3DSを改造!CFWを3DSに導入する方法(Ver.11.15.0対応)【2022年最新】
3DSがVer.11.15.0にアップデートしたことで、今までのCFWの導入方法が利用できなくなりました。この記事では、3DSのVer.11.15.0に対応した最新のCFW導入方法を、Seedminerの準備からHBLからFBIを起動するまで解説します。
CFWを3DSに導入する方法(Ver.11.15.0対応)
3DSにCFWを導入して改造すれば、通常の3DSではできないいろいろなことができるようになります。今回は、最新版の3DS Ver.11.15.0に対応したCFWの導入方法について解説します。
最初に
まずは改造を始める前に気をつけるべき点について解説します。
何がおきても自己責任で
FredtoolからCFWを導入したり、HBLやFBIを導入したりといった改造は、本来は任天堂が推奨していません。改造中に不具合が起きたり、改造後に問題が発生したりする可能性があります。何が起きても、CFWの導入は自己責任だということを理解してから始めましょう。
作業時間は余裕をもって
Fredtoolから入手したCFWを導入するのに1時間程度、その後のHBLやFBIといったツールの導入に1時間程度かかります。時間に余裕のある時に作業を行いましょう。
通信環境
3DSへCFWを導入するためにはインターネット環境が必要です。3DSもPCもどちらも接続できるWi-Fi環境を用意しておいたほうがいいでしょう。
3DSを改造してCFWを導入する方法
Ver.11.15.0にアップデートした3DSにCFWを導入して改造する方法について見ていきましょう。改造を始める前の準備から、CFWのデータを導入して、3DSで動かせるように設定するまでの方法について詳しく解説します。
準備するもの
まずは、3DSにCFWを導入するための改造を施すのに必要になるものを準備しましょう。改造を始める前に用意しておく必要があるものは次のとおりです。
- 改造する3DS本体
とりあえず改造する本体がなければ始まりません。
- 3DSの充電器
改造中に電源が落ちてしまうと失敗してしまうので、改造中は電源に繋ぎっぱなしにしておきます。
- SDカードもしくはmicroSDカード
3DS系はSDカードです。New3DS系はmicroSDカードです。16GBから38GBのものを用意しておきましょう。64GB以上のものを使うときには、FAT32で事前にフォーマットしておきましょう。
- Windows PCとSDカードリーダー
3DSにCFWを導入するためには、CFWのデータをPCにダウンロードしてSDカード(microSDカード)に保存してから、3DSへ導入する。PCはMacやLinuxでも可能ですが、操作しやすいのでWindowsがおすすめです。また、SDカードやmicroSDカードへの読み書きができるようにSDカードリーダーもPCに付属していなければ用意しておきましょう。
PCはファイルの拡張子を表示できる設定にしておきましょう。Windows10ならエクスプロラーを開いて、「表示」の「ファイル拡張子」にチェックを入れればOKです。
事前準備
必要なものが用意できたら、次は垢バン対策の事前準備をしていきましょう。垢バン対策をしても、完全に垢バンの心配がないわけではありません。しかし、この対策を行っていないと確実に垢バンされるので、改造を始める前にかならず行っておきましょう。
垢バン対策は次のとおりです。3DSを起動します。
- 「本体設定」>「インターネット設定」>「いつの間にか通信」と進む
- 「本体情報の送信」を「送信しない」に設定する
- ホーム画面に戻り「フレンドリスト」を開く
- フレンドリストの「設定」>「フレンドへの通知設定」と進む
- 「遊んでいるソフトを公開する?」を「公開しない」に設定する
この事前準備をしっかりと実行しておきましょう。
Seedminerの準備
次にSeedminerでmovable.sedを導入するための準備をしていきましょう。
- Seedminerでmovable.sedを導入するための準備①ID0の確認
「ID0」の確認をしていきましょう。
事前準備をすませた3DSの電源を切ってSDカード(microSDカード)を3DS本体から取り出します。microSDカードならアダプターに挿入してから、PCのSDカードリーダーへセットします。
PCにSDカードをセットしたら、エクスプローラーでSDHD(SDカード)を開きます。SDカードの中の「Nintendo 3DS」のフォルダを開きます。
「Nintendo 3DS」のフォルダの中に「Private」と、もう一つ長いランダムな英数字の文字列のフォルダがあります。長いランダムな文字列のフォルダの名前を右クリックして「名前を変更」をクリックします。するとフォルダ名をコピーできます。フォルダ名をコピーして、メモ帳などに貼り付けて保存しておきましょう。
万が一、長い名前のフォルダ名が複数あった場合には、一旦元の画面に戻って「Nintendo 3DS」のフォルダ名を変更します。例えば「backup_Nintendo 3DS」などとしておきましょう。フォルダ名を変更したら、SDカードをいったんPCから電源を落とした3DSへ戻します。SDカードを挿入した状態で電源を入れると、3DSに新しい管理情報が作成されます。
