2019年09月24日更新
Yahoo!ウォレットとは?メリット/デメリットも解説!
Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)とは、Yahoo!JAPANが提供しているオンラインサービスです。Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)の使い方、メリットやデメリットとはどういうものがあるのか、加えて今後の注意点等について詳しく解説します。
目次
- 1Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)とは
- ・Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)の概要
- 2Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)の登録方法
- ・登録の流れ
- 3Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)の支払い方法
- ・支払い方法は4種類
- 4Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)が使える店舗/サービス
- ・Yahoo!JAPAN提供の各種サービス
- ・提携している各企業やサービス
- ・公共料金の支払い
- 5Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)でヤフオク!の売上金を受け取る方法
- ・受け取り方法
- ・残ったYahoo!マネーを現金に戻す方法
- 6Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)を使うメリット/デメリット
- ・メリット
- ・デメリット
- 7Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)の安全性
- ・安全性と危険性
- 8Yahoo!ウォレットの注意点
- ・PayPayへの移行に伴う注意点
- ・合わせて読みたい!Yahoo!に関する記事一覧
Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)とは
最近では、オンライン決済サービスとして、Yahoo!ウォレットを含む様々なサービスが開発されています。オンライン決済サービスとは、インターネット上で決済することができるサービスの事です。
Yahoo!ウォレットの「ウォレット」とは、英語で「財布」の事です。ですから、Yahoo!ウォレットとは、Yahoo!JAPANが提供するインターネット上のお財布と考えることができます。
Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)の概要
Yahoo!ウォレットとは、Yahoo!JAPANが運営しているサービスですので、Yahoo!に関連した有料サービスや有料コンテンツの支払いが可能です。また、ヤフオク!で売れた品物の報酬を受け取ることができます。
他のオンライン決済サービスにはあまりない割り勘機能や送金機能もありますので、いざという時に時間を問わず、インターネット上で支払いを済ませる方法を取ることができます。
Yahoo!ウォレットの決済方法の特徴とは、預金払いとクレジットカード払い、Yahoo!マネー払いの3種類がある点で、他のオンライン決済サービスと一線を画しています。
Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)の登録方法
Yahoo!ウォレットを利用したい場合は、まず登録をする必要があります。Yahoo!ウォレットの登録は、インターネットにつながったパソコンがあれば、誰でも無料で簡単に行うことができます。
登録の流れ
Yahoo!ウォレットに登録するためには、まずYahoo!ウォレットの公式サイトにアクセスします。公式サイトは、ブラウザの検索ページに「Yahoo!ウォレット」と入力すると、すぐに出てきます。
そして、Yahoo!ウォレットの公式サイトのページを開き、「登録する」のタブをクリックします。登録できる支払い方法のタブをクリックすることによっても登録ページにアクセスすることができます。
登録に必要なもの
Yahoo!ウォレットに登録する際に絶対に必要なものとは、Yahoo!JAPANIDです。これは、Yahoo!JAPANの公式サイトにアクセスして、画面右側にある「ID新規取得」のタブをクリックして、無料でIDを取得することができます。
携帯電話番号またはメールアドレスを使用して、指示通りに入力することにより、簡単にIDを取得することができます。任意のパスワードも入力します。
登録手順
Yahoo!ウォレットの公式サイトのページで「登録する」タブをクリックすると、Yahoo!JAPANIDを入力する画面が表示されますので、登録しているIDを入力します。その後、パスワードも入力します。
メールアドレスとパスワードの入力により、Yahoo1JAPNIDが承認されると、利用規約への同意の画面が表示されます。登録したIDを確認したうえで、画面をスクロールして利用規約にひと通り目を通し、「同意する」タブをクリックします。
