「PAY ID」の特徴/使い方は?メリットも紹介!
PAY IDの特徴・使い方・メリットをはじめ、個人間の送金や受け取り、口コミについても紹介していきます。使い方を知らず、PAY IDをまだインストールしていない人でも、アプリのリンク先を貼っているのでこの機会にぜひインストールしてみてください。
目次
PAY IDとは
PAY IDとは何か知っていますか。インスタントコマースを展開しているBASEは6月27日に、個人向け決済IDサービスである「PAY ID」の提供を開始しました。
PAY IDの利用登録とは無料です。まずは同社が運営するコマースプラットフォームである「BASE」の約20万の実店舗でPAY IDの利用ができるようになります。
PAY IDは前もって利用ユーザーが取得したIDにクレジットカード情報もしくは届け先住所を登録することによって、対応する実店舗にて決済する場合に、ID認証だけで購入を完了できるシステムです。
米Paypalとは最幅広く利用されているものとほとんど同じ考え方になります。PAY IDの特徴やメリットをはじめ、個人間の送金や受け取り、口コミについても紹介していきます。
PAY IDについて
PAY IDについて簡単に説明すると、あらかじめ公開されていた店舗側の決済サービスに利用者側のIDサービスが整ったことが最近の話題です。例えば、THE BRIDGEで月額課金のサービスを考えたとします。
事業者側のAPIとは既に公開されていたために、決済サービスを組み込むことはできました。しかしながら、これまでは利用者が一回一回クレジットカードの情報を入力する手間がかかっていました。そして、同一店舗のみであれば次回以降は不要です。
そこでPAY IDが発表されたことにより、利用者はIDにあらかじめクレジットカード情報を登録しておくことによって、IDの入力だけで決済が完了することになります。PayPalに対応した店舗で購入したことある人であれば理解するのは難しくないでしょう。
PAY.JPが提供するAPIとは
また、導入したい店舗側にとってはPAY.JPが提供するAPIを組み込むことによって、自社のサービスにて都度決済あるいは月額課金などの各種決済を開始することができます。
料金体系も初期費用もしくは月額費用が不要です。そして、各クレジット会社に応じて、設定されている手数料がかかるだけなのです。
セキュリティについてもmクレジットカード5社が定めるPCI-DSS Version3.1に準拠した運用をしています。今後は、PAY IDではBASE以外にも同IDで利用できるオンライン事業者を拡大させていく方針です。
また、PAY IDの特徴やメリットをはじめ、個人間の送金や受け取り、口コミについても紹介していきます。
PAY IDの特徴
ここではPAY IDの特徴を紹介していきます。新時代のキャッシュレスであるスマホ決済アプリ「PAY ID」の特徴は以下のとおりです。
- 会員ID(メールアドレス・パスワード)のみで決済できる
- 決済方式:読み取り支払い(コード払いには未対応
- ポイント還元率:なし
- 上限決済金額:毎月10万円まで
- 支払い方法:クレジットカード
- 加盟店:順次拡大予定
現時点でPAY IDは、個人間や小型ショップでの利用が多いようです。まや、シンプルなお金の取引に向いているでしょう。
なお、PAY IDの特徴やメリットをはじめ、個人間の送金や受け取り、口コミについても紹介していきます。
BASEが親会社なので安心
1つ目に紹介するPAY IDの特徴は、「BASEが親会社なので安心」であるということです。PAY IDとは「PAY株式会社」が運営する電子決済サービスで、かつQRコードを利用したスマホ決済アプリの1つになります。
PAY株式会社の親会社は、簡単にネットショップを開設できるサービスで有名な「BASE」というのも安心できますよね。登録者数も2017年時点で60万人を突破し、これからが期待できるスマホ決済アプリとして注目されているのです。
スムーズな買い物ができる