新しい管理情報が作成されたら、3DSの電源を切ってSDカードをPCへ移して開きます。「Nintendo 3DS」のフォルダが新しく作成されているはずです。新しいフォルダの中には、長い文字列のフォルダがひとつしかありません。そのフォルダ名をコピーして保存しておきましょう。
コピーできたら新しく作成したフォルダは削除して、元のフォルダの名前をもとに戻しておきましょう。
ここまでのSeedminerの準備ができたら、SDカードを3DSへ戻して電源を入れます。
- Seedminerでmovable.sedを導入するための準備②フレンドコードの確認
Seedminerでmovable.sedを導入するための準備として、自分のフレンドコードを確認しておきましょう。
3DSの電源を入れて、ホーム画面の上部の「フレンドリスト」を開きます。自分のプロファイルを表示すると、画面の下に「フレンドコード」が表示されています。
先程、PCでID0を保存したファイルに、フレンドコードも入力して保存しておきましょう。フレンドコードを入力するときにはハイフン(-)は省略します。
Seedminerで movable.sed を取得
ここまでの準備ができたら、Seedminerでmovable.sedを入手します。Seedminerで入手できるmovable.sedとは、SDカードのタイトルを暗号化するためのキーで、3DSにCFWを導入すうるためには必要不可欠なものです。
Seedminerから入手できるので、Seedminerのサイトにアクセスしましょう。
Seedminerにアクセスしたら、「Your friend code」に3DSのあなたのフレンドコードを、「Your ID0」にID0をそれぞれ貼り付けます。貼り付けたら画面が切り替わります。「Continue」が表示されたらクリックします。
次のSeedminerのページに「Download movable.sed」と表示されたらクリックします。すると、Seedminerからmovable.sedをダウンロードできます。
ただし、Seedminerからmovable.sedをダウンロードしても、Seedminerからダウンロードしただけでは3DSで動作できません。3DSで動作できるファイルへ変換します。ダウンロードが完了したらこちらのサイトへ入ります。
「ファイルを選択」をクリックしてSeedminerからダウンロードしたmovable.sedを選択します。ファイルを選択したら「Build and Download」をクリックします。すると、PCに「BannerBomb3.zip」というファイルがダウンロードされます。
データを3DSに入れる
次に、ダウンロードしたデータを3DSへ入れていきましょう。3DSの電源を切ってSDカードを取り出し、PCへ挿入します。
先ほどダウンロードした「BannerBomb3.zip」を解凍します。解凍したフォルダに「F00D43D5.bin」というファイルがあるのでコピーします。
SDカードを開いて「Nintendo 3DS」>「ID0の名前のフォルダ」>「32文字の英数字の名前のフォルダ」>「Nintendo DSiWare」と開いていきます。「32文字の英数字の名前のフォルダ」の中に「Nintendo DSiWare」がなければ新規作成してください。「Nintendo DSiWare」の中に「F00D43D5.bin」を貼り付けます。
もしも、このフォルダの中に別のbinファイルがある場合には、いったんPCの別のフォルダで保存してから、「F00D43D5.bin」を貼り付けてください。この場合には、3DSへのCFWの導入が完了したら必ずもとに戻しましょう。
BannerBomb3を起動
次に、SDカードをPCから取り出して、電源を落とした3DSへ戻します。「本体設定」>「データ管理」>「DSiWareデータ管理」と進み「SDカード」を選択します。
すると、画面がクラッシュして下画面が紫色になります。しばらくするとエラー画面が表示されて強制終了から強制再起動します。ホーム画面が表示されたら3DSの電源を切ってからPCへとSDカードを挿入します。
SDカードを開いたら「42383841.bin」というファイルが追加されているか確認してください。このファイルはFredtoolで使用します。
先ほどNintendo DSiWareのフォルダに貼り付けた「F00D43D5.bin」はもう必要ないので削除してください。
Fredtoolを使うためのファイルを準備
次に、Fredtoolを使うためのファイルの準備を行います。
PCで開いているSDカードのルートに、前の方でダウンロードした「movable.sed」をコピペします。
「Luma3DS」のページヘアクセスします。
「Luma3DSv10.2.1.zip」をダウンロードして解凍します。解凍したフォルダ内にある「boot.firm」と「boot.3dsx」の2つのファイルをSDカードのルートにコピペします。
次に「b9sTool」のページへアクセスします。