次に携帯電話番号を入力する画面が表示されます。携帯電話番号の登録と認証とは、不正利用の防止などのために欠かせませんのできちんと入力します。
入力するとすぐに携帯電話にSMSで認証コードが送信されてきますので、その認証コードを入力し「認証する」をクリックします。そして、Yahoo!ウォレットで使用したい任意の暗証番号や表示名などのプロフィール情報を登録したらOKです。
暗証番号は重要ですので、忘れないように控えるなどの対策を取っておくことをおすすめします。
Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)の支払い方法
Yahoo!ウォレットへの登録を無事に終えたなら、続けて支払い方法も登録しておくと後からわざわざ行わなくてもよいため便利です。
支払い方法の登録により、Yahoo!ショッピングやヤフオク!はもちろん、Yahoo!ウォレットを使える店舗サイトでの支払いの際に、面倒な入力や登録手続きが不要になり、お買い物の支払いをスムーズに済ませることができます。
支払い方法は4種類
支払い方法の登録方法とは、Yahoo!ウォレットのトップ画面から氏名や住所などのプロフィール情報を入力して登録を済ませた後に、支払い方法を選択するだけです。支払い方法は、全部で4種類あります。
クレジットカード払い、預金払い、Yahoo!JAPAN指定銀行の口座振替、そしてYahoo!マネーです。ただし、Yahoo!マネーと預金払いとは、2019年9月30日よりPayPayに統合されますので、引き継ぎのための準備が必要になります。
クレジットカード
支払方法をクレジットカード払いにしたい場合は、Yahoo!ウォレットの公式サイトで「クレジットカード払い」を選択します。クレジットカード情報を入力する画面が表示されますので、カード番号や有効期限、カード名義の氏名など必要事項を入力します。
登録することができるクレジットカードとは、Yahoo!JAPANが発行しているYahoo!JAPANカードはもちろん、VISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースといった世界5大国際ブランドのカードです。
ただし、国際5大ブランド付きであってもデビットカードは登録できないことがあります。また、海外発行のクレジットカードも登録できないことがありますので、注意が必要です。
クレジットカード払いのメリットとは、支払う額に応じてクレジットカードのポイントが貯まるという事です。貯めたいポイントのクレジットカードを登録するとお得にお買い物をすることができます。
預金払い
「預金払い」とは、自分の銀行口座を登録し、決済したら即時口座から引き落としされるという仕組みの支払い方法です。これは、クレジットカードを持っていない人、またはカード情報を登録したくない人にお勧めの方法です。
当然のことながら、預金口座に入れている金額の範囲内での利用しかできませんので、クレジットカードの限度額ぎりぎりまでつい使ってしまうというような使い過ぎの心配はありません。
しかし、預金口座が0円になってしまうまで気づかないというデメリットもないわけではありません。そのデメリットを避けるためにも、Yahoo!ウォレットでは事前に上限額を設定できるようになっています。
預金払いの手数料は無料ですので、あらかじめ上限額を設定しておけば安全性も高く、お財布に入っている現金で買い物をするのとまったく同じ感覚でお買い物をすることができます。
このシステムは、2019年9月30日からPayPayに統合されますので、統合以降はPayPayに任意の金額をチャージしておくことにより、同じ方法でお買い物をすることができます。
Yahoo!JAPAN指定銀行の口座振替
Yahoo!JAPN指定銀行の口座振替とは、毎月決まった日にまとめて支払い金額が口座から引き落とされる支払い方法です。
毎月26日という決まった日に引き落とされるので、店舗でお買い物をする時にお金がないとしても、その口座振替日までに入金しておけばよいので後払いと同じ仕組みで利用することができます。
Yahoo!JAPAN指定銀行とは、ジャパンネット銀行、楽天銀行、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行の4つです。当たり前のことですが、引き落としの指定日までに必要な金額を必ず口座に入れておく必要があります。
Yahoo!マネー
Yahoo!マネーとは、Yahoo!ウォレットで使用することができる独自の電子マネーです。SuicaやPASMOなどと同じ感覚で1円単位で支払うことができ、Yahoo!ウォレット上でチャージすることにより利用することができます。
加えて、銀行口座からチャージする方法や、ファミリーマートやローソンなどのコンビニでチャージすることができます。セブンイレブンではYahoo!マネーのチャージをすることはできません。
このYahoo!マネーも預金払いと同様、2019年9月30日よりPayPayに統合されます。PayPayは、セブンイレブンATMからでもチャージすることができます。
Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)が使える店舗/サービス
Yahoo!ウォレットを使用する事ができる店舗やサービスは、主にヤフオク!、Yahoo!ショッピング等のYahoo!JAPANが提供している関連サービスやYahoo!JAPANと提携している企業の店舗などのサイトです。
Yahoo!JAPAN提供の各種サービス
Yahoo!JAPANが提供しているサービスの中で代表的なものは、Yahoo!ショッピングの店舗やヤフオク!です。ただし、Yahoo!ショッピングに掲載されている店舗の中でたまにYahoo!ウォレットに対応していない店舗もあるので、確認が必要です。
LOHACOとはYahoo!JAPANが運営している食品から生活必需品まで扱っているオンラインショップです。以上のサービスは、全体的にYahoo!ウォレットの支払い方法のすべての種類に対応しています。
主なサービス
Yahoo!ショッピングやヤフオク!などでYahoo!ウォレットのYahoo!マネー払いまたは預金払いの方法を選択すると、支払い金額の1%のTポイントが付与されるというサービスがありましたが、現在この特典サービスは終了しています。
しかし、毎月5のつく日は、Tポイントが5倍付与されるという嬉しいサービスがあります。5のつく日は、5日、15日、25日と毎月3回ありますので、急ぎの買い物以外は日付を少し意識してお買い物をすると、Tポイントが早く貯まってお得になります。
提携している各企業やサービス
Yahoo!JAPANが直接提供しているサービスに加えて、提携しているパートナー企業のサイトでもYahoo!ウォレットを利用することができます。
ただし、その場合でもYahoo!マネーのみ、クレジットカードのみなど店舗によって支払い方法の種類が異なる場合がありますので、事前に確認することをおすすめします。最新情報は「Yahoo!ウォレットが使えるお店」で検索することができます。
主なサービス
Yahoo!JAPANと提携している企業のサイトとは、無印良品やドミノピザ、NHKオンデマンドやTSUTAYAオンラインゲーム等たくさんあり、公式サイトで確認することができます。
支払方法でYahoo!ウォレットを選択するだけで、面倒な情報の入力などを省略できるので、簡単な決済ですぐにサービスを利用し始めることができ、なおかつ安全性も高いです。
公共料金の支払い
Yahoo!ウォレットで便利な機能とは、公共料金の支払いをすることができるということです。税金やふるさと納税の支払いに加えて、ガスや水道料金の支払いをすることが可能です。
Yahoo!ウォレットで公共料金の支払いを行うメリットとは、わざわざ出かける必要がない事と、インターネット上ですので時間や場所を問わずに支払い手続きをパソコンですぐに行うことができるという点です。
また、Yahoo!ウォレットの支払いには基本的にTポイントを使用することができるので、貯まっているTポイントを有効活用して公共料金の支払いに利用することができるというのも、Yahoo!ウォレットの支払いならではのシステムです。
支払える主な公共料金
Yahoo!ウォレットで支払うことができる公共料金の種類は数多くあります。自動車税・軽自動車税、住民税・固定資産税、介護保険料・後期高齢者医療保険など該当者が必ず支払わなければならない税金を支払うことができます。
加えて、個人事業税・不動産所得税、高齢者住宅や保育などの使用料や利用料、ふるさと納税も支払うことが可能です。他にも、水道料金・ガス料金、NHK放送受信料など毎月支払いが必要な料金も手続きを行うことができます。
納税通知書や納税先の情報があれば、時間や場所を問わずインターネット上で手続きを行うことができるので、インターネットを常に使用している方におすすめの支払い方法です。
公共料金の支払い方法としてYahoo!ウォレットに登録したクレジットカードのポイントやTポイントが貯まりますので、使い方によってはお得に利用することができます。
また、支払った後に支払い履歴を閲覧することができますので、自分の記録として活用することができます。注意点としては、自治体によって支払うことができる税金や料金の種類が若干違うことがあるというのがデメリットです。
住んでいる都道府県で支払いたい税金や料金を支払うことができるのかを事前に自治体に確認すると確実です。引っ越す場合も同様に、移転先の自治体にも対象となる税金や料金の支払いを行うことができるのかの確認を取るとよいでしょう。
都道府県のホームページ等で確認することができます。また、もう一つのデメリットとしては、納税証明書や領収書はYahoo!ウォレット上では発行されないという点です。これらの書類を必要としている方は、支払い方法を選択する前に注意が必要です。
Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)でヤフオク!の売上金を受け取る方法
Yahoo!ウォレットでは、ヤフオク!の落札代金や、ヤフオク!のサービス利用で発生した報酬などヤフオク!で発生した売上金を受け取ることもできます。しかも、相手に自分の銀行の口座情報などの個人情報を知られることがないので、安全性が高いと言えます。
