2021年10月01日更新
Slackのチャンネル名の付け方!おすすめの命名ルールを紹介
Slackを使い続けていると、チャンネルが増えすぎてチャンネル名がごちゃごちゃしてしまいます。そのような場合には、ワークスペースでチャンネル名の命名ルールを付けるといいでしょう。この記事では、Slackのチャンネル名のおすすめ命名ルールをご紹介します。
Slackのチャンネル名の付け方
今やビジネスの現場では、ビジネスチャットツールを使うのが当然のことになっています。ビジネスチャットツールには使い勝手のいいものがいくつもありますが、国際的に展開している企業の多くが導入しているのがSlackです。
Slackではワークスペースの中にチャンネルをいくつも作成できます。しかし、Slackでユーザー数が増えてチャンネル数が多くなると、どのチャンネルにどの情報があるのか見つけるのが大変になります。
そこで重要なのがチャンネル名です。この記事では、Slackに参加しているユーザー全員が、いつでも自分が必要としているチャンネルを素早く見つけ出せるチャンネル名のおすすめの付け方をご紹介します。
チャンネル名を変更する手順
チャンネル名の付け方を詳しく見ていく前に、まずはSlackでチャンネル名を変更する手順について見ておきましょう。
Slackで名前を変更したいチャンネルを開き、チャンネルのヘッダーのチャンネル名をクリックします。
「設定」のタブをクリックして、「チャンネル名」の「編集」をクリックします。
するとチャンネル名の入力欄が開きます。こちらに変更後のチャンネル名を入力して、「変更を保存する」をクリックすると、チャンネル名を変更できます。
誰でもチャンネル名を変更できる?
チャンネル名の変更はチャンネルへの参加者なら誰でもできるのでしょうか。Slackの基本設定では、チャンネル名の設定や変更はチャンネルの管理者とチャンネルのあるワークスペースの管理者ができます。
チャンネルの管理者とはそのチャンネルを作成したユーザーなので、自分が作成したチャンネル名の変更なら誰でもできます。しかし、自分が作成したチャンネルでなければ変更できません。チャンネルもしくはワークスペースの管理者にチャンネル名の変更を依頼しましょう。
おすすめの命名ルール
Slackでチャンネル名をわかりやすく付けるには、どのような命名ルールで付けたらいいのでしょうか。Slackのチャンネル名のおすすめの命名ルールは、「接頭」「グループ」「トピック」でルールを作るものです。この3つの要素をどのようにルール化したらいいのか詳しく見ていきましょう。
接頭
Slackではチャンネル名の並び順は基本的にアルファベット順、日本語なら文字コード順である。チャンネル名の一番最初に来る接頭のルールを決めるだけで、チャンネル名をわかりやすく整理できる。
例えば、部署内での連絡用チャンネルなら部署名を必ずチャンネル名の先頭につけるといいでしょう。
緊急度の高いトピックのチャンネルには最上位に来る「#01」と必ず先頭に付けて、緊急度に応じて接頭の数字を変化させます。
最も緊急度の低い雑談は「#99」から始まるようにルール化すると、上位に上がって来ないので、業務に支障をきたすことがありません。
グループ
Slackのチャンネル名の一番先頭をルール化したら、次はグループ名を付けます。Slackでは、連絡が必要な対象が限られたグループのメンバーであることも多いので、どのグループを対象にしているチャンネルなのかをわかりやすく付けます。
緊急度の高い営業部に向けたチャンネルなら次のようなチャンネル名にします。
- #01-営業部
サッカー部の雑談用チャンネルなら次のように付けます。
- #99-サッカー部
これで必要なユーザーが自分がチェックするべきSlackチャンネルを判別できます。
トピックス
Slackのチャンネル名のルールとして、緊急度と対象グループを入れたら、3番めの要素としてそのチャンネルで扱いたいトピックを入れます。トピックを入れることで、どのような内容のチャンネルなのかユーザーが理解できます。
- #01-営業部-○○様案件について
- #04-プロジェクトA-モニタリングについて
数字を使うと便利
Slackのチャンネル名のルールでは、接頭に数字を使うのがおすすめです。Slackではチャンネルの並び順はアルファベット順、日本語なら文字コード順ですが、数字は言語に関わらず最上位に必ず来るように設定されています。
最も緊急度の高いトピックの接頭に、かならず最上位に来る「00」「01」と付けるとルール化するのがおすすめです。
その他の数字も、部署ごとやトピックの内容ごとに数字をルール化すると、きれいにチャンネル名が並べられるので、色々と工夫してみましょう。