Apple Watch Ultraのレビュー!できること・バッテリー持ちやおすすめの人を紹介!

ハイスペックモデルであるApple Watch Ultraのレビュー/口コミを確認して購入したい、という人向けに、Apple Watch Ultraでできることやバッテリーの持ちの程度などといったレビュー/口コミを紹介していきます。

Apple Watch Ultraのレビュー!できること・バッテリー持ちやおすすめの人を紹介!のイメージ

目次

  1. 1Apple Watch Ultraのレビュー
  2. Apple Watch Ultraとは
  3. Apple Watch Ultraでできること
  4. Apple Watch Ultraのバッテリーの持ち
  5. Apple Watch Ultraのレビュー/口コミ
  6. 最後に

Apple Watch Ultraのレビュー

Apple Watchには、通常のApple Watchシリーズの他、廉価モデルであるApple Watch SEと、ハイスペックモデルであるApple Watch Ultraがあります。

それぞれできること/機能の違いがありますが、この記事ではApple Watch Ultraのレビュー/口コミを、できることなども含め紹介していきます。

Apple Watch Ultraとは

まずはApple Watch Ultraとはどういったものなのか、という点から説明していきます。

シリーズ史上最もタフで高価なApple Watch

Apple Watch Ultra、過去に発売されたものからほぼ同時に販売された機種も含め、Apple Watchシリーズ史上最もタフであり、機能性などもあって高価なApple Watchとして発売されたものです。

スペックや特徴

そんなApple Watch Ultraのスペックや特徴は次の表のとおりです。比較対象として、ほぼ同じタイミングで販売されたApple Watch Series8とApple Watch SE(第2世代)も合わせて記載しています。

できることとしてどの点がハイスペックなのか、後述する口コミ/評価/レビューの参考としても確認してみてください。各機能の詳細などについては後述します。

Apple Watch Ultraでできることと他の機種との比較
  Apple Watch
Ultra
Apple Watch
Series8
Apple Watch
SE(第2世代)
モデル GPS+セルラー GPS
GPS+セルラー
GPS
GPS+セルラー
サイズ 49×44×14.4mm 41×35×10.7mm
45×38×10.7mm
40×34×10.7mm
44×38×10.7mm
重量 61.3g 《GPS》
41mm:31.9g
45mm:38.8g
《セルラー/アルミ》
41mm:32.2g
45mm:39.1g
《セルラー/ステン》
41mm:42.3g
45mm:51.5g
《GPS》
40mm:26.4g
44mm:32.9g
《セルラー》
40mm:27.8g
44mm:33g
素材 チタン アルミ
ステン(セルラーのみ)
アルミ
カラー ナチュラル 《アルミ》
ミッドナイト
スターライト
シルバー
(PRODUCT)RED
《ステン》
グラファイト(PVD)
シルバー
ゴールド(PVD)
《Hermes》
シルバー
スペースブラック(DLC)
ミッドナイト
スターライト
シルバー
画面の
ピクセル値
()は表示領域
410×502px
(1185平方mm)
《41mm》
352×430px
(904平方mm)
《45mm》
396×484px
(1143平方mm)
《40mm》
324×394px
(759平方mm)
《44mm》
368×448px
(977平方mm)
画面の素材 サファイアクリスタル 《GPS》
Ion-X
《セルラー》
サファイアクリスタル
Ion-X
最大輝度 2000ニト 1000ニト 1000ニト
プロセッサ S8 SiP(64bit) S8 SiP(64bit) S8 SiP(64bit)
容量 32GB 32GB 32GB
心拍数測定機能
心電図
血中酸素濃度
測定機能
転倒事故検出
衝突事故検出機能
(加速度センサー)

(最大256G)

(最大256G)

