2023年12月16日更新
マイナポイントは何に使えるの?おすすめの使い道や使い方・使える店を紹介
マイナポイントは、申請することで最大で20,000ポイントゲットできるとはいえ、何に使えるか分からず申請せずにいる人もいるでしょう。そんな方向けに、マイナポイントは何に使えるのか、おすすめの使い道や使える店などを紹介していきます。
マイナポイントは何に使えるの?
マイナポイントの申請期限が9月末まで延び、今からでもマイナポイントを申請しようとしている人もいるでしょうが、マイナポイントを申請したとして何に使えるのか、使える店/使い道はあるのかなどという点で申請を悩んでいる人もいるでしょう。
マイナポイントをもらうには?
そもそもマイナポイントをもらうにはどうすればいいのか、という点ですが、前提としてマイナンバーカードの取得が必要となります。
マイナンバーカードを取得
まずは、マイナンバーカードの申請用紙を利用したり市役所などで申請したりするなどして、マイナンバーカードを取得しましょう。
なお、マイナポイント(第2弾)の取得のためにはマイナンバーカードの申請を2023年2月末までにおこなっておく必要があるため、2023年4月現在にマイナンバーカードの申請をしてもマイナポイントの取得はできませんので注意が必要です。
ここ以降は2023年2月末までにマイナンバーカードの取得申請をしていて、まだマイナポイントの申請をしていないという人向けの内容になります。
マイキーIDの設定
マイナポイントの受け取りのためには、マイキーIDの設定が必要です。と言っても、このマイキーIDの設定はマイナポイントの申請をする作業の中で自動的におこなわれるため、自分でマイキーIDを決めて設定する、という必要はありません。
マイナポイント申請をするためのアプリの使い方などですが、スマホでのやり方で説明します。まずはスマホのNFC機能をオンにしておいてください。
スマホでマイナポイントアプリを起動し、「申込む」をタップします。
マイナンバーカードの読み取りを促す画面になります。「はじめる」をタップしましょう。
マイナンバーカードの申請時に設定した4桁の数字を入力して進みます。
スマホでマイナンバーカードの読み取りをおこなってください。
ポロンと音が鳴りますが、画面が遷移するまではマイナンバーカードの読み取りをしているため、次の画面になるまではマイナンバーカードをスマホから離さないでください。
キャッシュレス決済サービスを選ぶ
申請したいマイナポイントのキャンペーンの選択画面が表示されますので、申請したいものにチェックを入れて「○つ選んで次へ」をタップします。
その後、マイナポイントの受け取りに利用するキャッシュレス決済サービスの選択画面になるため、利用したいキャッシュレス決済サービスをタップします。その後、決済サービスと紐づけるためのログイン情報などの入力画面になります。
決済サービスのIDとセキュリティーコード(パスワードやカード裏のコードなど、サービスによって異なる)、自身の電話番号の下4桁を入力して「次へ」に進み、内容の確認などをして画面上の内容に沿ってすすめましょう。
申込状況などは、マイナポイントアプリの「申込み状況を確認」からできます。
付与が確定されていると上記のように表示されますので、こちらで申請状況の確認をしてください。なお、決済サービスによって付与されるタイミングは異なるため、そちらは各決済サービスの案内をチェックしておきましょう。
マイナポイント対象のサービス一覧
マイナポイントを受け取る決済サービスは様々あり、その分何に使えるかという、使い道の幅も広くなります。
マイナポイントの受け取りができる決済サービスと言っても種類も様々で、大きく分類すると「クレジットカード」「電子マネー」「QRコード決済」「プリペイドカード」があります。すべての紹介はできませんので、下記リンク先もチェックして探してみましょう。
クレジットカード
マイナポイントの受け取りができる決済サービスの1つであるクレジットカードは、クレジットカードで20,000円利用するとマイナポイントを5,000ポイント受け取る事ができる、という使い方をすることが多いです。
2023年4月現在でもマイナポイントの申請に利用できるクレジットカードには楽天ポイント受け取れる楽天カードや、dポイントを受け取れるdカード、イオンカードなどがあります。
電子マネー
電子マネーは、交通系ICカードやnanacoなどのように、チャージして利用する、という使い方をするものです。クレジットカードと違い、子どものマイナポイントの受け取りをする決済サービスとしても気軽に取得しやすいのが利点です。
Suicaやnanacoのほか、地方特有のスーパーなどで発行される電子マネーなども多くありますので、身近な決済サービスで使える店/使い道を探している人には特におすすめです。
こちらも基本的には20,000円分のチャージをすることでマイナポイントの5,000ポイント分の取得ができます。
QRコード決済
スマホで利用するPayPayや楽天PayなどのQRコード決済でも、マイナポイントの受け取りができます。QRコード決済には20,000円分の買い物/支払いもしくはチャージでマイナポイントの受け取りができることが多いです。
d払いなどのように、買い物/支払いとチャージどちらかでしかマイナポイントの利用ができないサービスがあるため、その点注意が必要です。
プリペイドカード
電子マネーに近いですが、プリペイドカードでマイナポイントを受け取ることもできます。出光のプリカやコープ系列のプリカなどがありますので、普段から使えるようなものが電子マネーの中になかった、という人にもおすすめです。
デビットカード
数は少ないですが、デビットカードでもマイナポイントの受け取りができます。2023年4月現在はイオン銀行CASH+DEBITカード、JCBデビットカード、北國Visaデビットカードが該当しています。
マイナポイントのおすすめの使い道/使い方
マイナポイントで利用できるものは登録した決済サービスによって異なりますが、その中でもおすすめの使い方/使い道はどういったものか、よくわからないという人向けに、幅広く利用しやすい使い方/使い道の説明をしていきます。
楽天ポイント
楽天カードや楽天Payでマイナポイントの受け取りを登録することでもらえるのが楽天ポイントです。楽天ポイントは使える店が多く、その分使い道も増えます。