2つ目に紹介するPAY IDの特徴は、「スムーズな買い物ができる」ことです。スマホ決済アプリとはスマートフォンを利用した支払い方法で、かつ現金を扱わないという特徴があります。また、QRコードを利用したスマホ決済アプリが代表的ですね。
さらに、QRコードリーダーにスマホをかざすことでも知っている人は少なくないでしょう。スマホ決済アプリは利用できる店舗数の拡大、もしくはPayPayの100億円キャンペーンなどを利用してーザー数を急速に拡大しています。
したがって、スマホ決済アプリは従来のクレジットカードあるいは電子マネーにとって代わる可能性もある新時代のキャッシュレスです。
PAY IDの使い方~利用する前に~
続いては、PAY IDの使い方を紹介していきます。まずはPAY IDを利用する前に準備しておく手順をみていきましょう。以下の2つが重要です。
- インストール(iOS版・android版)
- 初期登録
インストール
PAY IDの使い方として利用する前にやっておくべきことは、PAY IDアプリのインストールです。以下の2つに分けて紹介していきます。
- PAY IDアプリ(iOS版)
- PAY IDアプリ(android版)
iOS版
PAY IDアプリ(iOS版)とは、お支払いアプリ「PAY ID」は売り買いをかんたんにするお支払いアプリのことです。「販売リンク」を使用することで、簡単に商品の売り買いができます。スマホでお支払いできるので、財布の中身を気にする必要はないでしょう。
ネットショップあるいはフリマアプリよりも手軽に、販売リンクを作成して、SNSなどでシェアして販売が可能です。
購入はWebリンクからメールアドレスとクレジットカード情報でできます利用時に必要なものは、メールアドレスとクレジットカード(VisaもしくはMastercard)です。
なお、「PAY ID」アカウントを持っている人とは、クレジットカードなどの入力の手間なくスマートに購入可能です。また、アプリでお店のQRコードをスキャンするだけで、支払いができます。
android版
PAY IDアプリ(android版)とは、支払いアプリ「PAY ID」は売り買いを簡単にできる支払いアプリ。「販売リンク」を使用することで、簡単に商品の売り買いができます。スマホでお支払いできるので、財布の中身を気にする必要はないでしょう。
ネットショップあるいはフリマアプリよりも手軽に、販売リンクを作成して、SNSなどでシェアして販売が可能です。
購入はWebリンクからメールアドレスとクレジットカード情報でできます利用時に必要なものは、メールアドレスとクレジットカード(VisaもしくはMastercard)です。
また、「PAY ID」アカウントを持っている人とは、クレジットカードなどの入力の手間なくスマートに購入可能です。また、アプリでお店のQRコードをスキャンするだけで、支払いができます。
初期登録
初期登録ではまずPAY IDアプリをダウンロードしたら、アカウントの取得とクレジットカードの登録をしていきましょう。PAY IDは他のチャージ方法には対応していないため、クレジットカードがないとPAY IDを使用することができません。
また、現時点で登録できるクレジットカードのブランドは以下の2種類です。JCBやAmexなど他ブランドのクレジットカードしか持っていない人は、少し面倒ですが新たにカードを作るしかありません。
しかしながら、新規入会する場合であっても、VISAもしくはMastercardブランドには年会費無料のカードも多いため、誰でも簡単にかつ手軽に申し込めるでしょう。
PAY IDの使い方~利用方法~
ここではPAY IDの使い方として利用方法を紹介していきます。以下の2点について深掘りしていきます。
- お店での利用
- 個人間での送金
お店での利用
PAY IDの使い方とするお店での利用は以下の2つです。
- 実店舗の場合
- ネットショップの場合
実店舗の場合
ネットショップではなく、PAY IDを実店舗で利用する方法は以下のとおりです。
- PAY IDのアプリを起動する
- 店舗側のQRコード「PAYCode」を読み取る
- 金額を確認してから、支払いを完了する
ネットショップの場合
