Linuxの検索方法!find/locate/dirコマンドの使い方!

パソコンに詳しい方なら使っているLinux。皆さんはコマンドでファイル検索をどのように行っていますか?どんなコマンドがあるのか気になりますよね。そこでここではLinuxの検索方法やファイル検索のコマンドについて詳しくご説明したいと思います。

目次

  1. 1【Linuxの検索方法】コマンドの使い方
  2. findコマンド
  3. locateコマンド
  4. dirコマンド
  5. 2【Linuxの検索方法】<findコマンド>ファイル/ディレクトリを検索  
  6. ディレクトリとは?
  7. findコマンドの基本動作
  8. 3【Linuxの検索方法】<findコマンド>サイズを指定して検索
  9. sizeオプションの使い方
  10. 4【Linuxの検索方法】<findコマンド>日時を指定して検索
  11. 任意の日時にアクセスしたファイル・ディレクトリの検索
  12. 任意の日時に更新したファイル・ディレクトリの検索
  13. 5【Linuxの検索方法】<findコマンド>パーミッションで検索
  14. permオプションの使い方
  15. 6【Linuxの検索方法】ユーザーを指定してファイル・ディレクリを検索する方法
  16. userオプションの使い方
  17. 7【Linuxの検索方法】locateコマンドの使い方
  18. locateコマンドの使い方
  19. 知っておくと便利なlocateコマンドのオプションとは
  20. 8【Linuxの検索方法】dirコマンドの使い方
  21. dirコマンドの使い方
  22. 9【dirコマンド】知っておきたいオプション
  23. 並び替え
  24. 情報の表示
  25. 合わせて読みたい!ファイルに関する記事一覧

【Linuxの検索方法】コマンドの使い方

Linuxとは、聞いたことはありますでしょうか?Linuxとは、パソコンに使われているものです。知り合いがLinuxを使っている。職場がLinuxを使用しているなどして、Linuxとは多少知っているという人もいるかもしれません。

Linuxとは?についてもう少し深堀をしていきます。Linuxとは、Unix系オペレーティングシステムカーネルであるLinuxカーネル、およびそれをカーネルとして周辺を整備したシステムである。フリーかつオープンソースなOSです。

Linuxとは、ソースコードが公開されているオープンソースのOSですので基本的に誰でも使うことができます。またLinuxでコマンドでファイル検索を行うにはどのような種類があるのか使い方も合わせて見ていきたいと思います。

findコマンド

findコマンドはファイルやディレクトリを検索するコマンドです。パソコンの中で作成したファイルがどこにあるかわからなくなった時はもちろん、Linuxを利用する上で設定ファイルを探すということはよくあることです。そういったものを探す役割があります。

findコマンドはどのような役割をするんだっけ?と思ったときには『find=見つける、探す』といった英語の意味合いから感じると覚えやすいですね。つまりfindコマンドの使い方は何かファイルを探すときに使います。

findコマンドを使うメリット

Linuxに限らずOSは膨大な量のバイナリやテキスト、デバイスファイルなどのファイルの種類を問わず管理することになります。そこで重要になってくるのが『ファイルの検索』です。『ファイル名がわかるがどこにそのファイルがあるかわからない』

『変更した日付はわかるが、名前がわからない』『とあるパーミッション情報をもっているファイルを列挙したい』など、そんなユーザーの断片的な情報からファイルを検索してくれる使い方ができるのがfindコマンドです。

Windowsの場合、右上の検索欄に検索したいファイル名などを入力すれば可能です。もちろんGoogle Desktopなども有用です。

locateコマンド

locateコマンドは『$ locate *.txt』などとすれば検索が出来、findほど強力ではないが、検索が非常に高速なので、ぱっとファイルを検索したい時などに重宝するコマンドです。精密にファイルを探したい場合、などはまずlocateコマンドを使います。

ある程度場所に見当をつけてからfindでしぼりだしするとよい。たいして漠然とファイル名の欠片が頭にあるのならばlocateを使用してぱっと探すというのがよいだろう。大まかな場所を探すのにlocateコマンドを使い、その後findコマンドで詳しく探し出します。

locateコマンドを使うメリット

findコマンドは非常に素直にファイルやディレクトリに検索をかけるのです。しかしHDDなどの媒体だと、検索する時間が膨大になることがあるので、ときと場合によっては『locate』コマンドを使用したほうが良いこともありまする。

locateコマンドはあらかじめファイルのデータベースを作成して、そのデータベースを参照して検索をかけるので非常に高速に動作するのですがデータベースを更新しないと、新しいファイルは反映されないので注意します。

dirコマンド

dirコマンドは自分が欲しいファイルがどこにあるかわからなかったときに検索できると便利です。Windowsでは、dirコマンドに/sオプションを付けることで、カレントディレクトリからサブディレクトリをたどって検索できます。

dirの通常の詳細情報ではなくパス付きのファイル名だけを表示したい場合には、/bオプションを付けます。

dirコマンドを使うメリット

dirコマンドを使うメリットはとにかくファイルの場所がわからなかったときにすぐに探し出してくれるコマンドなのでファイルがあるのか、ないのか…。といった場合に手軽にファイル検索を行うことができます。

基本的にdirコマンドはファイルやディレクトリの一覧を表示するときに使うコマンドとして使われます。

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【Linuxの検索方法】<findコマンド>ファイル/ディレクトリを検索  

さて、先ほどはLinuxのファイル検索を行うにあたってコマンドを3種類ご紹介しました。『findコマンド』『locateコマンド』『dirコマンド』です。これらの便利な使い方を知りたいですよね。この3種類にも細かいコマンド設定があります。

コマンドオプションを付けて検索をことでよりユーザーの欲しい情報を届けてくれます。そこでここではファイルの検索を行ってくれるfindコマンドの使い方やfindはどのようなものかについて見ていきたいと思います。

ディレクトリとは?

ファイルでのパーミッションの意味とは下記のがぞぅのようなものですが、これがディレクトリになると意味が違ってきます。基本ですがLinuxのディレクトリとは、WindowsやMacでいうところのフォルダのことです。

読み込み(read) ディレクトリ内のファイルを見る
lsコマンドをディレクトリ内で実行する
書き込み(write) ディレクトリ内に新規ファイルを作成する
実行(execute) 現在位置のディレクトリを指定する


ディレクトリでのパミッションで実行する場合、何段階があるディレクトリ構成の中で好きなディレクトリを現在位置に指定することができます。このことをカレントディレクトリといいます。

ファイルのパーミッションの場合は読み込みや書き込み、実行などの言葉からなんとなく連想できる動作ですが、ディレクトリのパーミッションの場合は、読み込みと実行が言葉とは全く違う意味の動作になるので気を付けましょう。

ディレクトリのパーミッションの設定を変更すると、ディレクトリ内のすべてのファイルの設定が変わってしまいます。ディレクトリのパーミッションはファイルのパーミッション以上に注意して変更しましょう。

特に書き込みを許可してしまうと新しいファイルを作成されてしまうので、ファイルでもディレクトリでも、書き込みは基本的に許可しないようにしてください。

findコマンドの基本動作

まずはfindコマンドを入力すると起きる基本動作を覚えておきましょう。基本書式は『$ find ファイル名』になります。findに続き、検索するファイル名を指定する。のです例えば、workディレクトリ内のtest01.datを検索する場合は以下になります。

『$ find ./work/test01.dat』で最後のスラッシュの右側にあるものがファイル名です。

findコマンドの基本書式

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この記事のライター
早乙女 美樹
元フィットネスインストラクター。 美容や健康、ファッションなどと幅広いジャンルの記事を担当し皆様に正しい情報を配...

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