に表示されなくなります。
お子さんのAndroidスマホに通知で制限されたと分かるので、不具合とお子さんが誤解する心配はありません。利用制限されるだけではなく、アイコンが目に入らないので勉強などで気が散らなくなります。
ドコモのあんしんモードはアプリの利用制限だけではなく、歩きスマホをしているとAndroidの画面に忠告を表示する機能もあります。Androidスマホの振動を感知して、すぐに「歩きスマホは危険です」という警告が表示されるのです。
保護者にとってはアプリタイマー機能や歩きスマホの制限は便利ですが、あんしんモードで制限をかけられている子供たちからは不満のレビューがたくさん寄せられています。
ドコモのあんしんモードは制限が追加されると通知が届き、制限が変更されても通知が届くので、お子さんの不満が溜まりやすいというデメリットがあります。通知されてしまうことを考慮して、制限をかけるのは必要最低限にしてあげましょう。
お子さんがAndroidスマホでアプリを利用する時間田や曜日を制限することで、勉強に集中できない環境や家族との会話が減ってしまう原因を取り除くことができます。
アプリタイマー機能がある利用制限アプリはドコモだけではなく、auやSoftBankなどのキャリアからも登場しているので、お子さんのAndroidスマホのキャリアに合わせてインストールしましょう。
お子さんのAndroidスマホがauの場合は、「あんしんフィルター for au」をインストールしましょう。しかし「安心フィルター for au」はAppStoreからiPhoneにしかインストールできません。
Androidスマホの場合は「あんしんフィルター for UQmobile」か「あんしんフィルター for J:com」をGooglePlayから無料でインストールします。
インストールして初期設定を完了したら、アプリタイマー機能を使ってお子さんがアプリを使いすぎないように利用制限を設定しましょう。
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