MacでAviUtl動画編集ソフトを使う方法!拡張編集プラグイン/EasyWineの導入から解説

Windowsで動画編集ができるフリーソフト、AviUtl。このAviUtlをMacでも使いたい!と言う方のために、今回の記事ではMacでAviUtlを使う方法を説明していきます。Macを使っていて動画編集に興味のある方などはぜひご覧ください。

MacでAviUtl動画編集ソフトを使う方法!拡張編集プラグイン/EasyWineの導入から解説のイメージ

目次

  1. 1EasyWineとは?
  2. ”Wine”をもっと簡単に使えるようにしたもの
  3. exeファイルをMacOSでも利用できるようするソフト
  4. 2MacでAviUtl動画編集ソフトを使う方法
  5. EasyWineのダウンロード、インストールをする
  6. AviUtl.exeを右クリックしこのアプリケーションで開くを選択
  7. EasyWineをクリックするとAviUtlが起動する
  8. 3MacでAviUtl動画編集ソフトの拡張編集プラグインを導入する方法
  9. AviUtlと拡張機能をダウンロードする
  10. 解凍したファイルを全てAviUtl.exeが入っているフォルダに入れる
  11. 4MacでAviUtl動画編集ソフトの導入後にやること
  12. 入力プラグインを導入する
  13. 初期設定をする
  14. フィルタの順序

EasyWineとは?

AviUtlというソフトは、拡張子が.exeのWindowsで使える動画編集ソフトです。とても簡単に動画の編集ができるソフトで、初心者にもおすすめできるソフトではあるのですがMacでは使うことができません。

何故なら、Macでは拡張子が.exeのファイルやアプリケーション(ソフト)を開くことができないからです。MacとWindowsは、元々開発している会社が違うのでこういう所で違いが出てきます。AviUtlのMac版は残念ながら、現時点ではありません。

ではMacで使うことができる別の動画編集ソフトを探してみるしかないのか…と諦める方も多いと思いますが、大丈夫です。EasyWineというソフトを使えばMacでもAviUtlが起動できるようになります!

今回の記事では、MacでAviUtl動画編集ソフトを使う方法をご紹介していきます。ダウンロード、インストール方法だけでなくEasyWineでのソフト起動のさせ方や、拡張編集のプラグインを導入するやり方まで順に説明をしていきます。

Macで簡単に動画編集ができるソフトをお探しの方、またWindowsでAviUtlを使っていたからMacでも使いたいという方はぜひご覧ください。

”Wine”をもっと簡単に使えるようにしたもの

EasyWineとは、その名の通りWineを簡単に使えるようにしたものです。WindowsソフトをMacで使えるようにする仕組みとして、Wineというソフトがあります。しかし、このWineは扱いが非常に難しいらしいです。

その扱いにくさに、MacでWindowsのソフト、拡張子.exeのファイルを開くのは諦めたという方も中にはいるかと思います。しかし、このEasyWineであれば初心者でも簡単に使うことができます。

EasyWineによってMacをより使いやすくできると思います。Macをお使いの方であれば、入れておいて損はないソフトです。

exeファイルをMacOSでも利用できるようするソフト

WineがWindowsソフト、.exeファイルをMacで実行させるソフトであるように、このEasyWineもMacで.exeファイルなどを利用できるようにするソフトになっています。

Windowsのアプリケーション等は基本的、拡張子が.exeです。また、フリーゲームなども.exeファイルの事が多いです。MacでWindowsのゲームをやりたいという方にもおすすめです。

AviUtlに限らずMacを使用する際、様々な面で使えるのがこのEasyWineです。

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MacでAviUtl動画編集ソフトを使う方法

では実際に、MacでAviUtl動画編集ソフトを使う方法とその手順についてを説明していきたいと思います。MacでAviUtlを使用するにあたり、まずはMacにEasyWineをダウンロード・インストールしていきます。

EasyWineのダウンロード、インストールをする

こちらがEasyWineのインストーラー配布サイトになります。インストーラーがダウンロードできるのは下の方になりますので、下までスクロールをしてください。

下の方にあるGoogleドライブのURLリンクをクリックして開いてください。

Googleドライブを開いたら、一番左にあるファイルを右クリックします。

右クリックをするとダウンロードができます。ダウンロードをクリックして、MacにEasyWineのインストーラーをダウンロードしてください。

EasyWineのインストール方法

次はMacにソフトをインストールしていきます。EasyWineのインストーラーをクリックすると、ウィンドウの中にEaasyWineのアイコンが表示されます。アイコンを、Macのアプリケーションフォルダに移動させてください。

Macのアプリケーションフォルダに移動したら、EasyWineを開きます。すると、このようなウィンドウが表示されます。インストールをクリックして、MacへEasyWineのインストールを開始してください。

インストールの画面表示は2回出てきます。ひとつめのインストールが終わったら、続いてでてくるウィンドウでもインストールをクリックしてください。これでMacへのインストールが完全に終了となります。