「release_6.0.1.zip」をダウンロードして解凍します。解凍したフォルダの中の「boot.nds」というファイルをSDカードのルートにコピペします。
次に「Frogminer_save」のページへアクセスします。
「Frogminer_save.zip」をダウンロードして解凍します。解凍したフォルダの中の「private」というフォルダをSDカードのルートにコピペします。
ここまでの方法でFredtoolを使う準備ができました。
Fredtoolを使う
ここまで来たら、Fredtoolを実際に使う方法に入っていきましょう。まずはFredtoolを使えるファイルに変換するためにPCで次のサイトにアクセスします。
「Your movable.sed」で「movable.sed」を、「your DSiWare Backup」で「42383841.bin」を選択します。「Verify files」をクリックしてから「Build and Download」をクリックします。
するとFredtoolが作成されます。「fredtool.zip」がPCへダウンロードされるので解凍します。解凍したFredtoolのフォルダの「output」>「hax」と開き、「42383841.bin」のファイルをSDカードのID0フォルダ内の「Nintendo DSiWare」フォルダにコピペします。このフォルダ内に外のbinファイルがある場合には、他のbinファイルは削除します。
SDカードを3DSへ移して3DSの電源を入れます。「本体設定」>「データ管理」>「DSiWare データ管理」>「SDカード」と進み「Haxxxxxxxxx!」をタッチして、本体へコピーします。
3DSの本体設定まで戻り、「インターネット設定」>「DSソフト用設定」と進み「OK」をタッチします。すると「うごくメモ帳」が起動します。
次の順にタッチしていきます。
「つぎ」>「右手」>「OK」>「つぎ」>「いらない」>「はい」>「OK」>「OK」
すると「保存できませんでした」と表示されるので「OK」をタッチします。「メモを見る」をタッチします。「SDカード」を選択します。保存されているメモを選択して「書く」をタッチします。
3DSの十字キーを上に押します。「終了」の右隣のフィルムのアイコンをタッチします。十字キーを2回押して3ページ目を開き「コピー」をタッチして、1ページ目へ戻ります。「貼り付け」をタッチします。
すると画面が暗転して「b9sTool」が起動します。3DSの十字キーを下に押して「Install boot9strap」を選択してAボタンを押します。「危険だよ」という警告メッセージが表示されますが無視して「STARTボタン」と「SELECTボタン」を同時押しして実行します。
「Please home to exit」と表示されたら「ホームボタン」を押します。「Aボタン」でソフトを終了します。すると「Luma3DS」が起動します。
Luma3DSの設定
Luma3DSの設定方法は次のとおりです。Luma3DS Configurationという画面が3DSに示されたら上下キーで「Show NAND or user string in System Settings」を選択して「Aボタン」を押してオンにします。「STARTボタン」を押して設定を保存すると3DSが再起動します。本体設定を開いて、バージョンが「Ver」から「Sys」に変わっていれば、CFWの導入成功です。
なお、この状態ではCFWの導入に使ったSDカードがないと3DSが起動しないので注意しましょう。
DSソフト用設定を元に戻す
現在の設定では、DSソフト用設定を押すとうごくメモ帳が起動してしまいます。これをFredtoolを使ってもとに戻します。元に戻す方法は次のとおりです。
3DSの電源を切ってSDカードを抜き取りPCへ挿入します。PCにダウンロードしたFredtoolの「fredtool.zip」を解凍したフォルダから「output」>「clean」と開き、「42383841.bin」のファイルをSDカードの「Nintendo DSiWare」のフォルダに上書きでコピペします。
SDカードを3DSに戻して電源を入れます。「本体設定」→「データ管理」→「DSiWare データ管理」→「SDカード」と進みます。「Nintendo DSi™」というソフトがあるので、それを本体へコピーします。これでもとの設定に戻りました。
CFW導入後に3DSに必要なツールを導入
以上までで3DSへのCFWの導入は完了しました。しかし、CFWでできることを実行するためのツールが入っていないので、このままではここまで苦労してCFWを入れた意味がありません。
ここからはCFWを導入した3DSに必要なツールを入れていきましょう。ファイルのダウンロードと、SDカードへの展開配置はPCでの作業になります。3DSの電源を切ってからSDカードをPCへ移しておきましょう。
必要なファイルのダウンロード
まずは必要なファイルをダウンロードしましょう。
- FBI
CIA形式のゲームアプリや自作アプリを実行するためにFBIが必要です。次のリンクから「FBI.cia」と「FBI.3dsx」をダウンロードします。
- Anemone3DS
- CheckPoint
- Luma3DS Updater
