新型Kindle Paperwhite(第11世代)のレビュー!第10世代やシグニチャーエディションとも比較!

Kindle本を読める端末の1つであるKindle Paperwhite(第11世代)。リニューアルされたKindle Paperwhiteは第11世代とそれ以前の世代、シグニチャーエディションとはどういった違いがあるのか比較などをしていきます。

新型Kindle Paperwhite(第11世代)のレビュー!第10世代やシグニチャーエディションとも比較!のイメージ

目次

  1. 1Kindle Paperwhiteとは
  2. Kindle Paperwhiteとは何?
  3. Kindleの種類とそれぞれの違い
  4. 2Kindle Paperwhite(第11世代)と第10世代やシグニチャーエディションを比較
  5. 製品スペックを比較
  6. 3Kindle Paperwhiteの広告あり/なしの違いは?
  7. 広告ありと広告なしの違い
  8. 読書に集中したい場合のおすすめは?
  9. 4新型Kindle Paperwhite(第11世代)のレビュー
  10. 良いレビュー/口コミ/使用感
  11. 悪いレビュー/口コミ/使用感
  12. 最後に

Kindle Paperwhiteとは

Kindle本をAmazonで購入し、それをKindle端末を利用して読んでいるという人は多いかと思います。そんなKindle端末には種類があり、そのうちの1つがKindle Paperwhiteです。

Kindle Paperwhiteとは何?

まずはKindle Paperwhiteとはなにか、という点の説明からしていきます。

電子書籍リーダー端末

Kindle PaperwhiteはAmazonの電子書籍であるKindleを読むための、電子書籍リーダー端末です。本や漫画の読書に特化したもので、新型のKindle Paperwhite(第11世代)もそれは変わりません。

Wi-Fi接続することで辞書の利用やWikipediaの利用、Whispersync機能の利用による他端末との同期などもおこなうことが可能です。2023年7月現在の新型はKindle Paperwhite(第11世代)になります。

Kindleの種類とそれぞれの違い

なお、前述したようにKindleにはKindle Paperwhite以外にも様々な種類があります。主だったものとしてはKindle、Kindle Paperwhite、Kindle Paperwhite シグニチャーエディション、Kindle Oasisがありますので、それぞれ紹介していきます。

Kindle

KindleはKindle製品の中でもエントリーモデルに該当し、価格も1万円程度から購入できる安価なものです。一番安いのもこのKindleで、サイズもコンパクトなためKindleの持ち運びをしたいという人にはおすすめのモデルと言えます。

またそのスペックから、どちらかというと小説やビジネス本などを読むことが多い人におすすめのモデルです。容量は8GBと32GBから選ぶことができます。

Kindle Paperwhite

Kindleより少し画面サイズが大きいのがKindle Paperwhiteです。防水対応もしているため、お風呂の中でもKindleでの読書を楽しみたい人におすすめのものです。容量は8GBと16GBのうちから選択することができます。

漫画を読む場合にもKindle Paperwhiteが見やすいため、小説だけでなく漫画も楽しみたいという人はKindleよりKindle Paperwhiteのほうがおすすめだと言えます。

Kindle Paperwhite シグネイチャーエディション

Kindle Paperwhiteの上位機種にあたるのがKindle Paperwhite シグニチャーエディションです。

ワイヤレス充電や明るさ調整機能がある点に含め、容量が32GBまで上がるため、値段も相応に上がります。その反面、漫画などサイズの大きな電子書籍も、他の端末と比較すると余裕を持ってダウンロード可能となっています。

ただし、Kindle Paperwhiteのシグニチャーエディション用のワイヤレス充電器は別売りですので、Kindle Paperwhite シグニチャーエディションを購入しても、ワイヤレス充電をしたい場合は別途出費があります。

Kindle Paperwhiteでも容量分を値段で買いたい、ワイヤレス充電がしたいという人におすすめの端末です。

Kindle Oasis

Kindle Paperwhiteよりも更に上位の機種に当たるのがKindle Oasisです。物理的なページ送りボタンがあるため、スワイプなどをしなくてもそのボタンを利用したページ送りができる利点があります。

