【2019年】DAZNでプロ野球をどれだけ見られるか解説！

DAZN（ダ・ゾーン）とは、イギリスのパフォーム・グループが提供しているスポーツ専門の動画配信サービスです。日本では2016年にサービスを開始し、DAZNの本サービスとNTTドコモとの提携によるDAZN for docomoと会員数を年々増やしています。

DAZNとは、野球やサッカーを中心にスポーツを定額1750円（税抜）・1890円（税込）で見られるサービスです。野球はセ・リーグとパ・リーグの日本のプロ野球やMLB（メジャーリーグ）の試合を厳選して中継しています。

今回は数あるスポーツから日本のプロ野球に注目します。2019年現在、試合がどれだけ見られるか、セ・リーグ、パ・リーグの各球団の配信状況、他のサービスとはどれだけ違いがあるかなど、コンテンツの質や注意点などもご紹介します。

DAZNでは2018年より日本のプロ野球の中継を開始しました。当初は読売ジャイアンツを除くセ・リーグとパ・リーグの11球団の配信がありました。

2019年からは読売ジャイアンツの配信がスタート、広島東洋カープと東京ヤクルトスワローズの配信がなくなりました。

ここからは「DAZNでプロ野球をどれだけ見られるか～セ・リーグ～」と題してセ・リーグの2019年10月現在の各球団の配信状況をご紹介します。

DAZNで読売ジャイアンツは、オープン戦の一部試合および、球団主催の公式戦全試合を配信します。

2018年読売ジャイアンツの球団主催試合の中継がなかったのが、2019年からはDAZNは全ての公式戦が見られるジャイアンツ・ファンには嬉しいサービスになっています。

DAZNで阪神タイガースは、オープン戦の一部試合および、球団主催の公式戦全試合を配信します。

DAZNで横浜DeNAベイスターズは、オープン戦の一部試合および、球団主催の公式戦全試合を配信します。

DAZNで中日ドラゴンズは、オープン戦の一部試合および、球団主催の公式戦の一部試合を配信します。中日ドラゴンズの球団主催試合は一部配信されないカードもあるので注意が必要です。

DAZNで広島東洋カープは球団主催の公式戦が配信されません。DAZNでは広島東洋カープのビジターゲームのみ視聴できます。

DAZNで東京ヤクルトスワローズは球団主催の公式戦が配信されません。DAZNでは東京ヤクルトスワローズのビジターゲームのみ視聴できます。

DAZNで2018年に日本のプロ野球の中継を開始しましたが、中継開始時よりパ・リーグは全球団の試合を配信しています。パ・リーグを見られるプロ野球のサービスとして、DAZNは全ての公式選をフォローしています。

ここからは「DAZNでプロ野球をどれだけ見られるか～パ・リーグ～」と題してパ・リーグの2019年10月現在の各球団の配信状況をご紹介します。

DAZNで埼玉西武ライオンズは、オープン戦の一部試合および、球団主催の公式戦全試合を配信します。

DAZNで福岡ソフトバンクホークスは、オープン戦の一部試合および、球団主催の公式戦全試合を配信します。

DAZNで北海道日本ハムファイターズは、オープン戦の一部試合および、球団主催の公式戦全試合を配信します。

DAZNでオリックスバッファローズは、オープン戦の一部試合および、球団主催の公式戦全試合を配信します。

DAZNで千葉ロッテマリーンズは、オープン戦の一部試合および、球団主催の公式戦全試合を配信します。

DAZNで東北楽天ゴールデンイーグルスは、オープン戦の一部試合および、球団主催の公式戦全試合を配信します。

定額で多くのプロ野球の公式戦が見られるDAZNですが注意点もあります。加入を検討している方にDAZNでプロ野球を観戦する際のサービスの特性や気になる注意点をご紹介します。

DAZNでプロ野球を見る目的で契約を検討している方は、以下の5つの注意点をチェックしてください。

DAZNを契約しても、12球団全ての公式戦が見られるとは限らないので注意が必要です。特に広島東洋カープと東京ヤクルトスワローズの試合は球団主催のゲームが配信されないので注意してください。

