2023年11月21日更新
Kindle端末の中古の購入方法と注意点・デメリットを解説
AmazonのKindle端末は、なるべく安く手に入れたいということであれば中古品の購入という手もあります。Kindle端末を中古で手に入れる場合、どういった点を確認するのか、注意点やデメリットなどと合わせ解説していきます。
目次
Kindle端末を中古で購入する際に確認すること/注意点
Kindle端末を利用することで読書に集中しやすくなります。
そんなKindle端末をより安く購入したい場合は中古での購入もおすすめなのですが、もし中古でKindle端末を購入する場合、どういった点を確認しておく必要があるのか、注意点はどういったものなのか把握が必要です。
世代を確認
Kindle端末には様々な種類があり、それぞれに世代があります。例えば同じKindle Paperwhiteであっても、第11世代や第12世代などがあり、それぞれの世代ごとに機能なども異なります。
Kindle Paperwhiteに限りませんが、最近の世代だと防水機能がついていたり、本体重量が軽くなっていたり、ということも多いので、機能性を重視するようであればそのKindle端末がどの世代なのかはチェックしておきましょう。
容量を確認
また、世代以外にも容量の確認なども必要です。Kindle Paperwhiteの場合、Kindle Paperwhite(第7世代)だと容量が4GBだったのに対し、Kindle Paperwhite(第10世代)は8GBと32GBのいずれかを選択することができるようになっています。
Kindle Paperwhiteのように世代が1つ違うだけでも容量が大きく異なることもあります。また、世代だけでなく、端末の種類でも容量は大きく異なります。
2023年8月現在の最新世代で比較しても、通常のKindle端末の場合は容量は16GBだけですが、Kindle Paperwhiteは通常版だと8GBと16GBで選択可能です。
また、その上位モデルのKindle Paperwhiteシグニチャーエディションは32GBも選択できるなど、同じ世代でも機種が違えば容量も異なるため、そちらも合わせて確認が必要となります。
広告の有無
Kindle端末によっては、広告ありと広告なしを選択できる場合があります。最近はシステムのアップデートで広告ありでも影響は少なくなってきているものの、読書を中断した際に端末起動時広告を挟むか挟まないかなど、微々たる違いがあります。
その広告を邪魔だと思うか許容するかという点も、Kindle端末の選択の際に重要となる人もいますので、広告の有無も確認しておく必要があります。
付属品の有無
Kindle端末を中古品で買う場合、付属品が不足している、ということも少なくありません。箱、充電などのためのUSBケーブルなどがその一例です。最近販売されたKindle Scribeはペンが付属されているため、そういったものも含まれます。
Kindle端末付属のUSBケーブルは、不足していると充電ケーブルを別途準備しなくてはなりません。もちろん、純正でないにせよ対象ケーブルがあれば問題はありませんが、基本的にはついているものを選ぶのが無難です。
Kindle端末をすでに持っているなどの場合、付属品がない分、安い中古品もありますので、そういった点も含め付属品の有無についての検討も必要となります。
接続方法を確認
Kindle端末には、ネットへの接続方法も端末によって異なります。Wi-Fiのみのものと、「Wi-Fi+3G」や「Wi-Fi+4G」などの通信形式もあり、後者は外出先でもKindle端末を楽しむことができます。
3Gや4G付きのKindle端末を購入したとしても別途通信料などはかかりませんので、自宅にWi-Fiなどのネット環境がないなどの場合は特に「Wi-Fi+3G」などの端末の選択がおすすめになります。
Wi-Fi環境がないと、Kindle端末への本のダウンロードはUSBケーブルを介しておこなう必要がありますので、接続方法に関しても利用する環境などによっては重要となってくるので、この接続方法も確認しておいてください。
Kindle端末の中古の購入方法
ここまで説明した注意点なども加味した上で、Kindle端末の中古を購入する場合、どういった方法があるのか、その説明に移ります。
Kindle端末を中古で購入できる場所
