2022年06月09日更新
LINEのトーク履歴やグループが突然消えた時の原因と復元方法を解説
LINEでトーク履歴やグループが突然消えた場合には、どのような原因が考えられるのでしょうか。この記事では、LINEのトーク履歴やグループが消えたときの原因と、手動同期などの直し方、ヘルプセンターへの問い合わせ方法などについて詳しく解説します。
LINE/ラインのトーク履歴やグループが突然消えた時の原因と復元方法
LINE(ライン)を利用していると、トーク履歴やグループが突然勝手に消えてしまうことがあります。自分でグループやトークルームからの退会やブロックをした覚えもないのに、トーク履歴やグループが突然消えてしまうのはどうしてなのでしょうか。この記事では、トーク履歴やグループが勝手に消えてしまう場合の原因と対処法について詳しく解説します。
LINEのトーク履歴やグループが突然/勝手に消える原因
LINEでトーク履歴やグループが勝手に消えてしまう原因は次のいずれかが考えられます。
グループトークから強制退出させられた
LINEのグループが突然「メンバーがいません」と表示されて消えた場合には、ラインのグループトークから誰かが自分を強制的に退出させた可能性があります。
グループトークでは、グループのメンバーが誰でもグループから勝手に削除することができます。自分が他のメンバーから退会させられてしまったグループは、ラインアプリのトークの一覧で「メンバーなし」と表示されます。そのライングループへは自分から新規投稿することはできません。
しかし、勝手に退会させられたグループの過去のトークは、トークルームに入って見ることはできます。
相手がLINEアカウントを削除/LINEから退会した
1対1トークのトークルームが消えた場合には、そのトークルームの相手がLINEアカウントを削除して、LINEを退会してしまったことが原因の可能性があります。トークの一覧では、相手がアカウントを削除したトークルームは「メンバーがいません」と表示されます。
トークルームに入って、トークの内容を確認することはできます。しかし、相手はすでにアカウントを削除して退会しまっているので、名前が「unknown」と表示されます。
トークルームのメンバーが全員退出
複数人トークが「メンバーがいません」と表示される場合には、自分以外のメンバーが全員トークルームを退出してしまった可能性があります。自分以外のメンバーが誰もいなくなってしまうと、トークの一覧にはそのトークルームは「メンバーがいません」と表示されます。
ただし、自分も退出しなければトークルームに入ってトークを確認することができます。また、自分ひとりでメッセージを作成して送信することもできます。さらに、メンバーを再びトークルームに招待することもできます。
元のメンバーがLINEを退会していなければ、過去のトークにはメンバーの名前が表示されています。
無作為にトークルームを非表示/削除している
LINEアプリのトークルームの一覧から、勝手に削除されたと思っても、自分で気が付かないうちにトークルームを非表示や削除している可能性もあります。
LINEアプリのトークの一覧で、トークルームを右から左へスワイプすると「非表示/削除」のメニューが表示されます。
非表示もしくは削除をタップしてしまうと、そのトークルームが非表示になるか削除されてしまいます。
トークの一覧には表示されなくなってしまい、LINEグループが消えたように見えてしまいます。しかし、グループから退会したわけでははありません。
相手がメッセージを取り消した
ラインのトークルームでメッセージが消えた場合には、相手がメッセージの送信を取り消したことが原因でしょう。LINEでは、メッセージの送信から24時間以内なら、送信した人がメッセージを取り消すことができます。
自分が相手のメッセージを確認したあとでも、24時間以内なら取り消す事ができます。
その場合には、ラインのトークルームに「メッセージの送信取り消しました」と表示されます。
機種変更前にトーク履歴をバックアップしていない
機種変更後に、LINEアプリでアカウントに再ログインしたあとで、友だちやトークルームは復活したけれども、トーク履歴が消えたと言う場合には、ラインアプリでバックアップをしていなかったことが原因でしょう。
LINEでは機種変更前にバックアップを取っておかないと、トーク履歴を新しい機種に引き継ぐことができません。その理由は、LINEのトーク履歴はLINEのサーバーではなく、それぞれの端末に保存されているためです。
バックアップしていない履歴は、基本的に新機種で復活させられないので注意しましょう。
LINEで不具合やバグが発生