AviUtl.exeを右クリックしこのアプリケーションで開くを選択

MacでAviUtlを実際に起動させる時は、フォルダ内にある.exeファイルを右クリックします。

EasyWineをクリックするとAviUtlが起動する

.exeファイルを右クリックすると【このアプリケーションで開く】という項目が出てくるのでそこをクリックします。すると、中に【EasyWine】が出てくる筈なので、クリックしてEasyWineを選択してください。

EasyWineを使えば、MacでもこのようにAviUtlを起動させることができます。実際に起動した時のウィンドウはこのような感じになります。

Windowsで開くのと、Macで開くのでは若干違いがあるものの、仕様感はほぼ同じなので使いづらいということはあまりないと思います。

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MacでAviUtl動画編集ソフトの拡張編集プラグインを導入する方法

Macで実際にAviUtlを使って動画編集をしたいなら、拡張編集プラグインを導入するとより自由度の高い動画編集ができると思います。拡張編集プラグインとは、編集機能の追加になります。

AviUtl単体では、それほど凝った編集はできません。拡張編集プラグインを導入することにより、動画編集の幅が広がります。

AviUtlと拡張機能をダウンロードする

拡張編集プラグインのためにはダウンロードするものがあります。AviUtl、またその拡張機能のダウンロードを公式サイトから保存してください。下記の文字リンクから公式サイトを開いてください。

AviUtl単体のダウンロードは、ダウンロードの所にある【aviutl100.exe】をクリックして、Macにダウンロードしてください。

AviUtlダウンロード

拡張機能のダウンロードは、ダウンロードの下にある拡張編集プラグインというところから保存が可能です。【exedit92.zip】というリンクをクリックしてMacにダウンロードしてください。

解凍したファイルを全てAviUtl.exeが入っているフォルダに入れる

先ほどMacにダウンロードしたAviUtlと、その拡張機能のzipファイルをそれぞれ解凍してください。拡張機能の導入のやり方は、AviUtlのファイル(aviutl.100)に、exedit92ファイルの中身をすべて移動させてください。

AviUtlを起動させているのであれば、一度閉じてもう一度起動しなおすことで拡張編集プラグイン導入が有効になります。拡張編集のプラグイン導入については以上になります。

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MacでAviUtl動画編集ソフトの導入後にやること

Macに無事、AviUtlをダウンロードすることができました。Macで実際にAviUtlを使って動画編集をする前に、設定の変更などいくつかやっておきたいことがあります。

続いてはMacでAviUtlを使う前にやっておくべき事、入力プラグイン・初期設定・フィルタの順序それぞれの説明をしていきたいと思います。

入力プラグインを導入する

MacにAviUtlを入れたら、まずは入力プラグインを導入します。入力プラグインを導入することによって様々な形式の動画ファイル・音声ファイルを読み込むことができるようになるので、より動画編集の幅が広がります。

AviUtlでのAviUtlプラグインは、L-SMASH Worksをダウンロードしていきます。ダウンロードページのところにある文字リンクをクリックして開きます。

そうしたら、先程拡張編集プラグインを導入したときのように、L-SMASH Worksフォルダの中身をすべてAviUtlフォルダに移動させることで導入ができます。

続いてはファイル→環境設定→入力プラグインの優先度の設定の順でクリックをして、入力プラグインの優先度の順を変えていきます。

ここで、入力プラグインの優先度を編集することができます。上から順に認識をしていく仕組みになっています。基本的に最優先にしておくべきなのは、元々AviUtlに入っていた入力プラグインになります。

ですので、先程ダウンロードしたL-SMASH Worksは一番下に移動をさせておきます。

これだけでは、入力プラグインの導入を完了したとはいえません。実際に読み込みたい拡張子を設定で追加する必要があります。設定ファイル(exedit.ini)に読み込みたい拡張子を別途追記してください。

似たようなファイル名が多いので、間違えないように注意してください。追記する内容としては、下記のような拡張子になるかと思います。

【.m2ts】【.mkv】【.wmv】【.mov】…etc.

初期設定をする

MacでAviUtlを使う前に、初期設定を自分の使いやすいように変更しておくのがおすすめです。設定の変え方は、ファイル→環境設定→システムの設定の順にクリックをしていきます。

するとこのように、動画編集に関する設定ができます。画像サイズやフレーム数などがここで変更できます。自分のやりやすい設定などがあれば、この画面でそのように設定することをおすすめします。

フィルタの順序

MacでAviUtl使う前に、使用するフィルタの順序などを自分のやりやすいように変更しておくとより作業がスムーズに行えると思います。フィルタの順序設定は、設定→フィルタ順序の設定→ビデオフィルタ順序の設定の順にクリックをしていきます。

このようなウィンドウが表示されます。フィルタをクリックで選択して、上に移動・下に移動ボタンでそれぞれ動かすことができます。よく使うフィルタを上に持っていくなど、自分のやりやすいように動かしてみてください。

順序を決めたらOKを押して、順序を確定させます。

MacでAviUtl動画編集ソフトを使う方法は以上になります。いかがでしたか?MacでもAviUtlを開くために使うEasyWineは、他の場面でも十分に活かせる便利ソフトです。

MacでAviUtlを使いたい方はもちろん、MacでWindowsソフトを開きたいという方はぜひこの記事の情報を参考にしてみてください。

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この記事のライター
夏石望央
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