CFWとして導入したLuma3DSを簡単にアップデートできるようにします。次のリンクから「lumaupdater.cia」をダウンロードします。
- GodMode9
NAND操作、ゲームの吸い出し、3DS形式のファイルのCIA形式への変換ができるようになります。次のリンクから最新バージョンをダウンロードします。
- Homebrew Launcher Loader
Homebrew Launcher(HBL)をホーム画面から起動できるようになります。次のリンクから「Homebrew_Launcher.cia」をダウンロードします。
- DSP1
自作アプリで効果音を出せるようにします。次のリンクから「DSP1.cia」をダウンロードします。
- ctr-no-timeoffset
3DSで設定した時計とゲーム内の時計を合わせます。次のリンクから「ctr-no-timeoffset.3dsx」をダウンロードします。
ファイルの展開配置
PCにダウンロードしたファイルを3DSで使っているSDカードへ展開して配置します。
まずはSDカードにフォルダを作成します。SDカードのルートに「3ds」と「cias」の2つのフォルダを作成します。すでにある場合にはあるもので大丈夫です。
PCにダウンロードしたファイルの拡張子が「.3dsx」のファイルは「3ds」フォルダへ、「.cia」のファイルは「cias」フォルダへそれぞれコピペします。
「GodMode9-v1.9.2pre1-20200820205253.zip」を解凍して、解凍したフォルダの中にある「GodMode9.firm」をコピーします。SDカードのルートにある「luma」フォルダの中に「payloads」フォルダを作成して、作成したフォルダの中へ貼り付けます。
さらに、解凍したフォルダの中にある「gm9」フォルダをSDカードのルートにコピペします。
ここまで配置できたらSDカードを電源を落とした3DSへ移します。
Homebrew_Launcherを起動する
Homebrew_Launcher(HBL)はCFWを導入した3DSで自作ソフトを起動できるようにするものです。今回導入したツールの中には、HBLからでないと起動できないものもあります。HBLを3DSでまずは起動しましょう。
SDカードを戻した3DSの電源を入れます。ホーム画面から「ダウンロードプレイ」を起動します。起動したら「Lボタン」「十字キーの下」「SELECTボタン」を同時押しします。すると「Rosalinaメニュー」が起動します。
十字キーで「Miscellaneous options」を選択して「Aボタン」を押します。「Switch the hb. title to the current app.」を選択してAボタンを押します。「Operation succeeded.」と表示されたらBボタンを数回押します。ダウンロードプレイの画面まで来たら「HOMEボタン」を押してダウンロードプレイをいったん終了します。
再度「ダウンロードプレイ」を起動します。するとHBLが起動します。
HBLからctr-no-timeoffsetを起動
次に時計を正確にするために、HBLからctr-no-timeoffsetを起動します。HBLに表示されている自作ツールの中から「ctr-no-timeoffset」をタッチします。ctr-no-timeoffsetが起動したら「Aボタン」を押して「STARTボタン」を押してHBLに戻れば完了です。
HBLからFBIを起動してCIA形式のファイルをインストール
次にHBLからFBIを起動して、今回導入したツールの中のCIA形式のファイルをFBIからインストールしていきましょう。HBLの画面上に表示された自作ツールの中の「FBI」をタッチします。FBIが起動したら十字キーで「SD」を選択して「Aボタン」を押します。
十字キーで「cias」を選択して「Aボタン」を押します。FBIでSDカードが開いたら、十字キーで「<current directory>」を選択して「Aボタン」を押します。
FBIの画面に表示された「Install and delete all CIAs」を選択して「Aボタン」を押します。確認画面が表示されたさらにAボタンを押します。すると、FBIからCIA形式のファイルがまとめてインストールされます。
インストールが完了したら、ホームボタンを押してFBIを終了しましょう。ホーム画面にFBIでインストールしたアプリが追加されています。
Homebrew Launcher の起動方法を変更
現在の状態では、ダウンロードプレイを開くとHBLが起動してしまいます。これでは3DSの使い勝手が悪いので、HBLをアイコンから起動できるように起動方法を変更しましょう。
ホーム画面からHBLを起動して、「Lボタン」「十字キー下」「SELECTボタン」を同時押しします。「Rosalinaメニュー」が開いたら十字キーで「Miscellaneous options」を選択します。Aボタンを押して「Switch the hb. title to hblauncher_loader」でAボタンを押します。
