Androidスマホを使っていて、突然画面がフリーズ(固まる)して動かない経験は誰しもあることでしょう。そもそもAndroidスマホがフリーズして固まる原因は何?ウイルス?対処法はある?初期化が必要?と疑問はつきません。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
まず、Androidスマホがフリーズ(固まる)して動かない状態になってしまう現象は主に
フリーズの簡単な見分け方としては、ホームボタンを押してみることです。ホーム画面に戻れるようであれば、そのアプリだけフリーズしておりAndroidスマホそのものや他のアプリはフリーズしていないと判断できます。
逆に、ホーム画面にも戻れず何も画面が動かないようなら、Androidスマホそのものがフリーズしているということになります。
まずこの章では、Androidスマホ内の特定のアプリがフリーズして固まるパターンの原因について説明していきます。実際にAndroidスマホの中ではどのような状態が起きてフリーズしているのでしょうか。
アプリがフリーズする原因の一つ目が、Androidスマホのメモリ不足により処理ができず動かない状態になっていることです。
Androidスマホのメモリは、PCのメモリほど容量がありません。PCではメモリを8GB搭載しているマシンもごく普通になってきていますが、Androidスマホのメモリは1~2G程度であることがほとんどです。特にオンラインゲームやグラフィックがきれいなアプリなどは、メモリを大量に消費しますので空き容量はすぐに少なくなります。メモリ不足はアプリやAndroidスマホが固まる大きな原因と言えますので、気を付けないといけません。
自分のAndroidスマホに搭載されているメモリの容量がいくらで、現在どの程度を消費しているかは設定画面で確認が可能です。普段スマホを使っているとどの程度メモリを消費しているのかを把握しておけば、アプリの多重起動を避けたりこまめにアプリを終了させるなどでフリーズの事前予防ができます。
1.まずはAndroidスマホで設定画面を起動します。「設定」などという名称でホーム画面やアプリ一覧にアイコンがあります。起動したら「画面・音・アプリ」をタップします。
ちなみにAndroidスマホの機種によって、メニュー一覧の名称やレイアウトが少し異なることがありますが、同じ機能は必ずあります。
2.「メモリ」という項目があります。この画面上でもAndroidスマホの搭載メモリと現在の使用量は確認できますが、タップすることで詳細画面に遷移が可能です。
3.メモリの詳細画面です。パフォーマンスが良好であることを示していなかったり、使用量が90%を超えているようであれば、メモリの空き容量が少なく危険な状態(フリーズしやすい)であることがわかります。
Androidスマホのアプリが動かない状態になるもう一つの原因は、スマホ本体のストレージ(PCのハードディスクにあたる、データ保存領域)の空き容量が少なくなっていることです。アプリは稼働中に一時的にデータを作成したり、データをセーブする際にストレージを使用することが多いです。そのためアプリが必要とする空き容量がないともちろん正常に動作せず、そのままフリーズしてしまうといったことにもなります。
Androidスマホのストレージ空き容量も、同じく設定画面で確認ができます。
1.メモリと同じ画面に「ストレージ」という項目がありますのでタップします。
2.内部共有ストレージ(本体のストレージ)とSDカードの容量が表示されますので「内部共有ストレージ」をさらにタップします。
3.ストレージ使用量の細かい内訳が確認できます。
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