Wrike for Slackはビジネスチャットツールの一つであるSlackとWrike間で連携して、タスク管理を行うことができるアプリです。今回はその導入方法だけでなく、アプリを使ってできること(タスクの作成や通知)の設定方法を解説していきます。
Wrikeはウェブベースのプロジェクト管理ソフトウェアの一つです。タスクをタイムライン、テーブル、ワークロードなど、様々な形式で管理することが可能となっております。
日本のマーケットにも力を入れており、PC・スマホともに日本語に対応しているのが嬉しいポイントです。また機能は制限されてしまいますが、5ユーザーまでなら無料のベーシックプランで使用することも出来ます。
そんなWrikeですが、Wrike for Slackを用いることにより、ビジネスチャットツールの一つであるSlackと連携することが可能です。WrikeとSlackの間でシームレスに連携して、タスク管理が行えるのは大きな魅力の一つですよね。
今回はWrike for Slackでできることを説明した後に、その導入方法やタスクの作成方法、そして通知方法の設定について解説していきます。
Slackでチームやクライアントとのやり取りを行っている中でタスクが生まれた際に、皆さまはどのようにタスクの管理を行っていますか?
タスク管理ツールに登録し直したり、別途ツールを立ち上げて逐一タスクを登録したり……。そのような時、タスクを連携して登録できたらいいのにと思うこともあるかと思います。
またタスクの進捗を確認する際も、いちいちタスク管理ツールを立ち上げるのが面倒だという方もいらっしゃるかもしれません。そんな時、タスクの進捗をSlackで受け取ることが出来たら便利ですよね。
Wrike for Slackでできることで、そのような悩みを一気に解決することが可能です。
Wrike for Slackでできることの一つにSlackでタスク作成した後に、自動でWrikeに登録できるというものがあります。
Slackにはメッセージの入力ボックスに入力するだけで使うことが出来るスラッシュコマンドというものがあるのですが……。
例えば“/away”と入力するだけでログイン状態を切り替えたり、“/who”と入力するだけで現在のチャンネルに登録しているメンバーのリストを最大100人まで表示することが出来たりするわけです。
後ほど詳しく説明しますが、この仕組みを使い、Slack側からWrikeを操作することによって、Slackに入力したタスクを自動でWrikeに入力することが出来るのです。
コマンド自体も簡単ですし、Slackは途中までコマンドを入力すれば予測候補を出してくれるので、覚える必要がないというのも嬉しいポイントですね。
もう一つできることがあります。Wrikeのタスク通知をSlackで受け取るように設定することも可能です。
例えばタスクを新規追加したり締切日を変更したり、タスクにコメントを追加した時などに、Slackに通知がいくように出来るわけですね。
つまりSlackにもログが残るので、後々タスクを確認したい時にいちいちタスク管理ツールを立ち上げる必要がなくなります。普段から起動し続けているメッセージツールでそのまま確認が出来るのは、仕事の効率化に役立ちますよね。
Wrike for Slackの魅力をお伝えしたところで、早速その導入方法について解説していきましょう。設定自体は簡単にできるので、気になる方は一度お試しになることをオススメします。
ここからはスクリーンショットを混じえながら、Wrike for Slackを導入する方法を解説していきます。一度設定を行えば簡単にタスク管理を連携することが出来ますので、ぜひコチラを参考にして、導入してみてくださいね。
Wrike for Slackを導入する場合は、まずSlack用Wrikeアプリのサイトにアクセスします。(※本項目下部のリンクからアクセスできます)
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