しかも、手数料が無料で行えるというのは嬉しいサービスです。ただし注意点として、2019年9月30日にYahoo!マネーがPayPayと統合するというシステムの変更があります。
それに伴い、ヤフオク!の売上金のYahoo!マネーチャージ機能と落札代金を全額Yahoo!で受け取る機能、「ヤフオク!売上金のチャージでTポイント獲得」特典が終了しています。
それでこれまでこの機能を利用していた方は、違う方法での利用に引き継ぐことが必要です。
受け取り方法
ヤフオク!で出品した商品の落札代金つまり売上金のYahoo!ウォレットでの受け取り方法は2種類あります。銀行口座を指定して受け取る方法とYahoo!マネーで受け取る方法です。
銀行口座
ひとつの方法は、銀行口座を指定して受け取る方法です。銀行口座を指定すると言っても、Yahoo!ウォレット内での情報入力設定ですので、ヤフオク!の取引相手に自分の銀行口座の情報を知られることは無いので、安全性を信頼して利用することができます。
ヤフオク!の「売上金管理ページ」を開いてそのページの右上にある「受け取り方法設定」をクリックします。「売上金として管理する」または「全額現金で受け取る」をクリックします。
「売上金として管理する」を選択した場合、Yahoo!かんたん決済の売上金に反映されます。その金額を銀行の受取口座への振り込みを選択します。「全額現金で受け取る」を選択した場合は、Yahoo!ウォレットで設定している銀行口座への振り込みがなされます。
デメリットとしては、一度「全額現金で受け取る」を選択した場合、他の支払い方法に変更することができませんので、速やかに銀行口座を確認し、登録していない場合は新規登録する必要があります。
Yahoo!マネー
これまでのシステムでは、ヤフオク!の落札代金つまり売上金をYahoo!マネーで受け取ることが可能でした。
しかし、2019年9月に実施される今回の変更に伴い、Yahoo!マネーで受け取っていた代金などはすべてPayPayでの受け取りに変更されることになりました。
ですから、受け取り方法としてYahoo!マネーを選択していたものをPayPayで受け取る方法を選択することが必要です。ヤフオク!の「売上金管理ページ」を開きます。そのページの右上にある「受け取り方法設定」をクリックします。
そして「売上金として管理する」を選択します。そうすると、ヤフオク!の売上金がYahoo!かんたん決済の売上金に反映されます。その金額をPayPayにチャージすることによって受け取ることができます。
ヤフオク!の売上金の受け取り方法設定について
ヤフオク!では、支払者が支払いを完了した時点で売上金の受け取り方法の設定が適用されます。
例えば、支払者が銀行振込を選択して、土日祝などの金融機関の営業時間外に手続きをした場合は、翌営業日に支払いが完了し、その時点で売上金の受け取り方法の設定が適用されることになります。
また、注意すべき点として、仮に受け取る側が売上金を受け取る銀行口座を登録していなかったり、銀行口座の情報に誤りがあった場合にも「全額現金で受け取る」設定は保持されたままになります。
速やかに銀行口座を登録または修正しなければ最短5日で決済がキャンセルされてしまうことになりますので、売上金を受け取る前に自分のYahoo!ウォレットの設定を注意深く確認しておくことが必要です。
残ったYahoo!マネーを現金に戻す方法
ヤフオク!で落札した代金などの売上金をいったんYahoo!マネーで受け取る設定にした場合、後からYahoo!マネーを現金に戻すことも可能です。
Yahoo!ウォレットでは、このYahoo!マネーを現金に戻す仕組みの事を、金融機関の口座へ現金で振り込む「払い出し」という機能で扱います。
「マネー残高照会」の画面を表示させたら、「チャージ」と「払い出し」というタブがありますので、「払い出し」タブをクリックします。払い出す金額を入力したら、払い出す金額を受け取る口座を指定します。
払い出し用の口座は、預金払い用の口座もしくはYahoo!ウォレットの口座を指定することができます。
手数料に注意
Yahoo!マネーを現金に戻す「払い出し」機能は、後から気が変わった時にはとても便利な機能ですが、デメリットもあります。それは、払い出しには手数料が2.16%かかるということです。
まとめて大きな金額を引き出すとなると、合計金額に対して2.16%ですので、結構手数料が取られてしまうという印象を受けます。ですから、そのことを踏まえたうえで受け取りの設定を行うようにすることが必要です。
Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)を使うメリット/デメリット
一旦慣れてしまえばとても便利なYahoo!ウォレットですが、やはりメリットとデメリットがあります。何を利用するにしても当てはまりますが、メリットとデメリットをよく理解したうえで利用することが、特にインターネット上の取引においては求められます。
メリット
Yahoo!ウォレットを利用することに関するメリットは幾つかあります。
支払いが簡単でスピーディ
メリットのひとつは、インターネットで何かを購入して料金を支払う場合にYahoo!ウォレットを選択すると、そのサイトではクレジットカード情報や銀行の口座情報などを入力する手間が省略され、簡単にオンライン決済ができることです。
