Kindle端末(Paperwhite/Oasis)の防水性能は?お風呂で読書ができる?

Kindle端末の中でも、Kindle PaperwhiteやKindle Oasisには防水機能がついています。防水と聞くとKindle端末お風呂で使うことができるのかなど、防水機能の性能点などについて疑問に思う部分などもあると思うため、それぞれ解説します。

Kindle端末(Paperwhite/Oasis)の防水性能は?お風呂で読書ができる?のイメージ

目次

  1. 1Kindle端末(Paperwhite/Oasis)の防水性能は?
  2. お風呂で読書ができる?
  3. Kindle端末(Paperwhite/Oasis)の防水性能
  4. 防水機能についての注意点
  5. 防水機能があるKindle端末
  6. 最後に

Kindle端末(Paperwhite/Oasis)の防水性能は?

Amazonが提供するKindle端末は、それぞれの種類にごとに特徴なども異なります。そのうち、Kindle PaperwhiteとKindle Oasisには防水機能がついていて、水に触れるような場所でも使うことができます。

お風呂で読書ができる?

そんな防水機能があるKindle PaperwhiteやKindle Oasisを利用することでお風呂でも読書ができるのでは、という点を期待している人は少なくないでしょう。

読書はできるが水没保証はない

一応、Kindle PaperwhiteやKindle Oasisは、防水性能的にもお風呂での読書は可能となっています。

うっかり水の中に落としてしまった、という場合でも防水機能のためある程度故障を防ぐことはできますので、想定されないような使い方さえしなければお風呂の中での利用は問題ないでしょう。

ただし、Kindle端末には1年間限定の保証がついてきますが水没保証はついていません

1年間限定保証の対象は自然故障や不具合などが該当し、いわゆる初期不良やボタンの故障、バッテリーが想定より劣化した、電源が故障したなど、ユーザー側では避けられない故障がそれに当たるためです。

使い方次第で回避できる故障は自然故障や不具合に当たらず、水没もそちらに該当するため、1年間限定の保証は水没で故障しても利用できません。それをカバーするため、有料保証で水没保証をつけることは可能です。

もし自然故障以外が不安だと言う場合は、事故での故障でも対応してくれるオプションを付けましょう。この保証をつけることで画面のひび割れや水没による故障も対応してくれます。

真水以外はNG

なお、Kindle端末に防水性能があると言っても、対象となっているのは真水(普通の水)のみです。海水やジュースなど、真水以外に濡れた場合は故障の原因となってしまいます。

Kindleでの読書中にジュースやコーヒーをこぼしてしまった、海辺で読んでいて海水の中に落としてしまった、というような場合にはKindle端末が壊れてしまう可能性もあるため、使う際には十分気をつける必要があります。

Kindle端末(Paperwhite/Oasis)の防水性能

Kindle端末のうち防水機能がついているKindle PaperwhiteやKindle Oasisの防水性能はどの程度なのかというのは、お風呂で使おうと思ったとしても知っておかなければなりません。

真水で水深2メートルまでで最大60分

Kindle PaperwhiteやKindle Oasisの防水性能は、防水性能の値で示すとIPX8等級です。この防水性能の等級はIPX0~IPX8まであり、まさに最大の防水性能がついていることになります。

このIPX8の防水等級は、真水の水深2メートルまで最大60分間耐えられる性能です。防水機能についてはAmazon公式でも実際に実験がされており、防水機能に問題がないことも確認されています。

ただし、万が一水中に落としてもある程度の防水性能があるというだけですので、絶対に故障しないというわけではありません。そのあたりについては防水機能についての注意点の項にて後述します。

防水機能についての注意点

Kindle端末の防水機能についてですが、前述したように防水機能の等級としては一番高いものではあるものの、あくまで真水に対しての防水機能です。

前述したように、海水やジュースなど真水ではないものが万が一Kindle端末の中に入ってしまった場合は故障の原因になります。

お風呂の中だと石鹸などを使いますが、そういった石鹸類がかかった場合もKindleの防水性能の範囲外となるため注意が必要です。湯船の中に入浴剤を入れる人も多いでしょうが、そこに水没させた場合も同様となります。

また、Kindle端末が触れたものが真水だったとしても故障の原因となるケースはいくつもあります。サウナなどの高温の場所での利用は、Kindle端末自体の耐熱温度を超えてしまうため防水性以前の問題でアウトです。

その他にも、お風呂の中で読書するにしても、湯船に浸かりながらKindle端末はお湯から上げて読む、ということであれば何ら問題にはなりません。しかし、お風呂の湯船の中、つまり水没したままの状態でKindle端末の利用も前述していますがNG行為です。

シャワーが少しかかってしまう程度であれば問題はないのですが、意図的にシャワーを当てた場合、防水機能があったとしても影響が発生する可能性はありますので、合わせて注意してください。

防水機能があるKindle端末

2023年現在、Kindle端末の中で防水機能がある端末とそうでない端末があります。それぞれの端末の性能関係も簡単にまとめていますので、読書に利用する場所なども考慮してどの端末がベストなのかの参考にしてみてください。

Kindle端末一覧
(2023年8月現在の最新モデル)
  Kindle
(無印)
Kindle
Paperwhite
Kindle
Paperwhite
シグニチャー
エディション
Kindle
Oasis
Kindle
Scribe
防水機能 IPX8 IPX8 IPX8
キッズモデル
本体
サイズ
H:157.8mm
W:108.6mm
D:8.0mm
H:174mm
W:174mm
D:8.1mm
H:174mm
W:174mm
D:8.1mm
H:159mm
W:141mm
D:3.4-8.4mm
H:230mm
W:196mm
D:5.8mm
画面
サイズ
6インチ 6.8インチ 6.8インチ 7インチ 10.2インチ
重量 158g 205g 207g 188g 433g
容量 16GB 8GB
16GB
32GB 8GB
32GB
16GB
32GB
64GB
広告 あり/なし あり/なし なし あり/なし なし
解像度 300ppi 300ppi 300ppi 300ppi 300ppi
フロント
ライト
LED4個 LED17個 LED17個 LED25個 LED35個
色調調節
明るさ
自動調節
画面
自動回転
ネット利用 Wi-Fi Wi-Fi Wi-Fi Wi-Fi
Wi-Fi+無料4G
Wi-Fi
その他機能 - - ワイヤレス充電 ページ送りボタン 手書き入力機能

防水機能に関してはKindle Paperwhiteのキッズモデルも同じようにありますので、子どもに防水機能のあるKindle端末を使わせたいという場合はKindle Paperwhiteのキッズモデルがおすすめです。

また、お風呂の中ではタッチパネルがうまく作動しないこともあり、ページ送りがすんなり進まないこともあります。

それがストレスになりやすいのであれば、防水機能の他に物理的なページ送りボタンがあるKindle Oasisを利用するとお風呂の中でも快適にKindle本を楽しむことができます。

最後に

Kindle端末のうち、Kindle PaperwhiteとKindle Oasisは防水機能があり、お風呂の中でも読書はできます。ただし、防水機能があるからと言って過信しすぎるのは禁物です。

誤って湯船に落としてしまっても耐えることができるという程度ですし、入浴剤入りの場合などは故障の原因になるため、真水限定で水没時の安心感があるというものだということは理解して利用してください。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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