Android(アンドロイド)端末を紛失した際、焦る人は多いと思います。そんな時、別の端末からAndroid(アンドロイド)を探したり遠隔操作したりすることができるデバイスマネージャーというものがあります。今回はデバイスマネージャーの使い方を説明していきます。
外出時に限らず、スマホがどこにあるか分からなくて焦った人はいませんか? 自分で心当たりを探して見つけることができればいいですが、それができない場合というのもありますよね。
Android(アンドロイド)端末では、デバイスマネージャーというものを設定していると、Androidスマホを紛失した際にデバイスマネージャーを利用して探すことができます。
そのためには別の端末が必要ですが、それさえあればそこにデバイスマネージャーアプリをインストールもしくはWebから探すことが可能です。
デバイスマネージャーではまず、位置情報(GPS)でAndroid端末がどこにあるかを探すことができます。
紛失したAndroid端末がある環境にもよりますが、「建物内・窓際」という条件であれば誤差は15~20m程度になりますので、どこかで落としてしまった際に便利です。
これは紛失したというよりもどこに置いたか忘れてしまった場合などに役立つものでしょう。デバイスマネージャーから指示を出すと、そのAndroid端末の最大音量で5分間着信音を鳴らしてくれますので、音でAndroid端末の場所を特定することができます。
マナーモードを設定していても鳴るため、電話で場所を確認するより確実に発見できます。
鳴っている紛失したAndroid端末側で電源ボタンを押すと、止めることができますので、端末が見つかればその音もを止めることができるということですね。もちろん、デバイスマネージャーで操作している方からも止めることは可能です。
外出先で紛失してしまった場合、赤の他人にAndroid端末の中のデータなどを見られたくはないですよね。それを防ぐために、デバイスマネージャーからスマホにロックをかけることができます。
ロック画面に「拾ったら○○まで届けてください」などのメッセージを表示したり、任意の電話番号に電話をかけるためのボタンを表示することもできるため、拾ってくれた善意の方とのやり取りもそれを通じて可能になります。
これはどちらかというと最後の手段ですね。遠隔操作でAndroid端末の中のデータをすべて削除して、出荷された時と同じ状態に戻す作業です。写真などだけでなく、インストールされていたアプリなども消えてしまいます。
ただし、SDカード(外部ストレージ)内のデータの削除はできませんし、これを行うとその後Androidデバイスマネージャーの機能すら使えなくなってしまいます。
だからこそ、最終手段として残しておいてください。
Androidデバイスマネージャーは万能というわけではありません。デバイスマネージャーが利用できない場合もありますので、下記の注意点を理解しておいてください。
デバイスマネージャーはAndroid端末の電源がOFFになっていると、上記で挙げた操作を行うことができません。いずれか、ではなくすべてです。
悪意ある人が拾ってそれを盗む目的で電源をOFFにしたり、仮に善意の人が拾ってくれたとしてもバッテリー切れでAndroid端末がの電源が落ちてしまったら、デバイスマネージャーで操作することができませんのでこちらではどうしようもありません。
なお、再び電源がONになった場合であれば、デバイスマネージャーの利用はできるようになります。
Androidデバイスマネージャーは、インターネットを通じて遠隔操作を行うことができるものです。
紛失したスマホがWi-Fi接続でしか動かない場合(どこでもネットが使えるわけではない)や、探すためのネット環境がない場合だとデバイスマネージャーで探すことは困難です。
拾った人が悪意ある人であればSIMカードを抜いてしまうこともあります。そうなるとネット環境がないのですからデバイスマネージャーで探すことはできなくなります。
デバイスマネージャーでは、紛失したAndroid端末のGPSがONになっていないと探すことはできません。
電池の消費を抑えるためにGPSをOFFにしている人も多いかもしれませんが、そういう場合デバイスマネージャーでの操作も検索もできませんので注意してください。
また、GPSがONになっていても、GPSによる位置の特定が難しい場合もありますので、地下街などの場所で落としてしまった場合はデバイスマネージャーで探せない場合があります。
Android(アンドロイド)デバイスマネージャーの設定ですが、Android端末の設定から行うことが可能です。
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