2023年04月12日更新
Web Companionが勝手にインストールされた!削除/アンインストール方法を解説
Windows10などのパソコンで、気付かない間にWeb Companionというソフトが勝手にインストールされていることがあります。そこで今回は、Web Companionが勝手にインストールされた場合の対処法と削除方法について解説していきます。
Web Companionが勝手にインストールされた時の対処法
Windows10などのパソコンで、気付かない間にWeb Companionというソフトが勝手にインストールされていることがあります。
ではなぜ、Web Companionというソフトが勝手にインストールされるのでしょうか。また、Web Companionとは一体どのようなソフトで危険性などはないのでしょうか。そこで今回は、Web Companionが勝手にインストールされた場合の対処法と削除方法について解説していきます。
Web Companionとは
Web Companionとは、一体どのようなソフトなのでしょうか。そこでここでは、Web Companionとはどのようなソフトなのか具体的に解説していきます。
Adaware(旧Lavasoft)社が開発/配布しているセキュリティソフト
Web Companionとは、Adaware(旧Lavasoft)社が開発/配布しているセキュリティソフトになっています。そして、気付かない間にWeb Companionが勝手にインストールされることがあります。また、Web Companionとは、常駐ソフトになっているためWindows10などのパソコンの下部にウェブコンパニオンと表示されます。
μTorrentなどの他のソフトウェアのインストーラーに付属していることが多い
ではなぜ、Adaware(旧Lavasoft)社が開発/配布しているWeb Companionが勝手にインストールされるのでしょうか。それは、Adaware(旧Lavasoft)社が開発/配布しているWeb Companionとは、μTorrentなどの他のソフトウェアのインストーラーに付属していることが多いためです。
そして、μTorrentなどの他のソフトウェアをインストールした際に、誤ってAdaware(旧Lavasoft)社が開発/配布しているWeb Companionを一緒にインストールしてしまっているのです。
ウイルス?危険性は?
Adaware(旧Lavasoft)社が開発/配布しているWeb Companionとは、セキュリティソフトになっていますが、ウイルスなどの危険性はないのでしょうか。それは、Adaware(旧Lavasoft)社が開発/配布しているWeb Companionでは、勝手にインストールされたり、有料ソフトなどを勧める通知が出るということが確認されています。
また、Adaware(旧Lavasoft)社が開発/配布しているWeb Companionの過去のバージョンでは、Komodia SSL Digestorが使用されていました。このKomodia SSL Digestorとは、通信の盗聴や、電子証明書を勝手に書き換えられる危険性があります。
そのため、Adaware(旧Lavasoft)社が開発/配布しているWeb Companionは、アンインストールすることをおすすめします。
Web Companionを削除/アンインストールする方法
μTorrentなどの他のソフトウェアをインストールした際に、誤ってAdaware(旧Lavasoft)社が開発/配布しているWeb Companionを一緒にインストールしてしまった場合は、ウイルスの危険性もあるためアンインストールすることをおすすめします。
そこでここでは、ウイルスの危険性もあるμTorrentなどの他のソフトウェアのインストーラーに付属しているWeb Companionを、アンインストールする方法について解説していきます。
スタートメニューの「アプリと機能」から削除
ウイルスの危険性もあるμTorrentなどの他のソフトウェアのインストーラーに付属しているWeb Companionを、アンインストールする方法①は、スタートメニューの「アプリと機能」から削除することです。
スタートメニューの「アプリと機能」から削除するには、まずタスクバーにある「Web Companionのアイコン」を右クリックして、「終了する」を選択してWeb Companionを停止します。
Windows10の画面左下にある「スタートメニュー」を右クリックして、「アプリと機能」を選択します。そうすると、アプリの一覧が表示されるので、「Web Companion」を選択して、「アンインストール」をクリックします。
もしも、アプリの一覧の中にWeb Companionがない場合は、「プログラムと機能」→「コントロールパネルホーム」→「プログラムのアンインストール」をクリックします。
そうすると、プログラムの一覧が表示されるので、「Web Companion」を右クリックして、「アンインストール」を選択します。そうすれば、Web Companionをアンインストールできます。
Web Companionをアンインストールしたら、システムフォルダ内にあるWeb Companionに関連するファイルの削除していきます。ファイルを削除する方法は、Windows10の画面左下にある「スタートメニュー」を右クリックして、「エクスプローラー」を選択します。
そして、「C:\Windows\System32」フォルダを開いて、「LavasoftTcpService.dll」か「LavasoftTcpService64.dll」がある場合は右クリックして、「削除」を選択します。次に、「C:\Windows\SysWOW64」フォルダを開いて、「LavasoftTcpService.dll」がある場合は右クリックして、「削除」を選択します。
手動でアプリケーションとレジストリの削除を実行
ウイルスの危険性もあるμTorrentなどの他のソフトウェアのインストーラーに付属しているWeb Companionを、アンインストールする方法②は、手動でアプリケーションとレジストリの削除を実行することです。
手動でアプリケーションとレジストリの削除を実行するには、まずタスクバーにある「Web Companionのアイコン」を右クリックして、「終了する」を選択してWeb Companionを停止します。
次に、Windows10の画面左下にある「スタートメニュー」を右クリックして、「エクスプローラー」を選択します。そして、「C:\Program Files (x86)」ファルダを開いて、「Lavasoft」を右クリックして、「削除」を選択します。
Windows10の画面左下にある「スタートメニュー」を右クリックして、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
「regedit」と入力して、「Enterキー」を押します。そうすると、レジストリエディターのユーザーアカウント制御の画面が表示されるので、「はい」をクリックします。そして、レジストリエディターが起動したら、「ファイル」→「エクスポート」をクリックします。
エクスポート範囲を「すべて」にして、「保存」をクリックして、レジストリのバックアップを取ります。
レジストリのバックアップを保存したら、「編集」→「検索」をクリックします。
レジストリの検索枠に「Web Companion」と入力して、「キー」・「値」・「データ」にチェックを入れて「次を検索」をクリックします。そうすると、レジストリの検索が開始されます。検索が完了して、「Web Companion」や「Lavasoft」が表示されたら、右クリックして「削除」を選択します。
そして、もう一度「F3キー」を押して検索して、「Web Companion」や「Lavasoft」が表示されたら、右クリックして「削除」を選択します。最後に、「レジストリをすべて検索しました」と表示されたら、レジストリエディターを終了して、パソコンを「再起動」します。
削除/アンインストール後にブラウザの拡張機能を削除/設定をリセット
ウイルスの危険性もあるμTorrentなどの他のソフトウェアのインストーラーに付属しているWeb Companionを、アンインストールする方法③は、削除/アンインストール後にブラウザの拡張機能を削除/設定をリセットすることです。
これは、Web Companionをインストールしたことによって、ブラウザの設定が変更されてしまう場合があるためです。そこでここでは、ウイルスの危険性もあるWeb Companionを削除/アンインストール後に、ブラウザの拡張機能を削除/設定をリセットする方法について解説していきます。
ここでは、Google Chromeでのリセット方法について解説していきます。まず、Google Chromeの画面右上にある「・・・」→「設定」をクリックします。
「リセットとクリーンアップ」→「設定を元の既定値に戻す」→「設定のリセット」 をクリックします。