手袋をしたままでもページ送りができる点を評価する人も多いです。容量も8GBのほか、大きめの容量である32GBもあります。これも防水対応しているためお風呂などでの利用が可能です。

とはいえ、Kindle OasisとKindle Paperwhiteを比較すると、違いはページ送りボタンと若干大きな画面という点くらいです。Kindle Paperwhite(第11世代)やシグニチャーエディションと機能的な部分はあまり変わりません。

その反面、値段が3万円近くするため、Kindle Paperwhiteで十分という人には比較的割高に感じるかもしれません。

Kindle Paperwhite(第11世代)と第10世代やシグニチャーエディションを比較

では、新型Kindle Paperwhite(第11世代)とその前の型であるKindle Paperwhite(第10世代)、同じく新型Kindle Paperwhite(第11世代)のシグニチャーエディションのスペックについての比較もしていきます。

製品スペックを比較

新型Kindle Paperwhite(第11世代)とKindle Paperwhite(第10世代)、新型Kindle Paperwhite シグニチャーエディションのそれぞれのスペックは下記の表にまとめたとおりです。画面サイズや容量などもまとめているため、気になる点を確認しておいてください。

Kindle Paperwhiteのスペック比較
  第11世代 第11世代
シグニチャーエディション
第10世代
端末の値段
(税込)
《広告あり》
16,980円(8GB)
17,980円(16GB)
《広告なし》
18,980円(8GB)
19,980円(16GB)
《広告なし》
21,980円
《広告あり》
13,980円(8GB)
15,980円(16GB)
《広告なし》
15,980円(8GB)
17,980円(16GB)
画面サイズ W:174mm
D:125mm
H:8.1mm
W:174mm
D:125mm
H:8.1mm
W:167mm
D:116mm
H:8.18mm
インチサイズ 6.8インチ 6.8インチ 6インチ
解像度 300ppi 300ppi 300ppi
重さ 205g 207g 182g
容量 8GB
16GB
32GB 8GB
32GB
充電ポート USB Type-C USB Type-C micro USB
バッテリー持続時間 約10週間 約10週間 約6週間
フロントライト LED 17個 LED 17個 LED 5個
色調調節
防水機能

Kindle Paperwhiteの広告あり/なしの違いは?

前述した端末のスペック比較の表を見ると分かるかと思いますが、新型Kindle Paperwhite(第11世代)やその前のKindle Paperwhite(第10世代)には広告ありと広告なしがあります。

それにより容量も含め端末の値段も違ってきますが、広告のありなしの違いとはどういったものなのか、おすすめはどれなのかというのは端末選択の上で重要となります。

広告ありと広告なしの違い

新型Kindle Paperwhite(第11世代)などの広告ありと広告なしの違いとは、文字通りKindle Paperwhiteを利用しているときに広告が表示されるかどうか、というの違いです。

広告が表示されるかどうかにより、金銭的な面も変わってきますので、それぞれ確認していきましょう。

起動時

新型Kindle Paperwhite(第11世代)などには、広告ありの端末と広告なしの端末とでは起動時から少し挙動が異なります。

新型Kindle Paperwhite(第11世代)などの電源を押した際の動作が、広告ありの場合1つ増えます。ロック画面に表示されるおすすめの表示をスワイプで消し、更にスワイプしてロック解除後ホーム画面を開く、という流れが必要となのです。

これが広告なしだとスワイプしてロックを解除するだけですので、最初から広告ありであれば気にならないかもしれませんが、比較対象があると広告なしのほうが煩わしくありません。

