2021年07月26日更新
DVD DecrypterはWindows10で使える?ダウンロード・日本語化する方法
Windows向けのDVDリッピングソフトして有名なDVD DecrypterはWindows10でも使えるのでしょうか。この記事では、Windows10でDVD Decrypterを使う方法と、エラーが出る場合の対処法について解説します。
目次
DVD DecrypterはWindows10で使える?
Windows XPでよく使われていたDVDをPCへ取り込むためのDVD Decrypterがとても使いやすいので、Windows10でも使いたいという声が多いようです。DVD DecrypterをWindowsで使うための使い方について詳しく解説します。
DVD Decrypterは2006年をもって開発が停止
DVD DecrypterはWindows7も登場する前の2006年に開発が停止しています。その後は後継ソフトも出ていますが、後継ソフトにはない機能がDVD Decrypterには搭載されているということで、DVD Decrypterの人気もいまだに根強くあります。
エラーが出る場合があるが使える
Windows10の4世代も前のWindows XP時代に開発が停止してしまったということで、Windows10で使えるのか不思議に思っている方も多いようです。DVD DecrypterはDVDからPCへのコピーならWindows10でも使えます。
ただし、Windowsの仕様もXPから10ではかなり変化していることから、思わぬエラーが出る可能性があります。この記事では、エラー対策などの使い方も解説しますが、また違ったエラーが出る可能性もある点は理解した上で利用しましょう。
Windows10でDVD Decrypterをダウンロード/日本語化する方法
DVD DecrypterをWindows10にダウンロードしてインストールし、日本語化する手順を解説します。
ダウンロード/インストール手順
DVD Decrypterの配布サイトからインストーラーをダウンロードしましょう。
上記のページにアクセスして、「ダウンロード」をクリックするとzipファイルをダウンロードできます。
ダウンロードしたzipファイルを解凍して開き、exeファイルをダブルクリックして実行します。
インストーラーが起動したら「Next」をクリックします。
コンポーネントの選択画面が表示されます。特に知識がなければ何もいじらずに「Next」をクリックします。
インストールするフォルダの設定画面です。こちらも特に何もしなくていいです。「Install」をクリックします。
DVD Decrypterの新しいバージョンが更新されたら通知するかどうかの確認画面が表示されます。更新はないので「いいえ」をクリックします。
「Finish」をクリックするとインストール完了です。
DVD Decrypter起動したらインストール成功です。
日本語化手順
DVD Decrypterは英語表示なので、インストールできたら日本語化しておきましょう。日本語化ファイルはこちらのページから入手できます。
ページの上の方にある日本語化ファイルのリンクをクリックするとダウンロードできます。zipファイルを解凍して開きます。
解凍したフォルダを開いてexeファイルをダブルクリックして実行します。
「はい」をクリックします。すると、DVD Decrypterの日本語化が実行されます。
DVD Decrypterを再起動すると表示が日本語化されています。
エラー対策
DVD Decrypterは2006年のWindowsXPの時代に開発が終了しているので、Windows10では互換性の面でエラーが出る可能性があります。そこで、使い始める前に互換性モードの設定を行っておくとエラー対策になります。
DVD Decrypterのアイコンを右クリックして「プロパティ」を開きます。
「互換性」のタブを開いて、「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れます。その下のプルダウンをクリックして、「Windows XP Service Pack3」を選択して「OK」をクリックします。これで事前にできるエラー対策が完了です。
Windows10でエラーが出る場合の対処法
互換性モードを設定しても、Windows10でDVD Decrypterを使うとエラーが出ることがあります。Windows10でDVD Decrypterを使うとよく出る2つのエラーの対処法を解説します。
書き込み時の「I/O Error!」エラー
ファイルのリッピングや書き込み時に「I/O Error!」エラーが出ることがあります。このエラーの原因はデータの読み込み、書き込みに何らかの問題が発生しているためです。問題の発生を抑えるための対処法は、DVD Decrypterでの読み込み速度を抑えることです。
設定方法は、DVD Decrypterの「ツール」から「各種設定」の、「デバイス」タブを開きます。
「読み込み速度を指定」にチェックを入れて「読み込み速度」を「8×」に設定して「OK」をクリックします。これで「I/O Error!」エラーは起こりにくくなります。
終了時の「Failed to set data for」エラー
DVD Decrypterを終了するときに「Failed to set data for」というエラーがその都度表示されることがあります。このエラーは管理者権限でDVD Decrypterを実行することで解消します。
DVD Decrypterを起動するときに、DVD Decrypterのアイコンを右クリックして「管理者として実行」をクリックします。これで管理者権限でDVD Decrypterが起動するので、エラーの発生率を下げられます。
基本的な使い方
DVD Decrypterの基本的な使い方である、DVDをWindows10にコピーする方法を解説します。コピーしたいDVDをWindows10に挿入してDVD Decrypterを起動すると、DVD DecrypterがDVDの内容を読み取ります。
「モード」をクリックして「ISO」から「読み込み」をクリックします。すると読み込み画面が表示されるので、画面の下に出てくるDVDからハードディスクのアイコンをクリックします。するとDVDがISOファイルとして読み込まれます。