ビジネスホテルや旅館などに泊まった時、Wi-Fiがなかったことはありませんか。そんな時Macをアクセスポイントにすることができます。MacをアクセスポイントにすればWi-Fiがない状況でもスマホをWi-Fiに繋ぐことが出来ます。
外出した際に、スマホやPCなどをWi-Fiに接続して使うといった方も多いのではないでしょうか。最近はカフェやホテルあらゆるところに無線LANが完備されアクセスポイントが増えてきました。
しかしそれでも、未だ古いビジネスホテルなどではWi-Fi(無線LAN)が完備されていないといった場所もあります。
そういった場所で、iOSデバイスなどのスマホなどをWi-Fiに接続したい場合にはお持ちのMacをアクセスポイントにして、スマホをインターネットに接続するといった方法があります。
ただし、MacBookAirなどには有線LANポートが標準では搭載されていないため、Thunderboltに刺すタイプの変換アダプターを別途購入する必要があります。
そんな有線LANだけしかなく、Wi-Fiのない古いビジネスホテルや旅館ではお持ちのMacをAirMacベースステーションの代わりにすることが出来ます。
AirMacベースステーションとしてアクセスポイントにすれば、そのようなWi-Fi環境の整っていないようなホテルでもiOSデバイスのiPhoneやMacをWi-Fiに繋ぐことができます。
ちなみにAirmacベースステーションとはMacなどのAirmac利用可能なコンピュータをインターネットに接続することのできる、Appleが出している無線LANルーターのことであり、現在は販売終了しています。
Macをバックアップすることのできる機能を備えていたりしており、他の無線LANルーターと差別化を図っていたルーターです。
もし、旅行先のルーターや契約したモバイルルーターが同時に接続できるデバイスが1台だけであった場合MacとiPhoneなどのiOSデバイスを同時に接続することができません。
そんな時にMacのインターネット接続をiPhoneなど別のデバイスと共有することができるのです。
そうすればMacだけを有線LANやWi-Fiでインターネットに接続して、Wi-FiやBluetoothやUSB接続で他のデバイスとインターネット接続を共有することができるのです。
もう一つ、便利な使い方として中継器としての使い方があります。例えば、1階に無線LANルーターがあり2、3階にあるiPhoneなどのiOSデバイスやMacその他の機器がWi-Fiが弱くて繋がらない時などに使えます。
有線LANでMacが繋がっている場合、そのMacをアクセスポイントにしてiPhoneやMacを繋げることが可能になります。
通常、そのような場合には中継器を購入するのが一般的なのですが、部屋に有線LANで繋がったMacがあればそれをアクセスポイントをすることで中継器とすることができるのです。
では具体的にやり方を見ていきましょう。始める前に変換アダプターなどを使い有線LANなどからMacをインターネットに接続しておいてください。
1.メニューバーのリンゴマークを押してください。
2.メニューから「システム環境設定」を選択してください。
3.「共有」をクリックしてください。
4.左のタブからインターネット共有をクリックしてください。この段階ではまだチェックはつきません。
5.その次に共有する接続回路を選択します。これはMacがインターネットに接続している回線を選択してください。Thunderboltポートに変換アダプターを接続していると思うので、「Thunderboltブリッジ」を選択してください。
6.次に相手のコンピューターが使用するポートをWi-Fiにします。
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