DAZNを導入する際に大きな注意点として挙げるのが、安定したインターネット環境が必須ということです。

光回線やブロードバンドなどの高速回線が家にある方、またはスマートフォンでギガ放題などパケットが使えるサービスに加入している方などは快適にDAZNを楽しめます。

一方で環境が整ってないと再生の遅延やスマートフォンのパケット料金がかかるの問題が起きるのでご注意ください。

テレビでDAZNを観たいという方は、Androidなどが内蔵されたスマートテレビがない場合は、テレビとは別にFire TVやChrimecastといった番組を視聴するための機器か必要です

テレビでDAZNを視聴するとテレビと比較して「画質が気になる」という意見も少なくありません。

DAZNの推奨している画質は「標準画質（720p）：5.0Mbps」「HD画質（1080p）：9.0Mbps」ですが、ネットの環境などで画質が大幅に落ちる場合もあるので注意が必要です。
 

近年4K放送などを開始している衛星放送や、映画などの動画配信サービスと比較すると画質面で劣る部分もあるので、観戦するにあたり画質のクォリティは事前にチェックしてみてください。

DAZNで中継を見ているとどうしてもタイムラグが発生します。ネット放送の特性上、前述のように映像のバラつきが激しく、タイムラグも約1分くらいと大きいです。

テレビや衛星放送の遅延のないリアルタイム中継と比較して、DAZNの大きな遅延に抵抗がある方もいると思うのでDAZN導入前に事前に注意してください。

ここまでDAZNでどれだけプロ野球の試合を楽しめるか紹介してきましたが、比較対象となるサービスが、スカパー！の「スカパープロ野球セット」です。

DAZNとスカパープロ野球セットを比較してみました。DAZNとスカパープロ野球セットの大きな違いはやはり画質の違いです。

DAZNの最高画質がHD画質での放送に対し、スカパーは4K放送を含む高画質です。衛星放送の場合は、ネット放送と比較して画質がきれいで遅延がないのも大きな違いです。価格、サービス内容、視聴方法などの比較は以下となります。

DAZNとスカパープロ野球セットの価格を比較しました。DAZNは1890円（税込）、スカパープロ野球セットは4,054円（税込）と別途基本料429円(税込)/月がかかります。

DAZNとスカパープロ野球セットの放送試合数の比較です。DAZNは広島東洋カープと東京ヤクルトスワローズを除く10球団の主催試合をリアルタイム配信、一方スカパープロ野球セットはセ・リーグ・パ・リーグ12球団公式戦の全試合を生放送します。

DAZNとスカパープロ野球セットの視聴方法の比較です。DAZNはネット配信のため、対応スマートテレビかFireTVやChromecastなどの機器があれば見ることができます。

スカパープロ野球セットはCS放送なのでCSを見るためのアンテナの設置やケーブルテレビ契約などの導入が必要です。スマートフォンで見れるオンデマンドにも対応しており、追加料金なしで見ることができます。

DAZNとスカパープロ野球セットの試合以外のコンテンツの比較です。DAZNはプロ野球の試合以外のスポーツ中継がみることができます。

一方スカパープロ野球セットは、プロ野球中継以外にプロ野球を放送している複数のチャンネルを見られることがメリットです。
 

DAZNとスカパープロ野球セットの見逃し配信の比較です。DAZNは放送後全てのプロ野球の試合を見逃し配信しています。スカパープロ野球セットもスカパー！オンデマンドを見逃し配信しています。

なお広島東洋カープの試合について一部エリアで見逃し配信対象外の地域もあるので注意が必要です。

ここまでDAZNでプロ野球中継をどれだけ楽しめるかを検証してきました。

• DAZNでプロ野球中継を見るメリットは

1. 10球団の主催試合を中継
2. 試合終了後に全試合見逃し配信
3. 月額料が1750円（税抜）とリーズナブル

• DAZNでプロ野球中継を見るデメリットは

1. 画質がテレビ中継に比べて良くない
2. 広島東洋カープと東京ヤクルトスワローズの主催試合は配信していない
3. ネット中継のため遅延が発生する