人気のブラウザアプリであるMozilla Firefoxで、Pocketと呼ばれる保存機能を使えるようになりました。便利な機能ですが、使い方が分からず導入できない人も多いです。ここではMozilla FirefoxのPocketを使う方法を紹介します。
Mozilla FirefoxのPocketはあとで読む機能としてユーザーに人気です。気になる記事を保存しておいてあとから見られるので、仕事でデータ収集をする際にも、プライベートで趣味の情報を確認する際にも便利です。
Mozilla FirefoxのPocketは、Pocketのボタンを有効化しないと使えるようになりません。Pocketは使い方がとても簡単な機能ですが、特に設定しなくても使える標準機能ではありませんので気を付けましょう。
最新バージョンのMozilla FirefoxにはPocketが標準搭載されています。事前の設定でPocketボタンを有効化しておく必要はありません。
事前に設定しなくても、Mozilla Firefoxのブラウザ画面のアドレスバーにPocketアイコンが表示されます。しかしこのままではPocketは使用できないので、Firefoxアカウントを取得してPocketアカウントを取得してから、使い始めます。
最新バージョンのMozilla Firefoxで好きなキーワードを検索すると、検索バーの右側にPocketアイコンが表示されます。ここをクリックすると表示されているWebページを保存できるのです。
最新バージョンのMozilla Firefoxなら有効化する必要はありませんが、最新ではないMozilla Firefoxを使っている場合は最新バージョンにアップデートするか、Pocketボタンを有効化しましょう。
Pocketボタンを有効化するには、ふつうのブラウジングではアクセスしないようなWebページにアクセスします。しかし安全なページなので、ウイルスに感染する心配はありません。
Mozilla Firefoxの検索結果画面でURL入力バー右側にPocketアイコンが表示されない場合は、URL入力バーをクリックして「adout:config」と入力してください。
Mozilla FirefoxのURL入力バー下に「adout:config」のページを開く項目が表示されるのでクリックして、アクセスしましょう。
「動作保証対象外になります!」という画面が表示され、これからアクセスするページは危険なことが伝えられるので「危険性を承知の上で使用する」をクリックします。
表示される一覧の一番上にある「検索」と記載されたバーに「Pocket」と入力して、左端にある検索アイコンをクリックしてください。
検索結果一覧の中から中央より下にある「extensions.pocket.enabled」と記載されている項目の「値」を確認します。
「値」の項目に「false」という文字が表示されていたらPocketが無効になっているので、項目をダブルクリックします。
項目をダブルクリックすると「値」は「false」から「true」に切り替わります。これでMozilla FirefoxのPocketが有効化しました。
Mozilla Firefoxのメイン画面に戻り、Pocketアイコンが表示されるようになったか確認しましょう。Pocketアイコンが表示されていれば、Pocketの有効化ができています。
もしPocketアイコンが表示されていない場合は無効化してしまった可能性があるので、同じ手順で有効化し直します。
最新バージョンのMozilla Firefoxじゃない場合でもPocketボタンを有効化する方法はあります。しかしセキュリティや通信の安定性、通信速度の速さ、検索の的確さなど最新バージョンはPocket機能以外もさまざまな部分が改善されています。
面倒なPocket有効化の手順を行わなくていいところもメリットなので、Pocketアイコンが表示されない場合はMozilla Firefoxのアップデートをしましょう。
Firefoxのアップデートはアップデートサイトから操作します。アップデートしたファイルをダブルクリックすると自動でFirefoxが最新版になるので、細かい操作や面倒な設定は必要ありません。パソコンの再起動も行わないでできます。
Mozilla FirefoxのPocketを有効化するか、Mozilla Firefoxをアップデートするかしたら、次はPocketで記事を保存する準備をしていきましょう。ここからはMozilla FirefoxのPocketの準備手順を紹介していきます。
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