メンバーの退出やメッセージの送信取り消し、機種変更などを行っていないのに、LINEのグループやトーク履歴が消えた場合には、LINEで何らかの不具合やバグが発生している可能性もあります。
特に、2022年に入ってから、グループやメッセージが勝手に消えるというバグによる不具合が多く報告されています。メンバーの退出などの思い当たる原因が見当たらない場合には、バグの影響を考えたほうがいいでしょう。
LINEアプリを誤って削除した
LINEアプリを間違えてスマホから削除してしまったことが原因で、LINEのトーク履歴などのデータが消えてしまうこともあります。この場合には、トーク履歴をバックアップしている場合には復活可能ですが、バックアップがなければ復活は難しいでしょう。
LINEのトーク履歴やグループが突然消えた時の復元方法
LINEのグループやトーク履歴が消えた場合の具体的な対処法や直し方について見ていきましょう。
バックアップしている場合は復元
LINEのトーク履歴が消えた場合でも、バックアップがあればバックアップから復元可能です。Android版のLINEアプリではバックアップからのトーク履歴の復元は「設定」からいつでもできます。
iOS版では、再インストール後の再ログインするときしか復元できません。iPhoneでLINEを復元するときには、復元のタイミングに注意しましょう。
相手が一人場合は復元不可
1対1トークが消えた原因が、相手がLINEアカウントを削除したことである場合には、トークルームの直し方は一切ありません。その理由は、相手がすでにLINEアカウントを削除してしまっているためです。
もしも、相手のLINEアカウント以外の連絡先を知っているのなら、そちらから再びLINEに招待して、違うトークルームを作成することは可能です。しかし、消えたトークルームの復活は不可能です。
機種変更した場合は旧端末でバックアップできるか試す
機種変更した場合には、新端末でLINEアプリにログインすると旧端末のデータは自動的に削除されるとされています。iPhoneはほぼ100%、旧端末のデータが削除されますが、Androidは機種によっては削除されずに残っている場合があります。
Androidユーザーは、旧端末のLINEアプリでログインし直してみて、トーク履歴のバックアップの作成ができないかチャレンジしてみるといいでしょう。
トーク履歴をスクショで送ってもらう
1対1トークの復元は難しいのですが、複数人トークやグループトークで、他のメンバーがいる場合には、他のメンバーに今までのトークルームの履歴をスクショしてもらって送ってもらうこともできます。
実際のトークルームの様子とは違いますが、画像としてでも今までのやり取りなどを保存して確認することができます。
トークルームの設定を確認
間違えて、LINEアプリのトークの一覧からトークルームを非表示にしてしまった場合には、トークルームの設定を確認してみましょう。
LINEアプリを開き「ホーム」の右上の歯車マークで「設定」を開きます。
「トーク」をタップします。
「非表示リスト」をタップします。非表示にしたトークが表示されています。「編集」をタップして再表示させましょう。
バグや不具合の場合は?
バグや不具合がグループやトークルームが消えた原因の可能性が高い場合の直し方は手動同期をしてみましょう。LINEからはこの不具合のバグの直し方が公表されています。グループトークが消えるバグの手動同期の直し方の手順は次のとおりです。
まずは不具合が起きているLINEアプリがインストールされている端末で、手動同期による直し方の手続きを行うための次のLINEヘルプセンターのURLへアクセスしてください。
このページへアクセスしたら、「端末の情報(設定やプロフィールなど)とサーバーの情報を手動同期するには?」という項目を開きます。
手動同期に関する項目を読み進めていくと、「友だち・グループの情報を同期」と「プロフィール・各種設定の情報を同期」というリンクがあります。同期させたい情報のリンクをスマホの画面でタップします。すると情報が同期されます。
LINEのヘルプセンターに問い合わせ
ここまで解説してきた復元方法を行ってもうまくいかず、手動同期でもバグや不具合の直し方がうまくいかない場合には、ヘルプセンターへ問い合わせてみましょう。LINEのヘルプセンターへの問い合わせ方法は次のとおりです。
LINEアプリのホームから歯車マークの「設定」を開き、画面を下にスクロールします。
「ヘルプセンター」をタップします。
画面を下にスクロールして「お問い合わせ」をタップします。
するとヘルプセンターへのお問合せフォームが開きます。こちらから症状を記載して送信すればヘルプセンターへ問い合わせることができます。