Google Chromeを利用しようと開いた時、すぐに落ちる/クラッシュすることがあります。Windows10でGoogle Chromeを起動した時などにすぐ落ちる/クラッシュする原因と対処法について、この記事で解説していきます。
Google ChromeをWindows10PCのメインブラウザとして利用している人も多いかと思いますが、そのGoogle Chromeを起動したときや利用中に落ちる/クラッシュすることがあります。
Windows10PCでGoogle Chromeをが落ちる状況というのが自身の状況に該当しているのか知りたい人もいるかと思いますので、まずはGoogle Chromeが落ちるとはどういう状況を示すのかを説明しておきます。
Google Chromeが落ちる/クラッシュするというのは、Google Chromeの画面が真っ白になってしまったり、強制終了してしまったりする状況を示します。
調べ物をしようとGoogle Chromeを起動しても利用できない状況ですので、Windows10PCのメインブラウザをGoogle Chromeにしている人にとっては大変困った状況と言えます。
Windows10PCでGoogle Chromeが頻繁に落ちる/クラッシュする場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。
まず考えられるのは、Windows10PC自体のスペックであるメモリ不足です。Google Chrome起動時ではなく使用中に落ちることが多い場合は、こちらの可能性が考えられます。
Google Chromeは結構なメモリを食うブラウザで、タブを複数起動しているような状況だとメモリの消費量はかなりのものになります。
30個ほどタブを開いた状態にすると、タスクマネージャー上のメモリ使用量がGoogle Chromeだけでメモリ不足気味になっていることが分かります。
タブを1つ起動している状態でも上記のように結構なメモリを消費しているため、Google Chromeのタブが多ければ多いほどメモリ不足に陥りやすく、その結果Google Chromeが落ちる/クラッシュする/強制終了する原因となるのです。
Google Chromeは拡張機能を入れることでより便利に利用することができるのですが、拡張期のようによってはブラウザの動作に干渉することもままあります。
拡張機能の中には悪質なものも存在する可能性があり、そういったGoogle Chromeの拡張機能が原因となっていることもあるのです。
容量自体が極端にメモリ不足状態になっている場合はメモリの増設も考える必要がありますが、そうでない場合はWindows10PC側で対処することが可能な場合も多いです。
セキュリティソフトの警戒レベルがかなり高い状態だと、Google Chromeの動作に影響していることもあります。
Google Chrome自体が危険なものだということはないのですが、セキュリティソフトとの互換性によってはGoogle Chromeの強制終了/クラッシュの原因となることもあります。
なお、Google Chrome自体に何らかのシステム障害が起きていることもあります。Google Chromeのアップデートで不具合が生じるということもあるため、原因に心当たりが無い場合はこちらの可能性も考慮に入れておきましょう。
さて、Windows10PCでGoogle Chromeがすぐ落ちる/クラッシュする/強制終了する場合、どのような対処法を取るのかの説明に移ります。
まずはWindows10PCやGoogle Chromeブラウザの再起動をおこなってみましょう。Windows10PCの再起動はスタートボタンの電源マークからおこなうことができるため、「再起動」をクリックして実行しましょう。
なお、高速スタートアップを一時的に無効にして再起動したい場合は、Shiftキーを押しながら再起動→「PCの電源を切る」でシャットダウンし、再起動を実行してください。
Google Chromeの再起動をする場合、すでにブラウザが閉じているのに再起動とは、と思うかもしれませんが、Google Chromeはバックグラウンドで動いていることがあります。
タスクトレイ内のGoogle Chromeのボタンをクリックして、「終了」を押してから、Google Chromeを再度起動してみてください。
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