(最大256G)
緊急通報サービス
心拍センサー 第3世代 第3世代 第2世代
皮膚温センサー
常時表示機能
防水性能 100m 50m 50m
防塵性能 IP6X IP6X -
バッテリー 最大36時間 最大18時間 最大18時間
動作温度 -20〜55℃(装着)
0~35℃(充電)
0〜 40℃(水中)
-20~45℃(保管)
0〜35℃(装着)
-20〜45℃(保管)
0〜35℃(装着)
-20〜45℃(保管)
GPS L1/L5 GPS L1 GPS L1 GPS
Bluetooth 5.3 5.3 5.3

Apple Watch Ultraでできること

Apple Watch Ultraでできることの詳細の説明に移ります。前述した表に記載したものと重複している部分もありますので、Apple Watch Ultra以外の機種とどう違うのかなども簡単に説明しておきます。

ヘルスケア

まずはApple Watch Ultraのヘルスケア関連でのできることの説明をしていきます。まずは心拍数の測定に関してです。Apple Watch Ultra以外のApple Watchでも、Series8やSE(第2世代)も心拍数測定はできます。

Apple Watch Ultraには第3世代の光学式心拍センサーが搭載されており、日常生活でリアルタイムでの心拍数を計測することが可能です。

動いているときでも測定できるため、スポーツをしている際の心拍数などもリアルタイムで測定できるのです。

装着中に心拍数に異常が10分間続いた場合や心拍リズムが不規則になっていると検知したらApple Watch Ultraから通知が届きます。その通知をもとに病気が見つかるきっかけにもなることも多いのでチェックしたり病院へ行ったりしてみましょう。

また、Apple Watch Ultraは、Series8と共通して心電図の計測も可能です。Apple Watch Ultraのデジタルクラウンが心電図の測定ができる部分で、そこに指を当てれば心電図の測定が可能です。

Apple Watch Ultraで測定した心電図データや、計測時に気になっているとして登録した症状は、Apple Watch UltraとペアリングしているiPhoneから確認できますし、PDFとして書き出スこともできます。

Apple Watch Ultraで測定した心電図情報を利用して診療してくれる病院もありますので、そういったヘルスケア機能もあることは覚えておくと良いでしょう。

新型コロナウイルスの感染により注目を浴びた血中酸素濃度の測定もApple Watch Ultraで可能です。Apple Watch Ultraの裏側にある血中酸素ウェルネスセンサーを利用し、腕を動かさずにすることで血中酸素濃度を測定できます。

バックグラウンド設定をオンにしておけば、あまり動いていないタイミングを見計らい血中酸素濃度を測ってくれるので、設定しておくことで心拍数関連以外でも日常的なヘルスケア機器としてApple Watch Ultraを利用することも可能です。

皮膚温センサーはApple Watch Ultraの裏側に搭載されており、手首の皮膚温を測定することで生理周期の把握をする、いわゆる婦人体温計としての利用もできます。排卵日などの推定もできるため、女性の体調管理などにも役立つ機能です。

アウトドア

ハイスペックなApple Watch Ultraは、アウトドアでもできることが増えます。大きな特徴として、Apple Watch Ultraは100mという耐水性能を所持しているという点です。

水深40mまでのスキューバダイビングや、高速ウォータースポーツでも利用することができます。淡水はもちろんのこと、海水でも耐水仕様は何ら変わりありません。

Apple Watch Ultraは海水での利用も想定しているものなので、海水でApple Watch Ultraのケースなどへのダメージなども気にしなくて大丈夫なのです。

Apple Watch Ultraのチタニウムケース自体が、海水などを含めた耐久性や耐腐食性も持っているので、海水に潜っての利用、海水がかかる環境での利用を考えていたという場合にも安心して利用できます。

それでも、海水を含め水に触れることに不安を覚える人もいるでしょう。海水が直接Apple Watch Ultraにかかることに不安を覚えるのであれば、海水とケースをできるだけ隔てるサードパーティ製のケースを利用することをおすすめします。

中には海水がほぼかからない防水仕様のケースもありますので探してみてください。

また、アウトドアは、海水がかかる環境である「海」ではなく、登山なども含まれます。Apple Watch Ultraにもコンパスが搭載されていますが、通常のApple Watchよりも高精度なものが積まれているため、より正確な位置情報を確認できます。