ホーム画面

Kindle本の一覧が表示される一覧画面にも広告があるかどうかは影響します。ホーム画面の項目の間に「スポンサー」という形で表示されるものです。

画面全体に表示されるわけではないため、広告ありとなしとでは少しスクロールする長さが変わる程度で、気になる人は気になるという程度のものです。

スクリーンセーバー

新型Kindle Paperwhite(第11世代)などの広告ありの場合、ロック画面の前にスクリーンセーバーのような形でおすすめの商品が表示されます。広告なしの場合はそれがありません。ロック解除の動作にも影響します。

値段

新型Kindle Paperwhite(第11世代)などの広告ありとなしとでは当然ながら値段も違ってきます。広告ありとなしでは値段差は2,000円ですので、それを払って広告を許容するか、値段分の価値だと思って広告無しの方を購入するかです。

なお、Kindle本を読んでいる間は広告が表示されるわけではないため、実質的な読書の時間に広告が妨げになるということはありません。この値段の差は起動時やホーム画面場などの広告をなくすかどうかに提供するものです。

読書に集中したい場合のおすすめは?

では新型Kindle Paperwhite(第11世代)をこれから買おうと思っている場合、読書に集中したいのであればどちらを選べばいいのでしょうか。

「広告なし」タイプ

読書中に関しては前述したように広告は表示されませんが、Kindleで本を読もう、となったときに広告ありだとロック画面/スクリーンセーバーに広告が表示され、すぐに本を開くことができないというのは場合によってはストレスになります。

もし広告ありの新型Kindle Paperwhite(第11世代)を購入した場合、容量などもそうですが、広告なしにすることはできません。広告のありなしで迷っているのであれば、購入する時点で2,000円の値段差を許容し、広告なしのモデルの購入がおすすめです。

なお、新型Kindle Paperwhite(第11世代)のシグニチャーエディションの場合は自動的に広告なしになります。

新型Kindle Paperwhite(第11世代)のレビュー

実際に新型Kindle Paperwhite(第11世代)を利用した人がどういったレビュー/口コミをしているのかもチェックしていきましょう。

良いレビュー/口コミ/使用感

まずは良いレビュー/口コミ/使用感から確認していきましょう。

以前利用していたKindle Paperwhiteから買い替えたのでしょうか。それと比較すると動作が早くなっている、というものです。読書の際にサクサク動かないのはストレスになりやすいですので、動作がもっさりしないのは嬉しい点と言えるでしょう。

Kindle PaperwhiteはKindleを読む事そのものに特化したものなので、電子書籍が読みやすい画面になっています。そのため、スマホやパソコンで読むより見やすい、という上記のようなレビューも多く見受けられました。

漫画を読むのであれば画面が大きく文字もはっきりしていることに越したことはありません。そういう点でもやはりKindle Paperwhite(第11世代)の利用は評価が高いという人も多いです。

悪いレビュー/口コミ/使用感

逆に、Kindle Paperwhite(第11世代)の利用をしてもいまいちな評価になるという人もいます。

Kindle Paperwhiteは白黒画面でしか表示されません。そのため、カラー漫画を読みたいという人にはKindle端末自体があまり向いていません

白黒画面で問題ないということであればKindle Paperwhite(第11世代)でもいいでしょうが、そうでない場合は他の端末の検討をしたほうがいいでしょう。

以前のKindle Paperwhiteを利用していた人の中には、動作的な部分がもっと早くなることを期待していたという人もそれなりにいるようで、上記のような評価を持つ人もいます。

と言っても動作自体は多少速くはなっているため、過度な期待がなければKindle Paperwhite(第11世代)でも十分にKindle本を楽しむことはできます。

Kindle Paperwhite(第11世代)は、どうやら不良品も少なくないようで、実際に返品・返金してもらったという人もいるようです。購入した際には不良がないかどうかは早めに確認しておいたほうがいいでしょう。

最後に

新型のKindle Paperwhite(第11世代)は、Kindle Paperwhite(第10世代)と比べいくつか改良された点があります。容量など変わっていない部分も含め、初めてKindle端末を買う人、Kindle端末を買い替える人にこの記事が参考となれば幸いです。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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