【Chrome OS】低スペックのPCにインストールする方法!

軽い動作が最大の特徴のChrome OSは、その特徴ゆえに低スペックのPCや少々型落ちの古いPCにもインストールすることが可能です。Chrome OSをインストールする際の事前準備やイメージファイルの解凍、書き込みの方法や注意点などについて解説します。

目次

  1. 1Chrome OSとは?
  2. 軽さが特徴のGoogleのOSのこと
  3. 2【Chrome OS】低スペックのOSにインストールする際の事前準備
  4. 事前準備の手順
  5. 3【Chrome OS】インストールする方法~解凍~
  6. OSを解凍する手順
  7. イメージファイルに書き込む手順
  8. 4【Chrome OS】インストールする方法~ファイル書き込み~
  9. イメージファイルをUSBメモリーに書き込む手順
  10. 5【Chrome OS】インストールする方法~BIOS設定~
  11. BIOSの設定の変更手順
  12. 6【Chrome OS】インストールする方法~OSの起動~
  13. OSを起動する手順
  14. 7【Chrome OS】インストール中に無線LANが使えないときの対処法
  15. 対処の手順
  16. 8【Chrome OS】SSD/HDDにインストールする方法
  17. インストールの手順
  18. Chrome OSをインストールする際の注意点のまとめ
  19. 合わせて読みたい!OSに関する記事一覧

Chrome OSとは?

Chrome OSとは、Googleが設計・開発したOS(オペレーティングシステム)の事で、Google Chromeブラウザを利用する事を目的としたLinuxカーネルベースのOSです。小型軽量ノートPCで有名なChromebookに搭載されています。

Chrome OSは、Googleの製造パートナーメーカー向けにプリインストールされたOSなので、Chrome OS単体での一般の配布は行っていません

しかし、Chrome OSのオープンソースコードとして「Chromium OS」が公開されており、このOSはChromebookではない一般のPCにもインストールが可能です。

軽さが特徴のGoogleのOSのこと

Chromebookではない一般のPCにインストールすることができるChrome OS(Chromium OS)は、とても軽量なOSだということが最大の特徴です。Google Chromeブラウザで使用しているアプリなどがサクサク動きます。

ですから逆を言えば、もう使わなくなった低スペックのノートPCや少々型落ちの中古品で安く売られている低スペックのPCにインストールすることが可能です。

低スペックPCでも使用できるとても軽量なOSですが、普通にブログやSNSの作成、YouTube動画の視聴などは問題なく行うことができます。

また、Googleウェブストアのアプリも使用することができます。日頃からGoogle Chromeブラウザを使用している方にとっては、低スペックのPCにChrome OS(Chromium OS)をインストールしても、問題なく使用することができます。

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【Chrome OS】低スペックのOSにインストールする際の事前準備

Chrome OS(Chromium OS)を低スペックのPCにインストールしてみようと思う場合、Chrome OS(Chromium OS)をインストールする前に、幾つかの事前準備をしておく必要があります。

事前準備の手順

Chrome OS(Chromium OS)のインストールの事前準備しておくべきもののひとつは、USBメモリです。FAT32でフォーマットされているもので4GB以上、できれば余裕を見越して8GBのUSBを用意しておく必要があります。

そして、Googleアカウントは必須です。もしGoogleアカウントを持っていなければ、Chrome OS(Chromium OS)をインストールする前にアカウントの新規作成をしておく必要があります。

インターネットのLAN接続の環境を確認しておくことも必要です。無線LAN搭載のPCでも使用できるとの説明もありますが、低スペックPCとChrome OS(Chromium OS)の相性の問題により、無線LANを認識できない場合もあるようです。

ですから、有線LAN接続の方が無難だという意見が多数あります。当たり前のことですが、Chrome OS(Chromium OS)はインターネットに接続されていなければ何も行うことができません。

その場合の対処法として後にも述べますが、念のためLANケーブルやアダプタの準備が必要かもしれません。

また、7ZipなどのZipファイルの解凍ソフトが必要です。自分のPCにZipファイルの解凍ソフトをダウンロードしているかどうかを事前に確認しておく必要があります。もし、ダウンロードしていなければ公式サイトから無料でダウンロードすることができます。

加えて、imgファイルをUSBメモリに書き込むソフトもChrome OS(Chromium OS)をインストールしたいPCにダウンロードしておく必要があります。

インストールしたいPCにGoogle Chromeブラウザもインストールしておきます。これまでGoogle Chromeブラウザを使用していたのであればChromeブラウザを最新バージョンに更新しておきます。

これらの事前準備事項を確認したら、Chrome OS(Chromium OS)をPCにインストールします。

Chrome OSのダウンロード

Chrome OS(Chromium OS)には、大きく分けて3種類あります。「Chromium OS」と「Chromium OS カスタムビルド版」と「CloudReady」です。

「Chromium OS」は、最も開発が進んでいるChrome OSですが、使用するために自分でソースコードをビルドする必要がありますので、難易度が高く、上級者向けのOSです。

特別何もこだわりがなければ「CloudReady」をインストールするのが一番使いやすいとの口コミが多く見られます。

Cheome OS(Chromium OS)をインストールするには、Chrome OSの公式サイトにアクセスします。ダウンロードの使用方法や問題が起きた場合の対処法などを確認したい時は、説明文の中の「こちら」をクリックします。

Chrome OS公式サイトのホーム画面を下にスクロールすると、「ディレクトリ」に、ファイルのアイコンがあります。毎日のようにChromium OSビルドが提供されていますので「毎日」をクリックし、新しい日付のイメージファイルをインストールします。

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この記事のライター
kittiko
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