電話番号の利用ができるよう契約・設定していれば通話も可能ですし、トランシーバー機能でApple Watch Ultraでトランシーバーのような会話もできます。

風の強い場所などでも快適な通話ができるよう、風の音を低減して音声を相手に届けることができる通話性能も持っていますので、相手に声が伝わりづらいということも回避しやすいです。

万が一道に迷ってしまった、怪我をして動けなくなったというような場合などでも、「サイレン」機能を利用すると86デシベルの大音量で音を鳴らしてくれるため、自分の居場所を誰かに知らせることもできます。

日常生活

Apple Watch Ultraを海水中で利用するスキューバダイビング、登山といったアウトドア目的での利用があまり期待できない場合でも、Apple Watch Ultraでできることは日常生活でもないというわけではありません。

日常生活でも海水はともかく通常の水は掛かる可能性がありますが、そういった生活防水もApple Watch Ultraは対応しています。

通常のApple Watchに搭載されているできることも利用可能です。例としては、iPhoneやMacのロック解除などの設定、Apple Payの利用やその設定(Suicaなども含む)、音楽の再生などの操作など、iPhoneとペアリングして利用する機能は設定などがあります。

日本語キーボードにも対応しているので、Apple Watch Ultra単体でもメッセージへの返信なども簡単にできます。

設定・機能関係以外にも、Apple Watch Ultraのデザインが、3D曲面になっている通常のApple Watchと異なりフラットデザインになっていることも特徴の1つです。

タッチ操作や文字入力はしやすく、元々Apple Watch Ultra自体が丈夫ではあるもののデザインにより、より壊れづらくなっています。

Apple Watch Ultraのバッテリーの持ち

Apple Watch Ultraは、通常のApple Watchよりバッテリーの持ち時間も長くなり、充電タイミングもその分減らすことができます。

36時間~60時間

Apple Watch Ultraは、最大で36時間のバッテリーの持ち時間があります。これは普通にApple Watch Ultraを利用している状態でのもので、LTE接続時だと最大18時間までバッテリー持続時間が短くなります。

なお、Apple Watch Ultraで利用可能な低電力モードという設定は、かなりバッテリー消費を抑えて最低限の機能のみの稼働設定にするものですが、低電力モードを利用すると最大で約60時間バッテリーが持ちます

バッテリーの持ち時間が長ければそれだけ充電回数を減らすこともできます。充電回数が減るというのは、アウトドアなど複数日にまたがっての利用が想定される登山などでもバッテリー持ち時間の長さはかなりのメリットです。

充電をし忘れる、毎日の充電は面倒という人にもバッテリー持ち時間の長さはやはりメリットとして大きいでしょう。

充電時間や高速充電

Apple Watch Ultraは、バッテリー持続時間が増えていると前述しましたが、それはそれだけのバッテリー容量を所持しているということでもあります。

当然ながら充電時間も長くなるのでは、と思うかもしれませんが、Apple Watch Ultraの充電時間は通常のApple Watchと比較すると30分ほどApple Watch Ultraのほうが充電時間がかかるという感じです。

Apple Watch Ultraに同梱されている充電器の端子がType-C端子となったことで、より効率よく高速に充電することができるようになっているものの、フル充電には2時間ほど要します。

Apple Watch Ultraが充電不足にならないよう、出かける前などに不足気味の場合は大容量のバッテリーであると言っても少しでも充電しておくことをおすすめします。

Apple Watch Ultraのレビュー/口コミ

さて、Apple Watch Ultraが受けているレビュー/評価/口コミとしてはどういった物があるのか、というのは、前述したできることや設定なども影響してきます。

また、Apple Watch Ultraの使いご事に関しても気になる人もいるかと思いますので合わせて紹介していきます。

使用感

Apple Watch Ultraは、従来のApple Watch Ultraよりもサイズが大きめで重量も当然ながら重くなっています。

Apple Watch Series8と比較すると一番重いサイズと比較しても10g違い、一番軽いサイズと比較すると30gも違うため、従来のApple Watchで慣れていたという人にはずっしりとした重量感があるため、違和感が拭えないという人もいます。