手数料無料
Yahoo!ウォレットを利用する際の手数料は無料ですので、支払い金額に上乗せしてお金がいることはありません。
支払いの際にクレジットカード情報/口座情報を教えなくていい
Yahoo!ウォレットでは、事前にクレジットカード情報などを入力して設定が済んでいますので、ネットショッピングの際には支払先にクレジットカードなどの個人情報を教える必要がありません。それで安全性の面でも高く、安心して利用できます。
Tポイントが使える
他のメリットとしては、Tポイント獲得対象のサービスやコンテンツの購入などの利用時にTポイントが自動的に付与されますので、貯まったTポイントを後から使えるという点です。
このYahoo!ウォレットで貯まったTポイントはファミリーマートなどのコンビニをはじめ、通常通り様々な店舗で使える便利なポイントです。
また、ネットショッピングにおいても支払い方法にTポイント支払いが可能なサイトがありますので、お得にお買い物をすることができますし、そこで1ポイントから使えるので半端なポイントの処理にも困りません。
残ったYahoo!マネーを現金に戻せる
いざとなった場合には、残ったYahoo!マネーを現金に戻す「払い出し」という機能もあります。これも便利ですが、手数料が必要なのでそれだけは覚えておく必要があります。
税金の支払いができる
Yahoo!ウォレットを利用して、税金や公共料金の支払いをすることができるのもメリットの一つです。支払い内容や有料サービス・コンテンツの請求内容、受け取りの明細などはWeb上で確認することができます。
デメリット
色々なシーンで使える便利なYahoo!ウォレットですが、デメリットもあります。
ネット決済しか使えない
デメリットの一つは、インターネット上のネット決済しか利用することができないという点です。実際の街中での店舗では、使用することができません。
Yahoo!ショッピングでも使えないショップがある
残念ながら、ネット決済のYahoo!ショッピングであっても使えないショップがあります。例えば、Amazonでのお買い物にYahoo!ウォレットを利用することができません。Yahoo!ウォレットの公式サイトの「使えるお店」の画面で確認することができます。
Yahoo!ウォレット(ヤフーウォレット)の安全性
Yahoo!ウォレットなどネット決済にするに際して、やはり気になるのが安全性の問題です。クレジットカードや銀行口座、氏名や住所、電話番号などの個人情報が流出しないかどうかということに関する心配です。
このことに関して、Yahoo!ウォレットやYahoo!JAPANの公式サイトから確認することができます。
安全性と危険性
ネット決済を選択する場合には、安全性と危険性をきちんと自分でも確認することが必要です。安全性においては、公式サイトにて確認することができます。
危険性については、どの決済方法においても言えることですが、設定する暗証番号やパスワードなどは続き番号や自分の誕生日など第三者が推測しやすいものは、絶対に避けることです。
また、何かに保存しておく場合にも情報が漏れてしまうことがないように自分で厳重に管理する必要があります。
国際基準をクリアしているので安全性が高い
Yahoo!ウォレットの公式サイトで確認してみますと、「PCI DSS」という世界に展開しているクレジットカード会社の国際ブランド大手5社が策定したセキュリティーの国際基準がありますが、それにYahoo!ウォレットは準拠しています。
しかも、その「PCI DSS」の中でも一番最上位のレベル1をクリアしています。それで、国際基準の暗号化技術で保護されているので、安全性が高いと言えます。
Yahoo!ウォレットの注意点
Yahoo!ウォレットの安全性と危険性を確認したうえで利用することにした場合、使える店舗で自由にお買い物を楽しむことができます。しかしながら、時には企業のシステムのアップデートや変更に伴い、注意が必要な点もあります。
PayPayへの移行に伴う注意点
2019年9月30日より「Yahoo!マネー」と「預金払い」はPayPayに統合されます。ですから、これらの支払い方法に慣れていた方は、今度からPayPayに登録し、使い方に慣れていく必要があります。PayPayへのチャージの方法も知る必要があります。
しかし、それほど難しいことではなく、むしろこれまでよりも使える店舗が増えることになりますので、便利な変更点だと言えます。
終了するサービス
PayPayへの移行に伴い、「ヤフオク!の売上金のYahoo!マネーチャージ機能」と「落札代金を全額Yahoo!マネーで受け取る機能」といったサービスは終了しています。
また、「ヤフオク!の売上金チャージ機能でTポイント獲得」「Yahoo!マネー・預金払いの機能でTポイント獲得」の2つのサービスも終了していますので、これまで利用していた方は確認することをおすすめします。
引き続き使えるサービス
クレジットカードや口座振替などの機能は、これまで通り変更なく利用することができます。
変更に伴って少し注意点が必要ですが、引き続き使えるサービスも多いですし、便利な機能がこれからも増えると予想されますので、時々公式サイトで確認するようにしましょう。