Windows10では自分のIPアドレスを確認できることをご存知ですか?IPアドレスはネットワークを触る上で必ず知っておかなければならないものです。Windows10ではIPアドレスが簡単に確認できます。今回はその方法をわかりやすく解説していきます。
それでは早速、Windows10での自分の「IPアドレス」を確認する方法を解説していきます。その前にそもそも「IPアドレス」が何かわからない方もいるかもしれません。ですのでまずは「IPアドレス」とはどういうものかを解説していきます。
「IPアドレス」はパソコンを利用するうえで切っても切れない要素の一つです。それでは「IPアドレス」とはどういうものか解説していきます。
「IPアドレス」のIPとはインターネットプロトコルの略でネットで通信する際の決まり事のようなものです。そのルールによって各PCへ割り振りされたものが「IPアドレス」です。
「IPアドレス」は社内や自宅内で割り振りされたプライベートIPとインターネットに接続するときに使用するグローバルIPの2種類に分類されます。
いずれの「IPアドレス」にしても、ある場所からデータをもらおうとする際、「うちのIPから相手のIPへ通信して!」という命令が行われます。その為、「IPアドレス」は自動で割り当てされるネット上の住所ともいわれたりします。
それでは実際に「IPアドレス」を確認していきます。確認の方法はいくつかありますが、どれも簡単です。
まずはプライベートIPアドレスの確認方法です。プライベートIPアドレスは自宅や社内で利用するもので「192.168.〇.〇」となることがほとんどです。
コントロールパネルからプライベートIPアドレスを確認するには「ネットワークとインターネット」の「ネットワーク状態とタスクの表示」を開きます。
そこから「アダプターの設定の変更」を開き、利用している接続ドライバを右クリックします。
するとメニューが表示されるので「状態」を押して、開かれたウィンドウで「詳細」を開きます。そこにIPv4アドレスと書かれている場所がプライベートIPアドレスになります。
コマンドプロンプトを使用する場合は、「ipconfig」や「ipconfig /all」などを使って、利用している接続ドライバが割り振りされているIPアドレスを確認できます。
一方グローバルIPは自分で調べるのが少し手間です。そんな人達の為にインターネットではグローバルIPを自動で調べてくれるツールが多く出回っています。
グローバルIPが知りたい方はそういったツールやサイトを利用されるのがいいと思います。
それでは自分の「IPアドレス」が確認できたところで応用編として「IPアドレス」を設定する方法を解説していきます。
Windows7から登場したPowerShellはコマンドプロンプトと似たような機能が使えます。PowerShellで「IPアドレス」を変更するにはコマンドプロンプト同様、命令を入力するのですが、正直少し面倒です。
New-NetIPAddress -InterfaceIndex 9 -IPAddress "192.168.111.101" -AddressFamily IPv4 -PrefixLength 24 -DefaultGateway "192.168.111.254"
Set-DnsClientServerAddress -InterfaceIndex 9 -ServerAddresses "192.168.111.254"
このようなものを入力しないといけません。まるで呪文です。この命令はDHCPの状態からIPアドレスを任意のものにする場合のようです。
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