Webサイトやアプリのパスワードを1個1個覚えておくのは大変ですよね。今回は、PasswordManagerの使い方をご紹介して簡単にパスワードを管理する方法を説明します。また、PasswordManagerの使い方や価格、評判、安全性まで解説します。
PasswordManager/パスワードマネージャーとは、ウィルス対策(セキュリティ)ソフトでおなじみの『トレンドマイクロ』が制作したパスワード管理アプリです。
パスワード管理ソフトとGoogleの提供するGoogle Chromeブラウザ(以下Chrome)は、相性が良いためパソコンで利用する場合は、Chromeを利用することをおすすめします。
トレンドマイクロによって運営されているPasswordManager/パスワードマネージャーは、ブラウザ、アプリ、公式サイトでは、機能の詳細まで日本語化されています。
以前にも、使用していたが異なる端末で再び利用した場合は、同じトレンドマイクロアカウントで登録することで以前のパスワードを自動で共有することもできます。
PasswordManager/パスワードマネージャーは、パソコン(Chrome)だけではなくiPhone,Androidと幅広い環境で利用することができます。
それぞれの端末にパスワードは記憶されていますが、インターネットを通して同期されているため、スマホでアクセスしたサイトのパスワードは、パソコンでも利用することができます。
ただし、PasswordManagerでは、最初に『マスターパスワード』を登録する必要がありますが、iPhoneを利用している方はTouch IDを代わりに利用することができます。
PasswordManagerは有名なウィルス対策ソフトメーカー『トレンドマイクロ』の製品なため、多くの機能を搭載しているため、評判は高いです。
ただし、無料で使用する場合は、パスワードを登録できるサイトは5つに制限されます。その他の機能は有料版とほとんど変わらない機能を利用できるので安心して利用できます。
WebサイトやアプリのID・パスワードをパスワードマネージャーで一括管理することができます。
保存したID・パスワードをWebサイトやアプリ上で呼び出して、ログインする際に入力手間を省略することができます。
スマートフォンのネットワーク暗証番号やクレジットカード情報、銀行講座情報などの日常で必要となる情報を暗号化してトレンドマイクロのクラウド上に保管します。
メールアドレスや電話番号、住所などの情報をまとめてトレンドマイクロのクラウド上に保管できます。さらに、プロフィールに登録したメールアドレスや電話番号、住所などの情報をWebサイトで入力する際に呼び出すことができます。
※対応していないOSやブラウザがあります。設定よりプロフィール管理をONにする必要があります。
PasswordManagerで保存している情報をCSV(comma-separated values)形式で端末上に取り出すことができます。
PasswordManagerでは、ログイン時に不正なアプリかどうかをチェックします。もし、不正なアプリでログインしていた場合はログインしないように警告が表示されます。
登録したIDやパスワードのうち、使い回しているパスワードや脆弱なパスワードを用いているWebサイトの一覧を表示します。
これにより、Webサイトのパスワードよりセキュリティレベルの高いものに変更することで、情報漏洩などの被害を未然に防ぐことができます。
自動で安全性の高いパスワードを生成します。これにより作成したパスワードを利用することで、Webサイトやアカウントの安全性を高めることができます。
1 / 4
続きを読む