ネットショップでPAY IDを利用する方法は以下のとおりです。
- PAY IDが利用できるネットショップかを確認する
- 買い物かごに商品を入れ、PAY IDで購入を選択する
- メールアドレス・パスワード、またはID・パスワードでログインする
- 決済内容を確認した後に購入する
個人間での送金
個人間での送金では、相手に送金する方法と相手から受け取りする方法を紹介します。また個人間の送金での注意点も見ていきましょう。
また、PAY IDの特徴やメリットをはじめ、個人間の送金や受け取り、口コミについても紹介していきます。ネットショップや実店舗の場合での使い方も解説します。
相手に送金する方法
相手に送金する方法では、支払い相手から商品の「請求金額」「請求内容」「レシートまたは商品の画像」を送信してもらいます。以下のとおりです。なお、送金したお金は相手のPAY ID残高にチャージされる点も重要です。
- 内容に問題がなければリクエストを承認する
- 支払いの完了を確認する
相手から受け取りする方法
PAY IDを利用した受け取り方法は以下のとおりです。基本的には送金方法の逆のシステムになっています。
- 請求相手に「請求金額」「請求内容」「レシートまたは商品の画像」を送信する
- 請求相手にリクエストを承認してもらう
- 支払いを完了してもらう
注意点
飲み会などの割り勘場面で便利なPAY IDの送金・請求機能では、利用する際はいくつか注意点があります。どちらもお金にかかわる重要なことなので、PAY IDを利用する前に確認しておくべき内容です。
銀行振込には手数料が発生します。送金されたPAY ID残高を、銀行口座に振り込む際は手数料が発生するのです。1回につき手数料が250円必要なので、できる限りPAY ID残高をまとめた状態で振込申請を行うのがおすすめです。
また、上限金額は毎月10万円非常に便利なPAY IDの送金・請求機能ですが、無限に利用できるわけではありません。毎月10万円までで、一回の取引につき50円~35,000円までこのように、1か月間で取引できる個人間の決済金額は10万円が上限です。
PAY IDの使い方~メリット~
続いて紹介するのはPAY IDの使い方とするメリットです。以下の6つ紹介します。またPAY IDの特徴やメリットをはじめ、個人間の送金や受け取り、口コミについても紹介していきます。ネットショップや実店舗の場合での使い方も解説します。
- 個人情報/カード情報は一度登録するだけ
- クレジットカードを複数登録できる
- 個人間送金を応用して割り勘もできる
- 安心セキュリティ
- PAY IDの登録内容の編集は難しくない
- PAY IDの利用履歴は会員ページからすぐに確認できる
個人情報/カード情報は一度登録するだけ
1つ目に紹介するPAY IDの使い方とするメリットは、「個人情報/カード情報は一度登録するだけ」というものです。PAY IDとネットショッピングは非常に相性が良く、ショップごとに住所や氏名を入力しなくていいのです。
例えば、PAY ID加盟店AにPAY IDの会員情報を入力することによって、加盟店B・Cなどで再度入力する必要がありません。ネットショップごとにクレジットカード番号や住所・氏名を入力する必要がないのです。
要するに、PAY IDの会員情報(メールアドレス・パスワード)を一度でも入力したことがある場合には、加盟店での利用に限り会員情報を使いまわすことができます。無駄な時間を省略できる上に、買い物を今よりも手軽にします。
クレジットカードを複数登録できる
2つ目に紹介するPAY IDの使い方とするメリットは、「クレジットカードを複数登録できる」ことです。スマホ決済アプリのPAY IDならクレジットカードの複数登録ができます。
支払いに応じて、どのクレジットカードを利用するか選択できるため、購入商品の目的別に分けたいときに便利ですよね。
例えば、商品Aはエポスカードであるいは商品Bは楽天カードで購入するというように使い分けが可能です。毎月のカード利用金額を細かく管理したい人におすすめの機能になります。
個人間送金を応用して割り勘もできる
