PDFは広く用いられているファイル形式ですが、その管理に悩んでおられる方も多いでしょう。そこで『Evernote』を活用すれば簡単にPDFを取り込んだり、管理することができます。今回はその『Evernote』を使ったPDF取り込み・管理方法を紹介します。
Evernoteとは、様々な情報をメモ感覚で保存・閲覧することのできるアプリケーション・サービスです。この記事では、『EvernoteでPDFファイルを活用する』というテーマを中心に、上手に活用できる方法について紹介していきます。
Evernoteは単なる『メモ帳』ではありません。日常生活で得た大切な情報や、何気ないときにふと思い付いたアイデアをシームレスに書き出し、ノートという形で保存できます。
また、ノートはノートブックというグループに保存され、自分で決めたタイトルやタグごとにまとめることができるので、過去に作成したノートも参照しやすくなります。
Evernoteでできることは、主に以下の通りです。
Evernoteの特徴の一つとして、『PDFファイルを扱える』という点があります。これから、特定のPDFファイルをノートに取り込む方法について紹介していきます。
PDFファイルをEvernoteのノートに取り込むには、一定の手順を踏む必要があります。それは主に、2つの手順です。
PDFファイルをEvernoteにおける特定のノートに送る場合は、パソコンの場合はPDFファイルをノート画面にコピーアンドペースト、またはエクスプローラー画面からノート画面にPDFファイルをドラッグアンドドロップすることで直接送ることができます。
また、ブラウザ等からPDFファイルをダウンロードした場合は、ダウンロード完了後に『Evernote』で開くことによって、新規のノートに送ることができます。
PDFファイルが無事Evernoteに取り込まれたら、このようにノートに表示されます。この状態でPDF文章に注釈を加えたり、PDFが保存されているノートと同じノートに文章を入力することができます。
Evernoteによる文章のスキャンと保存が完了したら、次に必要なことは保存されたPDFファイルを『管理』することです。PDFファイルはどのように管理したり、必要な書類を検索することができるのでしょうか。
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