【ヤフオク!】出品者から連絡がないときの対処法!
ヤフオク!にて、商品を落札したにも関わらず出品者から連絡がない場合の対処方法について紹介していきます。また、ヤフオク!の出品者の中には詐欺目的で出品しているユーザーも少なからずいます。詐欺被害に遭わないために危険な出品者を見分ける方法についても見ていきます。
目次
【ヤフオク!】出品者から連絡がない
オークションサイトとして人気のヤフオク!ですが、業者を挟まず個人でやりとりをするため、トラブルもつきものです。
その一つとして、落札したにもかかわらず、ヤフオク!出品者から連絡がこないということが稀に見られます。
取引の形態によって連絡方法は違う
ヤフオク!出品者からの連絡ですが、実は取引の形態により連絡方法は異なります。場合によっては落札者が先に連絡する必要がある取引もあるのです。
そこで、ここからは具体的にヤフオク!出品者から連絡がこない場合の対処法を紹介していきます。
【ヤフオク!】出品者から連絡がないときの対処法
ヤフオク!出品者から連絡がない場合、以下の対処法を試してみてください。
かんたん取引は落札者側が先に連絡する
ヤフオク!には「かんたん取引」という取引方法があります。この取引形態では、落札者が落札した時点で、出品者の情報(入金先など)を知ることができるので、出品者から先に連絡する必要はないのです。
そのため、落札者から入金後連絡を入れるか、不安であれば先に出品者に対しメッセージを入れておくと良いです。
かんたん取引以外の場合の手順
かんたん取引以外の場合はどうでしょうか。ここからは、かんたん取引以外の場合の対処法を見ていきます。
落札通知を確認する
まずは、落札通知を確認してみます。ヤフオク!から落札すると、落札者へ自動で落札通知が届くシステムになっています。この自動通知の中に出品者のコメントが記載されている場合があるのです。
この通知はなかなか見落としがちですので、ただの自動メールと思わずしっかりと確認する必要があります。
取引ナビを確認する
連絡がこない場合は、取引ナビの投稿を確認してみます。もしかすると出品者からの取引ナビ上での投稿を見逃しているのかもしれません。
ここに出品者からの投稿がある場合があります。
評価を見る
出品者の評価を見てみるのもひとつです。もし他の落札者が出品者に対し、悪い評価をしていればその出品者に問題がある可能性がありますので、取引を見送ることも考えた方がよいです。
雨マークがたくさんついていると要注意です。
質問欄から連絡をとる
もし出品者が他の商品を出品していた場合、その質問欄を使ってメッセージを送ってみるのもひとつです。取引ナビのメッセージは見落としていたという場合、質問欄を見て気づく方もいます。
出品ページに質問ボタンがあるので、ここから連絡をとってみるのも一つです。
評価から連絡する
第三者からも見れる評価のコメント欄から連絡するのもひとつです。評価欄は以降の取引にも影響しますので、あわててメッセージを送ってくる出品者もいます。
連絡掲示板を使う
連絡掲示板という機能を使って出品者に連絡する方法もあります。マイ・オークションの落札ページに移動します。
連絡掲示板というページがありますので、こちらから出品者に連絡をします。
連絡掲示板では他のユーザーに対し公開するか非公開にするのか設定することが可能です。なかなかお返事がもらえない場合などは、あえて公開にして連絡するのも一つです。
【ヤフオク!】まだ出品者と連絡が取れないときの対処法
上記の方法でも出品者と連絡がとることができない場合の対処法についても見ていきます。
詐欺の可能性
落札者から連絡を取ってみても、全く音沙汰がないという場合、残念ながら詐欺にあった可能性も否めません。その場合の対処方法もございますので、以下より参考にしてみてください。
主な対処法
出品者と連絡が取れない場合の対処方法は以下の通りです。
内容証明郵便
まずは内容証明郵便を送付すると良いです。内容証明郵便とは、郵便局から発送できる郵送方法で、相手に対し何かの行動を催促するときに使う手段です。ヤフオク!の場合ですと、出品者に対し『商品の発送』を催促するために、内容証明を送る必要があります。