3つ目に紹介するPAY IDの使い方とするメリットは、「個人間送金を応用して割り勘もできる」ことです。スマホ決済アプリのPAY IDを利用すルコとによって、個人間の送受金もできます。
例えば、PAY ID内でユーザーAからユーザーBにお金を送ることができるようになるということ。要するに、友人同士もいくは会社の上司や部下とでも送金機能を利用できるため、飲み会といった現金での割り勘が面倒な時にPAY IDは活躍します。
また、後日改めて送金するといった方法も可能になので、非常に柔軟な使い方ができるのも魅力ですね。
安心セキュリティ
4つ目に紹介するPAY IDの使い方とするメリットは、「安心セキュリティ」があることです。スマホ決済アプリを利用する上で気になるのがセキュリティ面ですが、PAY IDなら「PCI-DSS Version3.2」を採用しているためセキュリティ対策が完璧です。
また、取引履歴を全てチェックしているため、違法ユーザーを発見した場合のトラブル対応も万全です。要するに、PAY IDは安心して利用できる高性能なスマホ決済アプリといえるでしょう。
PAY IDの登録内容の編集は難しくない
5つ目に紹介するPAY IDの使い方とするメリットは、「PAY IDの登録内容の編集は難しくない」ことです。スマホ決済アプリはたくさんの情報が絡み合っているイメージですが、その中でPAY IDの場合は登録内容も簡単に編集できます。
ログイン後のメニュー画面から設定できる上に、引っ越しした後の住所変更も可能です。1度登録した情報を手軽に変更できるため、スマホ決済アプリ初心者でも問題なく使いこなせるシステムになります。
PAY IDの利用履歴は会員ページからすぐに確認できる
6つ目に紹介するPAY IDの使い方とするメリットは、「PAY IDの利用履歴は会員ページからすぐに確認できる」ことです。スマホ決済アプリに限らずキャッシュレスで心配なのが使いすぎてしまう点ですよね。
PAY IDは利用履歴を会員ページからすぐに確認できるようになっているため、どれくらい使用したかを一目で確認できます。
細かくPAY IDの利用履歴をチェックしておくことで無駄な出費を防げるため、クレジットカードを使いすぎてしまった経験がある人にもおすすめでしょう。
PAY IDの使い方~口コミ~
最後に紹介するのはPAY IDの使い方における口コミです。良い口コミと悪い口コミをそれぞれ紹介します。
またPAY IDの特徴やメリットをはじめ、個人間の送金や受け取り、口コミについても紹介してきました。ネットショップや実店舗の場合での使い方も解説しましたのでぜひ参考にしてみてください。
良い口コミ
良い口コミはツイッターから引用しました。
さあて明日はRIXE、LOW VISION、TRAGIC FILMです、激楽しみ!予約なしでしゅっといらっしゃいやせ。あとbaseがpay idでクレカ決済できるという機能実装されたので明日から試験的に始めやす。ライブで酒飲み過ぎて現金なくて物販買えない時代にピリオド。では明日! pic.twitter.com/XFUrCkHEy8
— し (@radynator) June 17, 2019
悪い口コミ
一方で悪い口コミもツイッターから引用しています。
なんとかpay系が話題だけど、いろいろトラブルがあるようなのでiDでいいじゃんと思っている。VISAのタッチ決済が対応したらそっちに変えるかもしれないけど。
— Scomb (@Scomb) July 4, 2019
SUICAとか交通系は還元率が悪いし。
独自のプラットフォームを後発で作る各コンビニはアホ。どれだけ囲い込めるかが勝負どころなのに。
まとめ
今回の記事では「PAY ID」の特徴/使い方は?メリットも紹介!というテーマで執筆しました。PAY IDの特徴をはじめ、利用する前にするべきPAY IDの使い方や利用方法におけるPAY IDの使い方、メリットにおけるPAY IDの使い方などを紹介しています。
PAY IDの特徴やメリットをはじめ、個人間の送金や受け取り、口コミについても紹介してきました。ネットショップや実店舗の場合での使い方も解説しましたのでぜひ参考にしてみてください。