まずはKindleの中古を購入できる場所です。Kindle端末を購入できる場所というのは意外と少ないです。
ネットやECサイト
一番中古のKindle端末を購入できる可能性が高く、安心しやすいのがネットやECサイトです。「楽天市場」「駿河屋」「イオシス」などがいい例で、その中でも種類が多いのが「楽天市場です。
中古のKindle端末を販売しているショップも多く、様々な世代のKindle端末の中から選ぶことができます。なお、公式であるAmazonでは中古のKindle端末は販売されていません。
もしAmazonでKindle端末が中古で販売されている場合はマーケットプレイス商品に当たりますので、そこが注意点と言えるでしょう。
中古ショップ
実際に足を運んで中古のKindle端末を購入するということであれば中古ショップになります。「GEO」や「TSUTAYA」、「ハードオフ」などがその一例です。
しかしながら中古ショップはネットやECサイトと比べ、Kindle端末の中古品を取り扱っている店舗は少ないので、身近な店舗が取り扱っているかを事前に問い合わせておくことをおすすめします。
個人での売買
あまりおすすめはしませんが、メルカリやラクマ、ヤフオクなどでの個人での売買などもKindle端末の中古の入手は可能です。
ただ、そのKindle端末の中古品がどの程度傷があるのかなどはECサイトなどとは違い基準などが分かりづらく、場合によってはほぼ故障品に近い場合などもないわけではありません。
Kindle端末に限らず、個人での売買はトラブルなども起きやすいのので、穏便にKindle端末の中古品を購入したい人には特におすすめしない方法です。
Kindle端末を中古並みに安く買うには?
新品のKindle端末を中古品並みに安く買う方法はないのか、という部分を気にする人もいるかと思います。実際、Kindle端末を中古で購入しても、新品より少し安い程度の場合は中古での購入より新品での購入のほうがおすすめです。
Amazonのセールで購入する
Kindle端末はAmazonのセールで安く販売されることもあります。割引金額は毎回異なりますが、Amazonプライムデーなどで3,000円や多いときは7,000円など、端末によりけりではあるものの割引された金額で購入できる場合があるのです。
そのため、Kindle端末の中古品の金額が3,000円弱しか新品と差がないというような場合は、新品でKindle端末を購入したほうが中古品であることのデメリット/注意点なども考えるとおすすめです。
特にKindle端末を中古品で購入することをためらっているような人は、こういったセールを活用して新品を買ったほうが安心感も強いです。
Kindle端末を中古で購入するデメリット
Kindle端末を中古で購入する場合、注意点などについては前述してきましたが、それらを踏まえたデメリットとしてはどういったものがあるか、という点も説明します。
デメリット
Kindle端末を中古で購入するデメリットとしては次のようなものがあります。
- 誰かが使ったKindle端末である
- 傷や動作不良等がある可能性
- 世代/型が古いKindle端末がほとんど
メリットは?
逆にKindle端末を中古で購入するメリットはあるのかというと、新品のKindle端末より安い金額で購入できるという点や、今は新品販売されていない古い型のKindleを入手できるという点でしょう。
といっても、新品より安い金額で購入できても、前述したデメリットを踏まえた場合、実質的にKindle端末を新品で買ったほうが安くなることもあります。
新品のKindle端末には無料でKindle Unlimitedを3ヶ月分(料金としては2940円分)が無料でつ蹴ることができるため、中古のKindle端末と新品価格との差が3,000円程しかないのであれば新品のKindle端末を購入したほうがお得とも言えます。
最後に
Kindle端末の中古品はネットやECサイトなどで購入することができます。安価に購入はできるものの、傷があったり世代が古かったりと言うデメリットも当然ながらあります。
中古品並みの値段でAmazonのセールなどを利用して新品のKindle端末を購入することなどもできますので、自分がなぜKindle端末の中古品を購入したいのかなども踏まえて考慮してみてください。