楽天ポイントが利用できる場所での日常生活での買い物にも利用できますし、楽天経済圏と呼ばれる中で生活しているのであれば、楽天ポイントの使い道もそれだけ幅広くなります。
楽天ポイントは1ポイント1円から使え、マイナポイントとして受け取った楽天ポイントもそれは変わらないため、使い道/使い方はいつも利用している楽天ポイントと同じで問題ありません。
マイナポイントとして受け取った楽天ポイントの有効期限は通常の楽天ポイントと同じですので、その点は注意して使い方/使い道を考えてみましょう。
JCBマイナポイント
JCBのクレジットカードやJCBのデビットカードをマイナポイントの受け取りの決済サービスとして登録した場合にはJCBマイナポイントが付与されます。
といっても、JCBクレジットカードの場合、利用・登録期間に応じて、クレジットカードの支払(請求)時に、付与するマイナポイント相当額が相殺されるという形で利用されます。
JCBデビットカードの場合は利用・登録期間に応じて、付与するマイナポイント相当額が支払口座に入金されるため、ポイント利用などを考えずに利用しやすいので、すでに利用している人には特におすすめです。
nanacoポイント
セブン&アイグループで利用できるnanacoをマイナポイントの受け取りの決済サービスとして登録しチャージすると、nanacoポイントが付与されます。
nanacoは電子マネーですので、手軽に新規登録などができるため、そういった部分もあったnanacoをマイナポイントの受け取りに利用する人も少なくありません。
nanacoはセブンイレブンやイトーヨーカドーなどでが使える店として挙げられるため、普段からそういった場所で買い物をしている人や、すでにnanacoを持っている人におすすめです。
nanacoポイントは電子マネー(nanaco)に1ポイント=1円からチャージすることができる他、nanacoとの提携のあるネットショップでの支払いなどにも利用可能です。
WAON
イオンカードやWAON、イオン銀行のデビットカードではWAONがもらえます。このWAONはそれぞれのカードに付帯している「WAON」のチャージとして付与されるもので、WAONステーションで手続きすることで利用できるようになります。
クレジットカードであるイオンカードやイオン銀行のデビットカードは、WAONでのチャージかカードの利用額のいずれかでマイナポイントの申請ができます。
いずれの場合も付与されるのは電子マネーであるWAONであり、WAON POINTとして入手されるわけではないためその点注意してください。普段からWAONを利用しているという人にはこちらでの登録がおすすめです。
PayPayポイント
多くの人が利用しているQRコード決済であるPayPayでは、PayPayポイントがマイナポイントとして付与されます。PayPayの場合も、残高のチャージもしくは支払い金額のいずれかで指定してマイナポイントの決済サービスとして登録する必要があります。
PayPayポイントはPayPayが使える店で利用できますし、Yahoo!等のネット上での支払いでも利用することができます。PayPayポイントには有効期限がないため、期限があるポイントでない方がいいという場合はPayPayを利用することをおすすめします。
dポイント
ドコモのサービスの利用などでゲットできるdポイントも、dポイントが利用できるお店であれば様々な使い方ができます。dポイントはdカードとd払い(チャージもしくは買い物時)の3種類いずれかを選択することでマイナポイント分を受け取ることができます。
期間限定のdポイントではなく通常の48ヶ月有効期間があるdポイントとして受け取ることができるため、急いで使わなくてはいけない、ということもありません。
ドコモ関連のサービスを利用しているのであればdポイントを買い物などで利用する機会が多い、という人も少なくないでしょうから、そういう人の場合はdポイントがもらえるサービスがおすすめです。
携帯料金の充当にはマイナポイントとして受け取ったdポイントの利用も可能ですので、dポイントの使い道がなかなかない、という人も、自身のスマホの料金の支払い金額にもらったdポイントを充当するという使い方も可能です。
SuicaのJRE POINT
交通系ICカードとしては、広く利用できるものだとSuicaを登録してもらえるJRE POINTがあります。JRE POINTは新幹線や特急券の特典チケットの購入や、座席のアップグレードなどに利用可能です。
もちろん、JRE POINTはSuicaのチャージにも利用できるため、交通系ICが使える店での買い物で利用する、という使い方も可能です。
マイナポイントが使える店
マイナポイントのおすすめの使い道は前述したとおりですが、それぞれのクレジットカードや電子マネーなどで入手したマイナポイントは、それぞれの決済サービスで入手できるポイントなどが利用できる場所に準じます。
前述したおすすめのポイントを(手続きなどを途中に介すものも含め)使える店は次のとおりです。JCBマイナポイントは請求額相殺/口座入金ですので記載していません。
マイナポイントが使える店(一部) | |
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楽天ポイント |
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nanacoポイント |
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WAON |
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PayPayポイント |
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dポイント |
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JRE POINT |
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最後に
マイナポイントは、受け取る決済サービスに応じて使える店も異なります。サービスによっては使える店がかなり多い、というものもあります。
自分の身の回りに使える店が多い、よく利用するサービスがマイナポイントの受け取りに対応している、というようなものを基準にして、マイナポイントを受け取る決済サービスを決めてみましょう。