「Operation succeeded.」と画面に表示されたら「Bボタン」を最初の画面に戻るまで何度も押します。「HOMEボタン」を押してHBLをいったん終了します。
次にダウンロードプレイを開くと、通常通り起動できます。また、HBLもアイコンから起動できるようになっています。
DSP1を有効
DSP1を使えるようにします。3DSのホーム画面から「DSP1」を起動します。すると自動で処理が開始します。サウンドが再生されたら「Bボタン」を押します。DPS1を終了したら完了です。
CTRNANDにLuma3DSを書き込む
このままでは、SDカードがないとCFWだけでなく3DSそのものが起動しません。またSDカードからFredtoolから作成したboot.firmを削除してしまっても3DSが起動しなくなってしまいます。
CFWを3DSの本体に書き込んで、SDカードのboot.firmがなくても起動できるようにします。次の方法で書き込んでいきましょう。
まずは、3DSの電源を完全に切ります。「STARTボタン」を押しながら3DSの電源を入れると「GodMode9」が起動します。
「Aボタン」を押します。次の画面で「Aボタン」をもう一度押します。次の日付と時刻の修正画面でさらに「Aボタン」を押して、十字キーで現在の日付と時刻に合わせます。
時刻を合わせたら「Aボタン」>「HOMEボタン」と押します。メニュー画面が開いたら「十字キー」で「Scripts…」を選択して「Aボタン」を押します。「GM9Megascript」を選択して「Aボタン」、「Setup Luma3DS to CTRNAND」を選択して「Aボタン」を押します。確認画面が表示されたら「Aボタン」を押します。
次の画面で画面表示に従ってボタンを押します。画面が変わったら「Aボタン」を押して完了します。
SDカードのクリーンアップ
ここまでできたら、もうSDカードに保存したデータは必要ありません。SDカードをクリーンアップしましょう。
メニュー画面が表示されていたら「Cleanup SD Card」を選択して「Aボタン」を押します。最初の画面まで戻ってしまったら、「Scripts from Plailect’s Guide」から入れます。
Bボタンを押して最初のメニューに戻れば完了です。
SysNANDバックアップ
SysNANDバックアップでは、本体システムのバックアップができます。万が一本体データが破損して、3DSが起動しなくなった場合でも復元できる可能性があります。3DSにCFWを導入するのなら、必ずバックアップは取っておきましょう。バックアップ方法は次のとおりです。
まずはSDカードに1.3GB以上の空き容量があるか確認します。空き容量がない場合にはファイルを整理して空き容量を造ります。
「Backup Options」で「Aボタン」、「SysNAND Backup」で「Aボタン」と進みます。確認画面が表示されたらAボタンを押します。するとバックアップが始まります。バックアップには時間がかかるので完了するまで待ちましょう。
バックアップデータをPCに移す
バックアップを取ったデータをPCへ保存しておくと安心です。
PCへの保存方法は次のとおりです。SDカードを3DSからPCへ移して開きます。
「gm9」フォルダを開き以下のファイルをPCに保存しましょう。
- <date>_<serialnumber>_sysnand_###.bin
- <date>_<serialnumber>_sysnand_###.bin.sha
以上のファイルはPCへコピーした後でSDカードから削除してください。
- essential.exefs
- boot9.bin
これらをコピーしたら3DSにSDカードを戻しましょう。
CFWを3DSに導入するリスク
CFWをFredtoolなどから入手して3DSを改造することにはリスクがあります。Fredtoolから入手したCFWで3DSを改造することの5つのリスクについて最後に見ておきましょう。
導入中に電源が消えると起動しなくなる恐れ
導入作業中に万が一電源が落ちてしまうと、3DSが起動しなくなる可能性があります。CFW導入での改造中には、必ず電源ケーブルに接続して、電源が落ちないように気をつけましょう。
任天堂の補償の対象外
Fredtoolなどから入手したCFWを使う方法で3DSを改造すると、任天堂の保証対象外となります。保証期間中でも保証されなくなる点は理解した上で改造しましょう。
垢BANや本体BANされる恐れ
CFWで改造した3DSでオンラインゲームなどにログインしてアクセスすると、垢BANや本体BANされる可能性があります。ログインするアカウントには気をつけましょう。
ウイルス感染やハッキングのリスク
CFWを導入すると、ダウンロードしたファイルを入れたくなります。しかし、中にはウイルスやハッキング目的で配布されているものもあるので注意しましょう。
最悪逮捕や賠償金のリスクも
ゲーム機の改造自体は、任天堂の利用規約違反ですが、法律には違反していません。しかし、オンラインゲーム上でチートを使う、改造データを配布したりアップロードしたりする、といった行為は違法となる可能性があります。
CFWを導入することで、気づかないうちに賠償請求されたり、逮捕されたりするような罪を犯してしまう可能性がある点には注意しましょう。