2020年07月31日更新
Twitterの凍結されたアカウントを削除する方法
Twitterの運用をしていてアカウントが凍結されてしまったものを削除したいと考えたことはないでしょうか。このページではそんなTwitterアカウントの削除を検討している方のために、凍結解除と削除方法について詳しく説明します。
目次
Twitterでアカウントが凍結された!?
今や老若男女すべての世代が使用しているSNSといえばTwitterです。国内のTwitterの利用者数は4000万人にも上り今やTwitterを使い多くの人とのつながりやコミュニケーションを楽しむことは当たり前になっています。
そんなコミュニケーションツールとして日常に溶け込んでいるTwitterですが実はTwitterアカウントはTwitter社によって厳しく管理されています。
もしもTwitter社が定めるルールを破るような行為を行ってしまった場合故意でなくても直ちにTwitterアカウントが凍結されてしまうことがあります。
Twitterアカウントが凍結されてしまうとフォローやリツイート等Twitterの基本的な機能を凍結されたTwitterアカウントでは一切使用出来なくなってしまします。
この記事ではTwitterアカウントが凍結された方やアカウント凍結への対処方法を事前に把握したい人のためにTwitterアカウントが凍結した際の凍結解除方法と利用できなくなった場合の凍結したアカウント消去方法について詳しく説明します。
まず、Twitterアカウントが凍結されるとTwitterのフォロワー数のが0になるためすぐにTwitterアカウントが凍結されていることが分かります。
ここでTwitterアカウントが凍結された方やアカウント凍結について知りたい方に事前に把握しておいてほしいこととして、Twitterアカウントの凍結は3段階の重さがある警告処理になっているということです。
凍結における各段階の処理の重さは以下のようになっています。
- 1段階目:軽い警告、Twitterのホーム画面からすぐに凍結解除することが出来る。
- 2段階目:本凍結・削除対象リスト入り、Twitter者に向けてアカウント凍結解除申請をしないとTwitterアカウントの凍結解除が出来ない
- 3段階目:アカウント削除、ほとんどない稀有なことですがTwitter社によって凍結したTwitterアカウントが削除されます。
基本的に凍結されたアカウントで対処できるのは1段階目と2段階目のみになります。それぞれの段階で凍結されたTwitterアカウントの凍結解除方法の違いやその具体的な凍結解除方法については後述していきます。
ルールに違反するツイートをした
Twitterのアカウントが凍結される背景にはTwitterが定めたルールに使用しているTwitterアカウントが抵触することによって起こります。
凍結が行われた後は凍結原因を理解し、今後Twitterアカウントが凍結されないための対策を打つことでTwitterアカウント凍結のリスクを少しでも減らすようにしましょう。
Twitterアカウントが凍結される原因としては大きく以下の5つが考えられます。
- 短期間での大量フォロー・ツイートがされた
- Twitterツールの乱用
- Twitterアカウントに対するスパム報告やブロックが多い
- 長期間Twitterアカウントを放置している
- Twitterアカウントの大量作成された
では、それぞれについて詳細を説明していきます。Twitterアカウントの凍結に関して最も代表的な原因が「短期間の間に大量のフォローがされた場合」になります。
Twitterはユーザー同士のコミュニケーションを目的とするだけでなく、広告などの商業目的で利用されています。
このような商業目的でTwitterを利用する場合に、フォロワー数獲得のためにを短期間に大量にフォローを増やしてしまうとTwitterアカウントが凍結されてしまうのです。
商業目的での利用でもアカウントの凍結を防ぐために、適度な交流として1日に数十名程度のフォローに留めておくことが良いでしょう。
次に、ダイレクトメッセージの大量送信や誹謗中傷・個人情報漏洩する行為もTwitterアカウントが凍結しやすい行為とされています。
これは過剰にダイレクトメッセージを送ることや誹謗中傷・個人情報漏洩する行為は、「Twitterアカウントに対するスパム報告やブロック」を増加させてしまうため、迷惑行為をしているTwitterアカウントとTwitterに判断されてしまいアカウントが凍結されてしまうのです。
また、Twitterの自動ツールの利用についてですが、ツールの利用は凍結の対象のリスクに常にさらされている自覚を持って使用するようにしてください。
Twitterアカウントを安全に使用したい方にはあまりおすすめできません。
どうしても自動化したい場合は大量のフォローやスパム報告・ブロックが起きないよう、アカウントの凍結を防止するためにも1日のフォロー数などの設定を少なめに調整して使用するようにしましょう。
上述した通り短期間で大量にフォローを行っている場合や他の利用者への迷惑行為と判断される運用をするとTwitterアカウントの凍結対象にされてしまいます。
度が過ぎるフォロ-に関してはTwitterから「これ以上フォローできません」という警告が表示されます。