内容証明郵便を送付することで、落札者側が確かに出品者側に対し催促をしていたことへの証明にもなります。
警察へ被害届を出す
お金を支払ったのにも関わらず。出品者から連絡もなく商品も発送されないという場合、警察へ詐欺被害の届け出を出すのも一つです。
少額訴訟制度
少額起訴制度を利用するのも一つです。60万円以下の金銭トラブルであれば、少額起訴制度が利用できます。少ない費用で裁判を起こすことができ、その場で解決してくれるという点が少額起訴制度のメリットです。
未着/未入金トラブルお見舞い制度
未着/未入金トラブルお見舞い制度というものもあります。ヤフオク!運営者側にトラブルの概要を連絡し、お見舞い制度に該当する事象であると判断された場合に、支払った金額を100パーセント返却してもらえるという制度です。
ただしこちらは一年に一回まで、かつ50万円以下までが対象となっており、さらに現金ではなくTポイントでの返金となっておりますので、注意が必要です。
商品満足サポート
商品満足サポートを利用するのも一つです。商品満足サポートを利用すると、購入後30日以内の取引であれば100パーセント返金してくれるシステムです。
返金方法はPayPayボーナスライトからとなります。
お買い物安心補償
お買い物安心補償を利用するのも一つです。ヤフオク!利用における様々なトラブルに対する補償制度で、例えば落札した商品が発送されないなどの詐欺被害裁判を起こすことになった際に、弁護士費用をヤフオク!運営側が負担してくれたりします。
【ヤフオク!】危ない出品者を避ける方法
ここまでは、ヤフオク!にて出品者と連絡が取れない場合の対処法についてみてきましたが、そもそもそのようなトラブルに巻き込まれないことが一番です。ここからは危ない出品者を避けるために、詐欺被害を避ける方法についても触れておきたいと思います。
気をつけるべきキーワードについて
ヤフオク!の危ない出品者はキーワードで見分けることができると言われています。以下より具体的に、危ない出品者が使いがちなキーワードについてみていきます。
正規ノベルティ
ノベルティとはイベントなどで配布される限定グッズのことを差しますので、世に出回っている数も多くはありません。しかしながら、「正規ノベルティ」と記載されている商品がたくさん出品されていた場合、商品が偽物など危ない出品者の可能性が高いです。
予約商品/未発売品
「予約商品/未発売品」と記載された商品にも注意が必要です。まだ世に出回っていない商品に対して、事前に入金させ商品発売後に発送するという手法ですが、お金だけもらって商品を発送しないという手段も実際発生しています。
メーカーサポートのない並行輸入品
また、メーカーサポートのない並行輸入品についても、実は危ない出品である可能性があります。並行輸入品と言っても偽物商品という訳ではなく、「メーカーを介さず輸入し販売されている商品」というだけですので、必ずしも危ない出品である訳ではありません。
しかしながら、中には並行輸入品と記載しておきながら、偽物であったり実際の商品を輸入できていなかったりする場合もありますので、その辺りは注意が必要です。「メーカーのサポートなし」と記載されている商品は特に注意が必要です。
写真の販売/箱のみの販売
「写真の販売/箱のみの販売」と記載されている商品も注意が必要です。商品が届くと思っていたのに、箱だけだったというトラブルは実は少なくありません。
このような記載は出品詳細欄の末尾などに小さく記載されていることも多く、落札する際は隅々まで読んだ後で購入する必要があります。
ノークレームノーリターン
「ノークレームノーリターンでお願いします」と記載された出品にも注意が必要です。いわゆる、クレーム返品お断り、ということですので、トラブルがあっても対応しませんと明言しているようなものです。
このような記載が多い出品者は詐欺者の可能性が高いですので、取引をするのは避けるべきです。