普段遣いする分にはしっかりした腕時計をつけ慣れていたというような人であればあまり違和感はないでしょう。

他のApple Watchでも利用可能な睡眠管理ができるアプリはApple Watch Ultraでも利用できますが、就寝中は特に装着感が強いため、Apple Watch Ultraでの睡眠管理などは逆に睡眠の妨げになる、邪魔に感じるということも多いです。

ただし、Apple Watch Ultraは画面が大きいため、設定などの確認やメッセージ入力などの操作、大きいデジタルクラウンの操作性の高さなどは評価が高く、機能なども多いためそちら方面の評価は高い傾向にあります。

買うべき人はどんな人?

ではApple Watch Ultraを購入するべきおすすめの人はどういう人かというと、登山やダイビングなどでもApple Watchを利用したい、と思う人が第一に上がります。そういったタフに利用できるように設定/設計されたのがApple Watch Ultraだからです。

頑丈なので壊れにくい点、バッテリー持ちが長い点もApple Watch Ultraの魅力ですので、そちらに重きを置くという人にもApple Watch Ultraはおすすめです。

また、重厚感のあるデザインの時計が好きなのであれば、ゴツゴツしているApple Watch Ultraが気にいるという人も多いですので、デザイン性とその重さが逆に好きという人にもApple Watch Ultraをおすすめできます。

おすすめできない人

逆にApple Watch Ultraがおすすめできない、という人も当然ながらいます。

前述したようにApple Watch Ultraは特にその重さや装着感が気になるという使用感が強く、軽く装着しているか分かりづらいスマートさ、スリムさを求めているのであればApple Watch Ultraはおすすめできません。

機能性が高い分、Apple Watch Ultraは高価なので、スマートウォッチにそこまで金額をかけたくない、そこまでApple Watch Ultra特有の機能に魅力を感じないのであれば通常のApple Watchで十分です。

高評価のレビュー

Apple Watch Ultraをおすすめできる人・できない人それぞれいますので、レビュー/評価/口コミも当然ながらそれぞれ変わってきます。まずはApple Watch Ultraの高評価のレビュー/評価/口コミから紹介していきます。

デザイン性のかっこよさという点はApple Watch Ultraのレビュー/評価/口コミでも高めです。購入を迷って購入した、という人でも、実物を見るとそれを実感したという一例でもあります。

フォーマルでの利用は少しカジュアル感がある、と前述しましたが、Apple Watch Ultraのベルトやカバーを考えることでその点は軽減される、というレビュー/評価/口コミもあります。

また、Apple Watch Ultraのバッテリーの持ち時間はレビュー/評価/口コミでも高評価を得ています。長時間の利用でも電池の減少が少ないため、バッテリーの持ち時間に比重が高い人にはおすすめできることが分かる口コミです。

低評価のレビュー

低評価、と言うより少し残念に感じているというApple Watch Ultraのレビュー/評価/口コミも紹介します。

タフに利用できることが前面に出ているApple Watch Ultraですが、初期不良で交換した、という人もいるようです。新品交換で対応してもらっていますし、販売からそれなりに経っているため解消されていることを祈るばかりです。

バッテリー持ち時間に比重をおいてApple Watch Ultraを購入した人のレビュー/評価/口コミですが、重量感の方が気になっているようです。

また、女性の手にはApple Watch Ultraのサイズは大きく重いと感じる人もいます。基本的に女性は男性より手首が細いため、装着感も体格などで差が出ることは理解した上で購入することをおすすめします。

最後に

Apple Watch Ultraは、通常のApple Watchより機能性は高いですが、その分重量感があるなど人によってはデメリットとなる部分もあります。

この記事や紹介したレビューなどを参考に、Apple Watch Ultraの購入が自分はおすすめできる人かどうか考えてみてください。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。