このメッセージが来たら1日のフォロー数を減らすなど、Twitterアカウントが凍結されないように対策を取りながら運用していくようにしましょう。
アカウントを作りすぎている
ここでは「アカウントの大量作成」によってTwitterアカウントが凍結される場合について説明します。
個人でアカウントを複数持ち同じ内容のツイートを繰り返していることが確認されるとTwitterアカウントが凍結される可能性があります。
これは通常のTwitter運用では起こりえない状況のためルール違反であるという判定を受けてしまうようです。
Twitterアカウントを大量に持つこと自体は問題なく凍結対象ではありません。
上述した通り短期間での大量フォローや悪質なツイート、なりすまし、迷惑行為などのために利用しているTwitterアカウントが1つでもあると同一IPで作成したアカウントがすべて凍結されてしまう恐れがあります。
ここで言う同一IPとは、PCやiPhoneやAndroidなどのスマホなどの利用機器をインターネット上で識別するための住所のようなものです。
使用しているネットワークと端末が記録されており、仮に端末を変えてアカウントを作成したとしても同じルーターからインターネットに接続している場合は同一IPで作成したTwitterアカウントと判断されます。
凍結の対象となる可能性があるため注意が必要です。
Twitter側のバグ
最後に、何もルール違反をしていない場合にTwitterアカウントが凍結されてしまうTwitter側のバグについて説明します。
普通にTwitterを運用していて凍結される場合は、何かのきっかけで自分が有名になりフォロワーが急激に増えた場合です。
一度に多くのフォロー返しを行うと不自然なフォロー数の増加とTwitterに判断され凍結されることがあるようです。
このようにTwitterのシステム上、例外的に凍結されてしまうことがあるのですが、現状特に対策は取られていないため、違反となるルールを理解し上手にTwitterを運用する他対策はありません。
Twitterで凍結されたアカウントを削除する
Twitterで凍結されたアカウントの削除方法について説明していきます。凍結されたTwitterアカウントと削除するためには、まずTwitterアカウントの凍結を解除する必要があります。
Twitterアカウントの削除を進めるためにも凍結解除について詳しく説明します。
Twitterアカウントが凍結された場合、「このアカウントは現在凍結されています。」という表示とフォロー数とフォロワー数が0となっています。
Twitterアカウントが凍結された場合も1段階目ならば凍結解除が簡単に可能になります。
上述した通りTwitterアカウントの凍結には段階があり、2段階目になると必要情報の入力やTwitterヘルプセンターへの異議申し立てが必要になってきます。
1段階目の凍結を解除する方法としては、Twitterへのログイン後「凍結されたアカウント」をクリックし、チェックボックスへのチェックと「画像認証」にある英数字を入力するとTwitterアカウントの凍結が解除されます。
2段階目の凍結解除にはTwitterヘルプセンターへの「異議申し立て」が必要になります。
Twitterの異議申し立てはTwitterヘルプセンターの「異議申し立て」サイトページにアクセスし、「アカウントの凍結またはロックに異議申し立てをする」という上記のサイトページを表示します。
異議申し立てページに必要事項を入力し凍結解除申請をし、異議申し立てが認められるとTwitterアカウントの凍結が解除されます。
PCでTwitterを開く
上記の方法でTwitterアカウントの凍結が解除されたら、通常のTwitterアカウントの削除方法にしたがってアカウントの削除を行っていきます。
注意点としてはiPhoneやAndroidなどのスマホの通常画面からはTwitterアカウントの削除申請はできないためPCを利用してサイトを見る。
またはiPhoneやAndroidなどのスマホからPCブラウザを開いてTwitterサイトを開きにログインしてください。
iPhoneやAndroidなどのスマホでしかTwitterを使っていない人もTwitterサイトをPCで検索します。
アカウントの作成時に登録した電話番号、メールアドレス、Twitterユーザーとパスワードを入力することで簡単にPC版のTwitterサイトにログインすることが出来ます。
また、スマホからPCサイトをブラウザ表示しTwitterアカウントを削除する方法については後述します。
設定を開きアカウントを削除をクリック
続いて凍結されたTwitterアカウントの削除方法について説明します。凍結されたTwitterアカウントの凍結が解除されたら削除したいTwitterアカウントでログインします。
削除したいTwitterアカウントでのログイン後は削除したいTwitterアカウントのプロフィールをクリックし、「設定とプライバシー」のサイトページに移ります。
削除したいTwitterアカウントで「設定とプライバシー」のサイトページを開くとサイトページを最下部に「アカウントの削除」という項目があるのでクリックしてください。
アカウントの削除をクリックするとTwitterアカウント削除のための退会ページに移ります。削除ページのの最後に「退会する」をクリックすると凍結されたTwitterアカウントの削除が完了します。
Twitterで凍結されたアカウントを削除すると?
