RoboFormは老舗で評価が高い、パスワード管理ソフトです。RoboFormの機能・特徴から利用する上で気になる欠点、インストール方法や基本の使い方まで、とことん紹介します。RoboFormを使った、より便利なパスワード管理を始めてみましょう。
RoboFormは、アメリカ発のパスワード管理ソフト・サービスです。歴史は意外に長く、1999年からサイバーシステムズ社がサービスを開始しました。評価も高く、世界中で利用されています。
高評価の理由は、そのシンプルな使い勝手とパスワード管理に必要な機能が揃って、低価格で提供されている点が大きいです。また今までにパスワード流出などの事故を起こさず運用されている点も、高い評価につながっています。
デバイスを選ばす利用でき、パスワード以外にもブックマークやメモ、アドレスなども同時に管理できます。全世界での利用者数は数百万人を超えているとされ、日本でも愛用者が多くいるサービスです。
まずは、シンプルで使い勝手の良いRoboFormの機能を紹介します。パスワード管理ソフトだけあって、セキュリティ面での機能が豊富な点が特徴です。
RoboFormの主な機能・特徴を「簡単ログイン」「いつでも何処でも情報にアクセス」「高いセキュリティ」「充実した管理メニュー」の4つに分けて紹介します。
RoboFormを利用すると、ID・パスワードを覚えていなくても自動入力で簡単にログインができます。ロボフォームから、サイトを開きログインするまでを一括で行えます。
またサイトを開いた状態でRoboFormを使えば、ログイン情報を自動表示してくれます。もちろん名前で検索をして選択することも可能です。
RoboFormは複数のデバイスやUSBメモリ・ハードディスクなどで利用できます。有料プランでは、クラウド上にデータ保存ができるため、いつ・何処にいてもパスワード情報を利用可能です。
もちろんデバイス間でデータの同期もできます。RoboFormは主要なブラウザを網羅しているため、だれにでも使いやすいサービスです。
RoboFormでは、強力な暗号化技術を採用しています。保存データはAES-256bitで暗号化され、データ転送の通信はSSLで暗号化されます。
2要素認証・2段階認証を採用したり、強力なパスワードの生成機能、使用しているパスワードのセキュリティレベルチェックなどの機能も搭載されています。
ロボフォームではパスワード以外にも、ブックマークやメモ、クレジットカード情報や連絡先などの管理も可能です。
データは管理用のエディターでフォルダに分類して保存でき、使用頻度の高い情報はピン留めをして見やすく管理できます。
RoboFormは個人向け・ビジネス向けに選択できるプランがいくつかあります。それぞれのプランの特徴や価格を見ていきましょう。
個人向けには無料~年額5,400円の価格で使えるプランまで、3種類のプランがあります。それぞれのプランの価格と主な機能は次の表のとおりです。
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