凍結されたTwitterアカウントの削除には凍結解除を行った後、PCブラウザでTwitterサイトを開き自身のプロフィールから削除申請を行うことでTwitterアカウントの削除を行うことができます。
しかし、凍結解除しTwitterアカウントしても数十日はデータがTwitter内に残り、簡単にアカウントを復帰できてしまいます。
自身の誤った操作でせっかくおこなったTwitterアカウントの削除申請を解除しないよう、ここでは凍結されたTwitterアカウントの削除における注意点について詳しく説明していきたいと思います。
30日はアカウントのデーターは保存される
凍結されたTwitterアカウントの削除を行った後も削除済みのアカウントのデータは削除から30日間は保存されます。
削除済みのアカウントのユーザー名、メールアドレス、電話番号と削除済みのアカウントのパスワードでPC版のTwitterサイトにログインするか、iPhoneやAndroid対応のアプリからログインすると削除したTwitterアカウントが復活します。
削除したアカウントを凍結対象になったまま利用しない場合は、削除したアカウントでTwitterにログインはしないようにしてください。
また、削除したTwitterアカウントで使用していたユーザー名、メールアドレス、電話番号はTwitterを削除して30日後から新規の別アカウントとして使用することが可能になります。
凍結対象となってしまった後、再度同じユーザー名でTwitterの運用を続けたい場合は削除申請をした後30日待ってから同じユーザー名で新規アカウントを作成するようにしましょう。
アカウント復帰の申請(異議申し立て)をしてから行うのがおすすめ
何もTwitterのルールに抵触しない運用でアカウントの凍結がされた場合の対策としてはTwitterのヘルプセンターに異議申し立てをし、凍結解除申請をすることが最も効果的です。
異議申し立てで主張の正当性が認められると、どの段階の凍結処分でもTwitterアカウントの凍結が解除されます。
Twitterが定めるルール上、例外的に凍結がされてしまう場合がどうしてもあるため迷わず異議申し立てをしましょう。
また、どうしてもアカウントの凍結が納得できない場合についても1度異議申し立てを利用し、意見だけでも異議申し立てのサイトページからしっかり伝え、凍結解除を目指すと状況が好転する場合があります。
異議申し立てが通り、アカウントの凍結が解除されたら必ず対策をとり、今後異議申し立てを利用しなくても良いよう安全なTwitter利用の戦略を立てるようにしてください。
スマホからTwitterのアカウントを削除する方法
最後にiPhoneやAndroidなどのスマホからTwitterアカウントを消去する方法を説明していきます。上述した通り、iPhoneやAndroidなどのスマホ向けのサイトからはTwitterアカウントの削除は出来ない設定になっています。
よって、iPhoneやAndroidなどのスマホを利用する場合はPCブラウザでPC向けのサイトを表示する必要があります。
それでは、iPhoneやAndroidなどのスマホでPCブラウザのPC向けサイトを開き、アカウントの削除を行う方法は後述していきます。
Google Chromeを使う
iPhoneやAndroidなどのスマホから凍結されたTwitterアカウントの削除を行うためにはPCサイトを閲覧できるブラウザを利用する必要があります。
iPhoneやAndroidなどのスマホで利用できるPCサイトを閲覧可能なブラウザには以下のようなものがあります。
- GoogleChrome
- Firefox
- Yahoo!ブラウザ
- Opera Mini Web ブラウザ
- ドルフィンゼロ
上記PCサイト表示可能なブラウザの中でも、GoogleChromeはiPhoneやAndroidなどのスマホに標準で入っているPC表示可能ブラウザで利用しやすいものになっています。
iPhoneやAndroidなどのスマホの中でも特にAndroidを搭載しているスマホとの相性が良いものになります。
ここでは最も利用しやすいGoogleChromeを使ったiPhoneやAndroidなどのスマホからのTwitterアカウント削除方法について詳細を説明していきたいと思います。
スマホでPC版のTwitterを表示する方法
iPhoneやAndroidなどのスマホに搭載されているブラウザであるGoogleChromeを使ってTwitterサイトを利用するとまずTwitterのスマホ向けサイトが表示されます。
そこでブラウザ内に標準機能として搭載されているPC版のサイトを表示する機能を利用し、ブラウザでPC版のサイトを表示します。
ブラウザとしてGoogleChromeを利用する場合は、右上のメニューをタップし「PCサイト」にチェックを入れてください。チェックを入れるとスマホ用のサイトからPC用のサイトにブラウザの表示が移管します。
ブラウザにPC版のサイトが表示されたら、凍結されたTwitterアカウントでログインし、先ほどと同様「プロフィール設定」→「アカウントの削除を行う」という流れで削除申請を行うようにしてください。
Twitterの凍結されたTwitterアカウントを削除する方法をご理解いただけたでしょうか。
基本的に凍結されたTwitterアカウントの削除を行うためには凍結解除を行い、自身のTwitterアカウントのプロフィール設定からアカウントの削除を行う必要があります。
Twitterアカウントの凍結解除が進まない場合はTwitterヘルプセンターで異議申し立てを行うようにしてください。
また、Twitterアカウントの削除はiPhoneやAndroidなどのスマホからは出来ないためPCからPC版のTwitterにログインするか、GoogleChromeなどのブラウザの表示をPC版に切り替えてTwitterのサイトにログインし削除申請を進めるようにしましょう。